概要
日本の漫画家。男性。青山学院大学文学部二部教育学科卒業。小学生の頃から漫画を描き始め、大学在学中に投稿活動を開始。1991年、『面食いショウの孤独』でアフタヌーン四季賞冬のコンテスト準入選、『康子』でビッグコミック賞佳作を受賞。1997年、「ビッグコミックオリジナル」増刊号に『屋根の上の魔女』を発表し、漫画家デビューする。高田靖彦のもとでアシスタントを務めながら、各誌に作品を発表。2005年、「漫画アクション」に読み切り作品として『鈴木先生』を発表し、後に連載化。中学教師とその担当クラスの生徒たちを描いた本作は高く評価され、テレビドラマ化や劇場映画化もされるヒット作となった。2007年には同作で文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)を受賞。その他の代表作に『惨殺半島 赤目村』(原案協力:中島直俊)、『漫画訳 雨月物語』(原案:上田秋成)、『火花』(原作:又吉直樹)、『古代戦士ハニワット』などがある。
ヒストリー
- 1970年8月21日
佐賀県杵島郡江北町に生まれる。父親が自衛官であったため、各地を転々として育つ。
小学生のころから漫画を描き始める。小学5年で東京都に引っ越して以降、都内在住。
- 1991年
『面食いショウの孤独』でアフタヌーン四季賞冬のコンテスト準入選を受賞。
- 1997年
「ビッグコミックオリジナル」増刊号に『屋根の上の魔女』を発表し、漫画家デビュー。
- 2005年
「漫画アクション」に読み切り作品として『鈴木先生』を発表し、後に連載化。
- 2007年
『鈴木先生』で文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)を受賞。
受賞
- 1991年
アフタヌーン四季賞・冬のコンテスト準入選/『面食いショウの孤独』
ビッグコミック賞佳作/『康子』
- 2007年
第11回 文化庁メディア芸術祭優秀賞/『鈴木先生』 マンガ部門