武田 清政

武田 清政

赤ちゃん本部長(漫画)の主人公。読みは「たけだ きよまさ」。別称、本部長。

登場作品
赤ちゃん本部長(漫画)
正式名称
武田 清政
ふりがな
たけだ きよまさ
別称
本部長
別称
きーちゃん
関連商品
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概要

「株式会社モアイ」の営業部で本部長を務める男性。周囲からは「本部長」と呼ばれている。年齢は47歳。もともとは身長180センチ、体重80キロの巨体で、俳優のイ・ビョンホン似を自称するイケオジだったが、ある日突然赤ちゃんの姿になってしまう。見た目は生後約8か月くらいの赤ちゃんだが、中身は47歳のまま。一方で、本人にやる気はあるものの、体がそれを許さないことが多い。歩行やお辞儀などは頭が重いせいでうまくいかないため、社内を一人で歩くときは歩行器を使っている。食欲は旺盛で、カツカレーやカップラーメンなどを食べたい気持ちはあるものの、受け付けるのは離乳食だけ。ミルクは「はぐくみ」か「ほほえみ」が好み。営業部内でおむつを替えられるときには羞恥心があり、日々それに耐えている。だっこや母乳に興味を持っているが、それは赤ちゃんとしてではなく、47歳の男として。そのため、「赤ちゃんエロ部長」と呼ばれかけることもあった。時間が経過しても体は変わらないが、能力だけはゆっくりと成長中で少しずつできることも増えてきている。もともとの姿である武田清政(本部長)は、仕事も有能で職場では頼りにされていた。しかし、少々わがままな性格で、酒癖が悪かったり香水の香りがきつすぎたりするなど何かと手のかかるタイプだった。そのため周囲からは赤ちゃんになり、かわいい分だけ現状の方が扱いが楽と思われているところがある。妻・ミサコとは、義父の反対を押し切って大学時代に学生結婚をしたが、妊娠によって孤独を感じるようになったミサコと自分のあいだに感覚の相違があり、結果として離婚に至った。それ以来、一度もミサコと会っていないが、ミサコへの愛情はまだ抱いている。現在は娘のミイコと二人で暮らしており、日常の世話をお願いしている。ふだんはあまり口には出さないが、ミイコを溺愛している。現在営業二課の部長を務める清水は、自分が前の会社に勤めていた時の上司の関係で、仕事で悩んでいた際に相談に乗ってくれていた。その後、現在の会社にいい条件で入社できるように背中を押してくれたのも清水だった。しかし、先に本部長に昇進したため、清水の上司となった。今も清水のことを尊敬しており、仕事終わりに一杯飲むこともあり、その関係は現在も続いている。のちに、実母であるおばあちゃんの話から、本部長が赤ちゃんの姿になってしまったのはこれで三回目であることが判明した。一回目は父親が亡くなった時で、二回目はミサコと離婚することになった時だった。どちらも一年くらいで元の姿に戻ったが、その時のことは本部長自身はまったく覚えていない。実は今回赤ちゃんになった原因はミイコを傷つけたことにあったが、すべての根底には、厳しかった父親から男らしい男になることを強いられて生きてきたことにあり、強くならなくていい、かわいくなって愛されたいという気持ちがこの事態を引き起こした。ちなみに赤ちゃんになった要因には、生後すぐに息を引き取った本部長の双子の兄の霊が関係している。洋子からは「きーちゃん」と呼ばれている。

登場作品

赤ちゃん本部長 (あかちゃんほんぶちょう)

営業部の本部長を務める47歳の武田清政(本部長)は、ある日突然赤ちゃんになってしまう。見た目は生後8か月の赤ちゃんながら、中身は元のおじさんのままという状態に、会社の部下や取引先の関係者らは混乱する。... 関連ページ:赤ちゃん本部長

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