木崎 理世

木崎 理世

私の正しいお兄ちゃん(漫画)の主人公。読みは「きざき りぜ」。

登場作品
私の正しいお兄ちゃん(漫画)
正式名称
木崎 理世
ふりがな
きざき りぜ
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概要

富山県出身の現役女子大学生。進学のために実家を離れ、現在は三重県で一人暮らし中。生活費を賄うために通学の合間にスーパーマーケットでレジのアルバイトをしている。趣味は睡眠というくらい眠るのが大好きで、布団のぬくぬくさえあれば幸せを感じることができる。幼い頃、父親との離婚に踏み切ったお母さんは、木崎理世だけを連れて実家に戻る。その後、次から次へと恋人をつくっては別れる行為を繰り返し、そのことが近所中に知れ渡り、理世が心ない言葉を浴びせられ、傷つけられることもあった。理世は母親を恨んではいないが、現在に至るまで心のよりどころは兄の徳本正己だけだった。両親の離婚によって生き別れになった正己のことを今でも慕っており、恐竜のぬいぐるみを「お兄ちゃん」と呼んでその日にあった出来事を報告している。大学では友人はいなく、地味で目立たない存在。同じバイト先で働く内田海利と知り合い、心の中に思い描いていた正己の姿に似ていたことで興味を持つようになる。日常的に不眠の悩みを持つ海利が、バイトの休憩中に理世自身の肩を借りて眠ることができたのがきっかけで、次第に親しくなる。そんな中、海利の自宅で日記を読んでしまい、そこに綴られた過去の過ちについて知ることになる。海利が殺人を犯し、逃亡中という事実を知り、海利に恐怖心を抱くものの、日常の中で海利の優しさを感じ、自分の気持ちを抑えられなくなっていく。もともと自分が大学を卒業し、就職して余裕ができたら、正己を捜しに行こうと決めていたが、同じアパートに住む刑事の立花智弘の協力により、正己を捜してもらえることになった。後日、智弘が持ってきた情報から、身元不明の遺体の背中に兄と同じ格子状のやけど痕があるとわかり、兄が2年前すでに亡くなっていたことを知るが、その事実を受け止めることができず、智弘には適当なウソをついて否定した。直後、あまりのショックに自暴自棄になるが、海利の存在が理世の平常心を取り戻すことにつながった。さらに海利が殺した相手が、正己だという事実が発覚して、海利への復讐心が芽生える。しかし、殺害に至った理由について、海利の口から語られた言葉は、自分が知る正己の姿とはまったく違うことに驚き、真実を知るにつけて心は海利の方へと寄り添っていく。その結果、自分の海利への思いがゆるぎないものであると気づき、自分が正己の妹であるという事実を伏せたまま、海利を精神的に支えることを決意。互いにかけがえのない存在になっていく。ちなみに「木崎」は母方の姓。

登場作品

私の正しいお兄ちゃん (わたしのただしいおにいちゃん)

女子大学生の木崎理世は、幼い頃に生き別れになった兄の面影を重ね、同じスーパーマーケットで働く内田海利に思いを寄せるようになるが、ある時、海利の部屋で彼が人を殺したことが記された日記を見てしまう。しかも... 関連ページ:私の正しいお兄ちゃん

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