キャラクター紹介
ルパン三世の第一の相棒と呼ばれる男。拳銃の名手。あご髭を生やし、いつも中折れ帽をかぶっている。
漫画での次元大介
『ルパン三世』
原作漫画。 本作の次元大介は、ルパン三世の第一の相棒と呼ばれる男。拳銃の名手だが、この作品中では銃の種類はオートマチックである以外は不明。あご髭を生やし、いつも中折れ帽をかぶっている。ルパンとは幼なじみ。ルパン三世の父を殺した「キング」という男の手下になっていたが、これは妹が人質になっていたためであった。
以後、紆余曲折を経て、ルパン三世の相棒となり、大活躍する。
『ルパン三世B』
2014年に刊行されたモンキー・パンチ原作・馬場民雄作画、トムス・エンタテインメント監修の作品。 本作の次元大介は、アジトの留守番役を引き受けるが、不二子の勝手な行動のせいで、窮地に追い込まれる。
TVアニメーションでの次元大介
『ルパン三世 1st series』
1971年10月24日から1972年3月26日まで放映されたTVアニメ化第1シリーズ。
『ルパン三世 2nd series』
1977年10月3日から1980年10月6日まで放映されたTVアニメ化第2シリーズ。
『ルパン三世 PARTⅢ』
1984年3月3日から1985年12月25日まで放映されたTVアニメ化第3シリーズ。 本作の次元大介は、S&Wコンバットマグナムを愛用する早撃ち0.3秒の射撃の名手。ルパン三世とは長年コンビを組んでいる相棒である。友情を重んじる義理堅い性格だが、女好きで何度も騙されているルパンには呆れつつ手を焼いている。
『LUPIN the Third ~峰不二子という女~』
2012年4月5日から6月28日まで放映されたTVアニメシリーズ。 本作の次元大介は、暗黒街の用心棒稼業をしている殺し屋の男。早撃ち0.3秒のガンマンにして女嫌い。殺し屋を廃業してからは気ままな泥棒稼業の道へ進み、エジプトでルパン三世と出会ってパートナーを組むことになる。
『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』
1989年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第1弾。 本作の次元大介は、早撃ちは0.3秒という世界トップレベルの腕前で、愛用のリボルバー銃はS&W M19 コンバット・マグナム。常にタバコをくわえている愛煙家。一度、ルパンに仕事を持ち込んだものの断られてしまい、しかたなく旧友であるルースターと組んでお宝を取り戻そうと画策する。
『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』
1990年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第2弾。 本作の次元大介は、昔組んで仕事をしたとき、次元とその仲間をうらぎって仲間を死に追いやり、お宝をひとり占めしていったクレイジー・マッシュの消息をつかみ、彼への復讐の機会を待ちつつリベラの紹介でコルカカ島のコンサノに雇われている。
『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』
1991年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第3弾。 本作の次元大介は、ルパンと共にクラシックカーレースに出場し、先頭集団の中に不二子がいるのを発見する。
『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』
1992年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第4弾。 本作の次元大介は、ルパンとともに金塊を追っていく。
『ルパン三世 ルパン暗殺指令』
1993年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第5弾。 本作の次元大介は、ロシアの女性物理学者カレン・クオリスキーから父親殺しの仇として狙われるが、ICPO内の銭形の後任、キース・ヘイドンの奇襲によってなんとか回避。しかし、このキースによって逃げ込んだ小屋ごと爆撃されてしまう。
『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』
1994年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第6弾。 本作の次元大介は、ルパンと共に五エ門の後を追い「竜の置物」を探す。
『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』
1995年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第7弾。 本作の次元大介は、ハリマオの財宝の秘密を刻んだ三体の像を狙う。不二子と五エ門は世界規模のカルト軍団ネオ・ヒムラーについたが、彼はルパンと行動を共にする。
『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』
1996年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第8弾。 本作の次元大介は、主に単独で行動し、怪しげなテロ集団やICPOの新任本部長ジャン・ピエールを調べているうちに、ジャン・ピエールの正体に近づいていく。
『ルパン三世 ワルサーP38』
1997年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第9弾。
『ルパン三世 炎の記憶 ~TOKYO CRISIS~』
1998年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第10弾。 本作の次元大介は、虫歯の悪化により銃を撃つのもままならない状態に陥っている。その後、虫歯を治療しルパンと合流する。
『ルパン三世 愛のダ・カーポ ~FUJIKO's Unlucky Days~』
1999年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第11弾。
『ルパン三世 1$マネーウォーズ』
2000年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第12弾。 本作の次元大介は、ルパンと共に行動している時に愛用のマグナムを紛失し、相性の悪いルパンのワルサーを借りている。女性頭取シンシア・F・クレイモフに雇われた傭兵の男アレクセイ・ナビコフに胸を撃たれたルパンの柩を五エ門と共に淡々と埋葬する場面がある。
『ルパン三世 アルカトラズコネクション』
2001年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第13弾。 本作の次元大介は、次元と顔見知りのハイエナという男が登場し、性格の合わないヤツを闇に葬っている。
『ルパン三世 EPISODE 0 ファーストコンタクト』
2002年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第14弾。 本作の次元大介は、ルパン抹殺のためにガルベスに雇われている。この結果ルパンと知り合い行動を共にするきっかけができた。
『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』
2003年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第15弾。 本作の次元大介は、グルジアマフィアの首領イワン・クロコビッチ、通称ラッツの執事兼ボディガードのトカレフとの銃撃戦が勃発する。自動拳銃のマカロフを手に向かってくるトカレフに対して、自動拳銃の弱点であるジャム(排莢不良)を誘発させる作戦でみごと勝利する。
『ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の夜の蝶~』
2004年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第16弾。 本作の次元大介は、多国籍強盗団のボスジョゼフ・マルコヴィッチの部下サンタナが見境なく乱射する銃弾に「ガンマンの風上にも置けないヤツ」と言い放ち、最終的に鉄パイプと風車を利用した即席ライフルで倒している。
『ルパン三世 天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~』
2005年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第17弾。 本作の次元大介は、ブラッディエンジェルスの幹部ボンバー・リンダのマジックに翻弄されるも、1つの銃弾で、みごとに彼女の肩を撃つ。
『ルパン三世 セブンデイズ・ラブソディ』
2006年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第18弾。 本作の次元大介は、ルパンと競馬場の売上金の強奪計画を6日後に控え、その間に、かつての戦友ライアットと再会し、元上司にあたる巨大警備会社MIXの社長ガズ・キューイックから最新鋭兵器「N.D.W.」の資料を奪い取るという計画に乗る。ライアットには、昔の恋人ジェニーを誤って死亡させられたため、彼を恨んではいるものの、ガズとの過去もあり、今回は話に乗った。
『ルパン三世 霧のエリューシヴ』
2007年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第19弾。 本作の次元大介は、ルパンたちと北海道に来ており、魔毛狂介の手により皆と共にタイムスリップしている。今回は、予備のカートリッジを持っていなかったため6発しか弾がなかった。しかし、次元は自分で弾頭を作り、魔毛狂介がお不三に向けたナイフを撃ち落している。
『ルパン三世 sweet lost night ~魔法のランプは悪夢の予感~』
2008年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第20弾。 本作の次元大介は、半日ずつ記憶を失っていくルパンを助けようとするもガーリック大佐によって被弾する。
『ルパン三世VS名探偵コナン』
2009年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ。『名探偵コナン』とのクロスオーバー作品。 本作の次元大介は、ルパン三世に先行して、ヨーロッパの小国ヴェスパニア王国の王室警護隊の教官として潜入していた。王女ミラ・ジュリエッタ・ヴェスパランドの身替りとなった毛利蘭を追い、ヴェスパニア王国へやってきた江戸川コナンとコンビを組んで陰謀を追う。
『ルパン三世 the Last Job』
2010年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第21弾。 本作の次元大介は、仮面の男モルガーナが雇った殺し屋アンドレ・マクシムと戦うが、銃弾を通さない彼のプロテクターや巨大ヨーヨーに苦戦する。最終的にヨーヨーにジェットパックをつけて飛ばす作戦となる。
『ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~』
2010年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第22弾。 本作の次元大介は、五エ門と共に医療機器メーカー社長氷室の家に忍び込み、囚われていた少女美沙の秘密を知る。
『ルパン三世 東方見聞録 ~アナザーページ~』
2011年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第23弾。 本作の次元大介は、ルパンと共に行動している。ルパンがリサ・アルジェントに対して、自分たちはICPOの刑事と言っていることに黙って乗っている。
『ルパン三世 princess of the breeze ~隠された空中都市~』
2013年に放映された『ルパン三世』のTVアニメスペシャルシリーズ第24弾。 本作の次元大介は、盗んだ赤ん坊ラームを背負って銃を構える子連れ狼のような次元を見ることができる。終盤で殺し屋ヴィラーに心を操られるも、ラームが髭をひっぱるおかげで目が覚める。
劇場用アニメーションでの次元 大介
『ルパン三世 ルパンVS複製人間』
1978年に公開された『ルパン三世』劇場用アニメーション第1弾。 本作の次元大介は、峰不二子の持ちかけた依頼には乗り気ではなかったが、ルパン三世がそれを受けてしまったため、ルパンと共にマモーをめぐる事件に巻き込まれることとなる。
『ルパン三世 カリオストロの城』
1979年に公開された『ルパン三世』劇場用アニメーション第2弾。 本作の次元大介は、拳銃以上に、対戦車ライフルを使って敵と戦った。
『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』
1985年に公開された『ルパン三世』劇場用アニメーション第3弾。 本作の次元大介は、ルパンが狙うバビロンの黄金の探索に付き合い、マルチアーノ商会のコワルスキーたちと戦いを繰り広げた。
『ルパン三世 風魔一族の陰謀』
1987年に公開された『ルパン三世』劇場用アニメーション第4弾。 本作の次元大介は、ルパンとともに黒縄家の財宝を手に入れるために奔走する。
『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』
2013年に公開された『ルパン三世』と『名探偵コナン』をコラボレーションした劇場用アニメーション。 本作の次元大介は、来日中のアイドル歌手エミリオ・バレッティのボディガードをしている。
関連人物・キャラクター
ルパン三世 (るぱんさんせい)
キャラクター紹介『ルパン三世』の主人公。怪盗アルセーヌ・ルパンの孫。本名・年齢不明。明晰な頭脳と飛び抜けたテクニックで、奇想に満ちた犯罪計画を立ち上げ、実行し、お宝を手に入れる。盗みの前に、必ず予告を... 関連ページ:ルパン三世
江戸川 コナン (えどがわ こなん)
キャラクター紹介『名探偵コナン』の主人公。数々の難事件を解決し、日本警察の救世主とまで称される天才高校生探偵。運動神経にも秀で、趣味のサッカーは全国クラスの実力を有している。幼なじみの毛利蘭と遊園地に... 関連ページ:江戸川 コナン
登場作品
ルパン三世 (るぱんさんせい)
モンキー・パンチの代表作。怪盗アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世が、仲間とともに、変装や奇抜なトリックで盗みをはたらき、自分を狙うものを倒していく、お色気やギャグもふんだんに盛り込まれた、痛快ハー... 関連ページ:ルパン三世
ルパン三世 カリオストロの城 (るぱんさんせい かりおすとろのしろ)
ルパン三世の劇場版アニメ第2作であると共に、宮﨑駿の出世作となった初監督映画。カリオストロ伯爵一味とルパンファミリーの対決を描いて、ヒロインの美少女クラリスが注目された。 関連ページ:ルパン三世 カリオストロの城
ルパン三世 1st series (るぱんさんせい ふぁーすとしりず)
モンキーパンチのマンガ作品を原作にしたアニメ。青年層に向けた意欲作だったが、視聴率が伸び悩み、路線変更することになる。アンニュイな雰囲気が漂う前半に対し、後半は明るい冒険活劇となった。後半を担当したの... 関連ページ:ルパン三世 1st series
ルパン三世 2nd series (るぱんさんせい せかんどしりーず)
モンキーパンチのマンガ作品を原作にしたアニメ。『ルパン三世 1st series』の評価が高まったために作られた第2シリーズ。前作に比べ、明るく楽しい作品になっており、好評を博する。本作品の成功により... 関連ページ:ルパン三世 2nd series
ルパン三世VS名探偵コナン (るぱんさんせい ゔぁーさす めいたんていこなん)
本来、異なる作品である『ルパン三世』と『名探偵コナン』のキャラクター同士を共演させたクロスオーバー作品。世紀の大泥棒ルパン三世と、天才少年探偵江戸川コナンが共に陰謀に立ち向かうミステリー・アドベンチャ... 関連ページ:ルパン三世VS名探偵コナン