概要
帰山美玲の同居人で想い人。集英館大学に通う2年生の男子。誕生日は8月18日、血液型はA型で、好きな色は白。立花悟は、苗字は違うが実の弟。前髪を目の上で切った、金色のウルフカットの髪型をしている。大学ではミスターキャンパスとして知られるアイドル的存在で、周囲の女性たちからは「まのりん」と呼ばれている。また、元恋人の青山野乃香からは「フミ」と呼ばれている。周囲から「国宝級」と称されるほどの美男子で、家も非常に裕福なセレブ。しかし、それを鼻にかけない穏やかで寛容な性格。美玲とは、ある日バイクに乗って移動中に、自転車に乗った美玲が信号無視でぶつかって来た事で知り合った。その直後、美玲が貧しさを理由に高校入学直前にして引っ越しを余儀なくされている事を知り、「事故の慰謝料・治療費を請求する代わりに、自分の家に住み込む形で家政婦として働かないか」と持ち掛ける。美玲のピュアで世間知らずな一面を可愛らしく思っており、ついからかうような言動をする事が多い。家庭環境は複雑で、5歳の時に両親が離婚している。その際、母親に捨てられたと感じ強い不信感を持つに至り、離婚後は一切会わず、そのため悟の存在も知らなかった。父親とも良好な関係とは言えず、2年ほど会わない日々が続いている。大学入学時から、家族とは離れて、父親が所有する高級マンションの10階で一人暮らしている。そのため誰かの手料理に飢えており、美玲の作る料理が大好き。好物は美玲の作った肉じゃがとエビアボカドピザ。朝が苦手でアラームでは起きられないため、毎朝美玲に起こしてもらっている。おしゃれなダイニングカフェでアルバイトをしており、接客態度もよく、さらに客たちの好みのメニューを把握している事から非常に評判が高い。学校の成績にはむらがあり、真面目に勉強している時とそうでない時の差が激しい。好きな映画は「アメイジング・ラビットマン」。Eメールアドレスに「manonono823」の文字列を使っているが、これは、自身の「真野」と、「野乃香」の名前を合わせた「まののの」をアルファベットにしたものに、二人が知り合った「8月23日」を組み合わせたものが由来となっている。中学時代はやややんちゃだったため、ボクシングの試合で黒須竜則を本気にさせる程度には喧嘩が強い。
続編『僕の家においで Wedding』では年齢は22歳となっている。美玲とは同居生活を経てお互いの両親公認の恋人同士となり、彼女の高校卒業と同時にプロポーズした。現在は結婚式を挙げるために美玲と準備を進めながら、幸せな新婚生活を送っている。美玲の手料理が大好き。
登場作品
僕の家においで (ぼくのいえにおいで)
極端にネガティブで貧しい女子高生が、ひょんな事から裕福な男子大学生の住み込み家政婦としていっしょに暮らす事になる同棲ラブ・コメディ。コミックス第1巻から8巻収録分に当たる1から33話までは、集英社「り... 関連ページ:僕の家においで
僕の家においで Wedding (ぼくのいえにおいで うぇでぃんぐ)
優木なちの代表作『僕の家においで』の続編。現代日本を舞台に、貧乏ネガティブ純情女子・帰山美玲と国宝級美男子・真野典哉による極上の新婚生活を描いたドキドキ新婚ラブストーリー。前作『僕の家においで』と同様... 関連ページ:僕の家においで Wedding