Steins;Gate

Steins;Gate

ひょんなことからタイムマシンを完成させてしまった青年は、過去の改変を繰り返すうちに世界の歴史を歪めてしまう。崩れ落ちていく日常と、世界を揺るがす大事件へ立ち向かう青年の姿を描いたタイムトラベルアドベンチャー。5pb.よりリリースされたテレビゲーム「科学アドベンチャーシリーズ」の第2作『STEINS;GATE』のコミカライズ作品で、「月刊コミックアライブ」2009年11月号から2013年9月号にかけて不定期で連載された。

正式名称
Steins;Gate
ふりがな
しゅたいんず げーと
原作者
5pb×ニトロプラス
作者
ジャンル
その他SF・ファンタジー
関連商品
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あらすじ

プロローグ(1巻)

大学生の岡部倫太郎(オカリン)は、幼なじみで女子高生の椎名まゆりとともに、秋葉原で行われたタイムマシン開発成功を発表する記者会見に足を運んだ。会見終了後、オカリンは血だまりの中に倒れ伏す牧瀬紅莉栖を発見。友人の橋田至に慌ててその状況をメールで送信した途端、オカリンは奇妙な感覚に襲われる。そして気がつくと、秋葉原の街からは人が消え、つい先ほどまで自分がいた会見場に、巨大な人工衛星が衝突していたのだった。

タイムマシンの完成(1巻~2巻)

岡部倫太郎(オカリン)をはじめとする未来ガジェット研究所のメンバーは、偶然にもメールの文面だけを過去に送ることができる発明品、電話レンジを発明した。だがメールを送るたびに少しずつ過去は改変され、結果として世界の歴史がもとのものとは大きく乖離してしまう。そんななか、牧瀬紅莉栖が電話レンジの仕組みを解明、人間の記憶を過去へ送るタイムリープマシンを完成させる。だがマシンの完成直後、謎の集団がオカリンたちを襲撃し、椎名まゆりが殺害されてしまう。オカリンは仲間が殺される未来を変えるため、マシンを使用して大規模な過去の改変に挑む。

惨劇の回避(2巻~3巻)

タイムリープ自体は成功したものの、過去を何度繰り返しても椎名まゆりの死を覆すことはできなかった。苦悩する岡部倫太郎(オカリン)のもとへ、2036年からやって来たタイムトラベラーだと名乗る少女、阿万音鈴羽が現れる。彼女はオカリンに、まゆりの死を回避するためには、オカリンがタイムマシンの完成しなかった世界線へ行くしかないことを告げる。

パロディネタ

作中では実在するものや、それをもじったインターネットスラングが頻繁に登場する。例として、現実のインターネットに現れて未来人を名乗った「ジョン・タイター」をモチーフにしたエピソードが、物語上重要な役割を持っていたり、主人公の口癖が、インターネット上で有名な「食堂の男」を意識したものになっていたりする。

モデルになった街

物語の舞台は秋葉原で、ラジオ会館などの実在の建物や、老舗のメイド喫茶をもじった名前の店が登場する。「聖地巡礼」と称して、作中に登場した店や建物を実際に訪れるファンも数多く存在する。

メディアミックス

TVゲーム

本作『Steins;Gate』は、XBOX360やPlayStation4をはじめとした、さまざまな機種で展開されたTVゲーム『STEINS;GATE』を原作としている。この作品に関連して、3つのスピンオフ作品が発売されている。『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』は、本編とは打って変わってシリアス要素が殆どなく、ヒロインたちと甘い恋愛を楽しめるXbox360用に発売されたゲーム、『STEINS;GATE 変移空間のオクテット』は、8bitのレトロPC環境でプレイできるファンディスク、『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』は、サブキャラクターたちのショートシナリオを楽しめるPS3/XBOX360用ソフトである。いずれも本編とは異なる世界線の物語になっている。

TVアニメ

2011年4月から同年9月まで、TVアニメ版が独立UHF局他AT-Xで放送された。全24話。監督は佐藤卓哉浜崎博嗣、シリーズ構成は花田十輝、キャラクターデザインは坂井久太、アニメーション制作はWHITE FOXが担当した。また、キャストは岡部倫太郎を宮野真守、椎名まゆりを花澤香菜、橋田至を関智一、牧瀬紅莉栖を今井麻美が演じた。

劇場版アニメ

2013年4月20日より全国主要都市にて、劇場版アニメ『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』が公開された。原作TVゲーム版における本編終了後を描く後日談であり、牧瀬紅莉栖の視点で物語が展開される。制作陣とキャストはTVアニメ版と同じである。

WEBラジオ

2009年9月11日から同年10月30日まで、インターネットラジオ「HiBiKi Radio Station」内で『STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局』が放送された。パーソナリティは牧瀬紅莉栖役の今井麻美と、椎名まゆり役の花澤香菜の2人が務めた。全8回放送。

コミカライズ

本作『Steins;Gate』以外にも非常に多くのコミカライズ版があり、アンソロジーを含めると20以上にも及ぶ。内容は、ゲーム本編をコミカライズした本作の他に、サブキャラクターを主人公としたスピンオフや、『STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん』をはじめとしたファンディスクの内容をコミカライズしたものがある。

ドラマCD

本作『Steins;Gate』の原作となったTVゲーム『STEINS;GATE』に関するドラマCDとして、『STEINS;GATE ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%』、『STEINS;GATE ドラマCD β「無限遠点のアークライト」ダイバージェンス1.130205%』、『STEINS;GATE ドラマCD γ「暗黒次元のハイド」ダイバージェンス2.615074%』の3種類が発売されている。

小説

本作『Steins;Gate』の原作となったTVゲーム『STEINS;GATE』に関する小説も多数出版されているが、代表的なものに、ゲーム本編のストーリーを描いた海羽超史郎の『STEINS;GATE-シュタインズゲート- 円環連鎖のウロボロス』がある。その他、ファンディスクのノベライズやオリジナルの短編集など、多彩に展開がされている。

アプリ

2011年8月26日から、フロンティアワークスよりiPhone用アプリ『シュタインズ・ゲート for iPhone 世界線時計』が配信されている。これは作中のダイバージェンスメーターを模したアラーム付きの目覚まし時計アプリ。Twitterと連動してアプリから直接呟(つぶや)ける機能や、各キャラの目覚ましボイスが聴ける機能が備わっている。

舞台

2013年10月12日から20日まで、『LIVING ADV「STEINS;GATE」』というタイトルで、「Zepp Diver City」にて舞台が上演された。ストーリーはゲーム本編に沿っているが、エンディングは6つのルートに分かれており、日によって違う結末を迎える構成になっていた。キャストは、岡部倫太郎を渡辺大輔、牧瀬紅莉栖を外岡えりか、橋田至を長友光弘、椎名まゆりを小池里奈が演じた。

パチスロ

2015年10月26日から、パチスロ機『想定科学パチスロ STEINS;GATE~廻転世界のインダクタンス~』が全国のホールに導入された。開発元はオーイズミ。開発にあたっては原作のTVゲームを制作した5pb.が全面協力しており、完全新規のアニメーションを搭載している。

登場人物・キャラクター

岡部 倫太郎 (おかべ りんたろう)

都内の大学に通う18歳の青年。いわゆる「中二病」患者であり、「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」を自称している。発明サークル「未来ガジェット研究所」を立ち上げた人物であり、所長を務めている。人類の中で唯一、世界線を移動しても記憶が引き継がれる能力「リーディングシュタイナー」を持つ。その能力を利用して、椎名まゆりが殺害される未来を防ごうとする。 その過程で、まゆりの死と牧瀬紅莉栖の死がトレードオフの関係であることを知り、苦悩する。そして、両者を同時に救うべく、すべての問題が解決するアトラクタフィールドを探し出すことを決意する。

牧瀬 紅莉栖 (まきせ くりす)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。わずか17歳でアメリカの大学を飛び級で卒業した天才少女。タイムマシンに関する研究をしており、ドクター中鉢の会見の場で岡部倫太郎(オカリン)と出会う。性格はクールで口が悪く、オカリンの中二病発言に対しては、常にキツいツッコミを入れている。実力主義社会のアメリカの研究所で育ったため愛想がなく、友達もいなかった。 研究所のメンバーと関わるうちに打ち解け、絆を深めていく。電話レンジの仕組みを解明し、記憶だけを過去へ送るタイムリープマシンへと生まれ変わらせた。

橋田 至 (はしだ いたる)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。岡部倫太郎(オカリン)と同じ大学に通う恰幅の良い青年。機械いじりとメイド喫茶通いが趣味。特にメイド喫茶「メイクイーン・ニャンニャン」の秋葉留未穂を溺愛している。会話の中で「テラツマンナス」「説明乙」などのネットスラングを多用する。オカリンの指示で、SERNのデータベースにハッキングを仕掛け、SERNが9年前から秘密裏に、タイムトラベルに関する研究をしていたことを突き止める。

椎名 まゆり (しいな まゆり)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。岡部倫太郎(オカリン)の幼なじみ。巨乳の女子高生で、秋葉原にあるメイド喫茶「メイクイーン・ニャンニャン」でアルバイトをしている。天然ボケした性格で、間延びした喋り方をする。11歳の時に祖母が亡くなり、失語症のようになってしまっていたところを、オカリンに救われた過去を持つ。 現在のアトラクタフィールドでは、どうあっても死ぬ運命にあり、オカリンは彼女を救うために奔走することとなる。

桐生 萌郁 (きりゅう もえか)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。秋葉原にある編集プロダクションでアルバイトをしている20歳の女性。レトロPC「IBN5100」を血眼になって探しており、情報を得るために、秋葉原で偶然出会った岡部倫太郎(オカリン)と無理矢理連絡先を交換する。基本的に無口無表情の女性であり、携帯電話のメール越しでないと会話ができない。 メールの文面では、打って変わってハイテンションになることが多い。正体はSERNの特殊部隊ラウンダーの工作員。タイムリープマシンを完成させたオカリンたちを襲い、椎名まゆりを殺害する。

漆原 るか

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。秋葉原にある柳林神社の跡取り息子。華奢な体つきと非常に可愛らしい顔から、女性と間違えられることが多い。岡部倫太郎(オカリン)からは「ルカ子」と呼ばれている。オカリンへ対して、ほのかな恋心を抱いており、心の奥底では本当に女性になってしまいたいと思っている。

秋葉 留未穂 (あきは るみほ)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。椎名まゆりと同じく秋葉原にあるメイド喫茶「メイクイーン・ニャンニャン」で働いている女子高生。「フェイリス・ニャンニャン」は、そのメイド喫茶で使っている源氏名。岡部倫太郎とはゲーム仲間であり、彼のことは「凶真」と呼んでいる。実は秋葉原一体の土地を所有する地主の娘であり、秋葉原に萌え文化を導入しようと提案したのも彼女である。

阿万音 鈴羽 (あまね すずは)

発明サークル「未来ガジェット研究所」のメンバー。研究所が入ったビルの1階にあるブラウン管工房で、アルバイトをしている少女。「連絡先のわからない父親を捜して東京に来た」と、素性について、岡部倫太郎(オカリン)に説明していた。その正体は、2036年からやって来たタイムトラベラー。オカリンたちと接触したのは、タイムマシンの完成を阻止するためであった。

天王寺 裕吾 (てんのうじ ゆうご)

ショップ「ブラウン管工房」を経営している大柄の中年男性。ショップは、発明サークル「未来ガジェット研究所」が入っているビルの1階にある。ビル自体のオーナーでもある。その正体は、ラウンダーへ指令を出すSERNの工作員。偽名を名乗って、桐生萌郁を操っていた張本人であった。

牧瀬 章一 (まきせ しょういち)

秋葉原でタイムマシン開発成功の記者会見を行った発明家の男性。偏屈で、学会から目の敵にされている。記者会見の最中、岡部倫太郎から研究理論にケチをつけられ、激昂して彼を会見場から追い出した。牧瀬紅莉栖の父親だが、自分より出来の良い娘を疎ましく思っている。

ジョン・タイター (じょんたいたー)

突如インターネット上に現れた自称未来人。2036年から、レトロPC「IBN5100」を入手するためにやって来たと話す。タイムトラベルに関する詳しい情報を持っている。メールで岡部倫太郎と接触した際は、「世界線を越えても記憶を保てる貴方に救世主になってほしい」と発言し、彼を焚きつける。

集団・組織

未来ガジェット研究所 (みらいがじぇっとけんきゅうじょ)

岡部倫太郎(オカリン)が設立した発明サークル。秋葉原の雑居ビルの2階を拠点にしている。オカリンをはじめとしたメンバーが、日夜怪しげな発明品を作っており、その過程で偶然にも、過去へメールを送ることができる電話レンジができあがってしまう。

ラウンダー

SERNが統括する特殊部隊。桐生萌郁をはじめとした工作員が、世界中に散らばっている。その目的はIBN5100の捜索と、世界各地のタイムマシン研究を潰して、その研究者をSERN本部へ連れていくことである。かなりの規模を誇る組織で、岡部倫太郎たちを襲撃した際には、山手線をストップさせ、秋葉原の交通網を麻痺させることすらやってのけた。

SERN (せるん)

ヨーロッパ原子核共同研究施設の略称。スイスのジュネーヴにある世界最大規模の素粒子物理学の研究所。ジョン・タイターは、この機関が2034年にタイムマシンを完成させると予言している。特殊部隊ラウンダーを組織しており、IBN5100の捜索と世界各地のタイムマシン研究の撲滅を秘密裏に行っていた。

場所

ブラウン管工房 (ぶらうんかんこうぼう)

未来ガジェット研究所が入ったビルの1階にあるパーツショップ。ビルと同じく天王寺裕吾がオーナーを務めている。その名の通り、ブラウン管のみを扱っており、客足は非常に少ない。裕吾1人で経営しているため、出張などが入ると店を閉めていた。阿万音鈴羽がやって来てからは、彼女を店番にして開けておくようになった。

メイクイーン・ニャンニャン (めいくいーんにゃんにゃん)

秋葉原にあるコスプレメイド喫茶。椎名まゆりと秋葉留未穂(フェイリス)が働いている。フェイリスはこの店のオーナー。老舗の古き良きメイド喫茶であり、橋田至はフェイリス目当てでこの店に通う常連である。

柳林神社 (やなばやしじんじゃ)

秋葉原にある神社。漆原るかの父親が宮司を務めている。何者かによって「IBN5100」が奉納されている。るかの父親は、「いつかこれを譲ってほしいと頼みに来る青年が現れるから、その時は快く譲ってやってほしい」と言伝をされていた。

その他キーワード

世界線 (せかいせん)

多層的な世界を繋ぐ線を表す概念。世界は「前の状態から可能性としてあり得る世界」へと常に分岐しており、それら「分岐する可能性のあるすべての世界」を束ねたものが世界線である。過去の改変により時間の流れや歴史に矛盾が生じると、その世界線は崩壊し、改変された後の過去に従う世界線が再構築される。これを「世界線の移動」と表現する。 事象や人々の記憶も完璧に書き換えられるため、本来はこの現象を観測できる人間は存在しない。しかし、岡部倫太郎ただ1人だけが、再構築される前の世界線の記憶を保つことができる。また、大幅な改変が行われない限りは、再構築された新たな世界線が辿る未来は、再構築される前の世界線と同じものになる。

アトラクタフィールド

複数の世界線が収まっている範囲を表す概念。過去が改変されると、世界線は移動するが、この範囲内で収まるくらいの移動ならば、同じ未来へと収束する。よって、アトラクタフィールドを越えて違う未来へ辿り着くには、大幅な過去の改変を行わなければならない。

ダイバージェンス

世界線が再構築された際、前の世界線とどれほどの差異があるのかを示す数値。岡部倫太郎は、ダイバージェンスメーターを開発した世界線を、基準値である0.000000%と定義している。今のアトラクタフィールドを越えて別のアトラクタフィールドに到達するには、ダイバージェンス1%を越える改変を行わなければならない。

ダイバージェンスメーター

ダイバージェンスを測ることのできる装置。未来の岡部倫太郎(オカリン)が開発した。開発時点での世界線変動率を、基準値の0.000000%と定義している。ニキシー管を使用して作られており、現在のオカリンは「こんなもので作るのは俺しかいないだろうな」と発言している。

リーディングシュタイナー

世界線を移動しても、記憶を保持し続けることができる能力。岡部倫太郎(オカリン)が持っており、名付け親はオカリン自身。正確に表現すると、世界線を移動した際に記憶の再構築に失敗する現象である。そのため、オカリンは再構築された世界での記憶は一切持っていない。

IBN5100 (あいびーえぬ)

ジョン・タイターと桐生萌郁が探し求めていたレトロPC。SERNが実験で使用していた特殊なプログラムのコードを、解読する機能が隠されている。何者かによって柳林神社に奉納されている。岡部倫太郎はこれを使って、SERNの陰謀を知ることとなる。

電話レンジ (でんわれんじ)

未来ガジェット研究所が8番目に開発した発明品。電子レンジに携帯電話を繋いでおり、遠隔操作が可能になっている。偶然にもタイムマシン機能が備わっており、全角36文字までのメールを、指定した時間とアドレスに送信することができる。

クレジット

原作

5pb×ニトロプラス

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