概要・あらすじ
近未来のカーレース「サイバーフォーミュラ」、それはナビゲーション用人工知能「サイバーシステム」を搭載したマシンがスピードを競い合うものだ。そのサイバーフォーミュラマシンの開発者を父に持つ14歳の風見ハヤトが偶然にも新しいマシン「アスラーダG.S.X」にドライバーとして登録されてしまった。
風見ハヤトは富士岡クオリファイというレースに参戦し、初めてのレースながら3位入賞の好成績を収める。
さらに全日本グランプリで世界ライセンスを獲得、一躍トップドライバーの仲間入りを果たす。以来風見ハヤトはライバルの新条直樹やカール・リヒター・フォン・ランドル、アスラーダG.S.Xの秘密を狙うミッシングリンクといった強敵と激しいレースを繰り広げていく。
登場人物・キャラクター
風見 ハヤト (かざみ はやと)
偶然アスラーダG.S.Xのドライバーに登録されてしまったことからサイバーフォーミュラに参戦することになった若干14歳の最年少ドライバー。レースを通じて逞しく成長していく。幼馴染みでチームメイトの菅生あすかと恋人になる。
ブリード 加賀 (ぶりーど かが)
荒っぽさが信条のクラッシュレースを生業とするレーサー。風見ハヤトの兄貴分的存在。後にアオイZIPフォーミュラからサイバーフォーミュラにデビューし、プロトジャガーZを駆る。
ナイト・シューマッハ (ないとしゅーまっは)
素顔を仮面で隠した天才ドライバー。その正体は菅生あすかの兄、菅生修。ミッシングリンクから風見ハヤトとアスラーダG.S.Xを守り、風見ハヤトを一流ドライバーにするためレースを通して鍛える。 ユニオンセイバー所属。愛機はナイトセーバー005。
新条 直樹 (しんじょう なおき)
F3優勝の実績をひっさげてアオイフォーミュラ所属のドライバーとしてサイバーフォーミュラにデビューする。スタッフと衝突することが多いが、そのたびに反省し実力を上げる。途中でBチームに降格されるが復活する。愛機はアオイ・スペリオンGT。
カール・リヒター・フォン・ランドル (かーるりひたーふぉんらんどる)
オーストリアの名門貴族の生まれで、スポーツ万能の14歳。菅生あすかを射止めるためサイバーフォーミュラに参戦する。同じ年齢で菅生あすかと仲のいい風見ハヤトに対抗する。ユニオンセイバー所属。
菅生 あすか (すごう あすか)
自動車メーカー、スゴウの社長令嬢で、スゴウアスラーダチームのオーナー代理。
フランツ・ハイネル (ふらんつはいねる)
知的なドライビングを身上とするドイツ代表ドライバー。自動車メーカーのシュトロゼックプロジェクトの御曹司で、自らが設計を手がけたサイレントスクリーマーβでサイバーフォーミュラに参戦する。
ジャッキー・グリーン (じゃっきーぐりーん)
スタースタンビード所属アメリカ人のドライバーで、スタンビードRSを操る陽気な男。かわいい女の子には目がな。カール・リヒター・フォン・ランドルとは喧嘩ばかりしている。
エデリー・ブーツホルツ (えでりーぶーつほるつ)
「壊し屋」の異名を持つロシア人。F1時代に大怪我を負って義眼と義手になる。アスラーダの秘密を狙うミッシングリンクに所属し、風見ハヤトを潰そうとする。愛機はミッショネルVR4。
その他キーワード
アスラーダG.S.X (あすらーだ じーえすえっくす)
『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の登場メカ。風見ハヤトの父である風見広之が独自に開発したサイバーシステムを搭載したマシン。他のサイバーシステムにはないニューロコンピュータにより人の感情まで解することができる。
クレジット
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