僕の家においで

極端にネガティブで貧しい女子高生が、ひょんな事から裕福な男子大学生の住み込み家政婦としていっしょに暮らす事になる同棲ラブ・コメディ。コミックス第1巻から8巻収録分に当たる1から33話までは「りぼん」に掲載され、平成25年1月号から平成27年9月号まで連載された。コミックス第9巻、第10巻収録分にあたる34から39話は平成28年「冬の大増刊号 りぼんスペシャル」「春の大増刊号 りぼんスペシャル」平成28年「ザ・マーガレット」12月号、平成29年「ザ・マーガレット」4月号に掲載された。続編として『僕の家においでWedding』がある。

正式名称
僕の家においで
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社)
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あらすじ

第1巻

帰山美玲は、貧しい家計を支えるため、アルバイトに励む中学3年生。高校入学直前の春休み、いつものように新聞配達にいそしんでいた美玲は、配達中に自転車で真野典哉と衝突事故を起こしてしまう。ケガをしたにもかかわらず典哉は非常に寛容で、美玲に対して怒っていないどころか、自分も新聞を購読したいと言い出す。しかし、後日配達に向かったところ、美玲は、事故当時ケガなどないように振る舞っていた典哉が、実は歩くのも困難な大ケガを負っていた事を知る。責任を感じた美玲は、お詫びに一人暮らしの典哉の家へ料理を持っていく約束をする。だが帰宅すると、美玲は、帰山家が経済的に苦しいのを理由に、母親の実家に引っ越す事になったと知らされてしまう。ショックを受ける美玲だったが、なんと事情を察した典哉から「ケガの治療費の代わりに、自分の家政婦として住み込みで働かないか」と持ち掛けられる。その提案に同意した美玲は、典哉との突然の同居生活を始める。

第2巻

春休みが終わり高校生となった帰山美玲は、入学式の日、となりの席の鈴間光輝に自分と似た雰囲気を感じ、思わず声をかける。光輝も美玲同様家が貧しく、二人は服装への工夫など、共通点の多さから一気に親しくなる。しかしその直後、光輝の両親が借金を理由に光輝を置いて夜逃げした事が発覚する。突如帰る家すらなくしてしまった光輝を案じた美玲は真野典哉に、真野家に光輝を一時的に住まわせてほしいと頼み込む。典哉は快諾し、三人の同居生活が始まるが、その過程で光輝は美玲に惹かれていき、想いを寄せるようになってしまう。

第3巻

真野典哉の不在中、帰山美玲は突然鈴間光輝に告白され戸惑う。自らの行為を恥じた光輝は即座に真野家を出て、美玲と典哉の前から姿を消そうと考えるが、典哉の言葉から思いとどまる。改めて話し合った結果、美玲と光輝は今後も友人として付き合っていく事になり、同時に光輝の両親が宝くじを当てて夜逃げ先から戻って来た事で、三人の同居生活は終わりを告げる。かくして美玲と典哉は二人暮らしに戻るが、そこで衝撃的な事実が発覚する。典哉が現在暮らしているマンションは、もともと恋人と暮らすために選んだものであり、典哉は恋人と別れた淋しさから美玲を保護したのだという。深く傷つく美玲だが、典哉に、その事実を理解したうえで、今後は自分を一人の異性として見てほしいと言われてしまう。

第4巻

真野典哉帰山美玲を家政婦として住まわせるようになった理由も発覚し、二人の関係は、主人と家政婦としてだけでなく、男女としても一歩前進した。さらにある日典哉に告白された美玲は、3か月後の典哉の誕生日までに返事をする約束をする。しかし、典哉との交際を決意し、典哉の誕生日に向けて美玲が準備していた際、美玲は典哉とよく似た雰囲気の女性と出会う。彼女こそが、典哉の元恋人であり真野家に以前住んでいた青山野乃香であった。

第5巻

8月18日の真野典哉の誕生日パーティ中に、典哉の元恋人である青山野乃香が突如やって来た。追い返そうとする典哉に対し、帰山美玲は三人でのパーティを提案し、三人は気まずい雰囲気の中でいっしょに過ごす事になる。さらに、野乃香が今でも典哉を想っている事が発覚し、美玲は、典哉もまた野乃香とよりを戻したいのではないかと考える。典哉と野乃香の関係を後押ししたいと考えた美玲は、最後に典哉に自分の想いを伝えたうえで、家政婦をやめて真野家を去る決意をして家を出る。しかし、そこに典哉と野乃香が現れ、美玲の誤解を解く。ついに想いが通じ合った美玲と典哉は、正式な恋人同士となるのだった。

第6巻

9月。2学期が始まり、帰山美玲真野典哉にふさわしい女性になるため、鈴間光輝の提案でボクシング部へ仮入部する事になった。そこで意外な才能を発揮した美玲は、部長の黒須竜則に気に入られ、交際を申し込まれてしまう。さらに典哉よりも自分の方が美玲にふさわしいと考えた黒須は、典哉にボクシングでの勝負を申し込む。結果は黒須の勝利に終わるが、ボクシングの素人である典哉相手に本気を出してしまった事に問題があると考えた黒須は身を引き、美玲は改めて考えた結果、部活よりも典哉と過ごす事を優先し、入部を辞退する。また一つ絆を深めた美玲と典哉は、今度は楽しいクリスマスを過ごすため、当日までそれぞれアルバイトにいそしむ事になる。

第7巻

クリスマスをいっしょに過ごした帰山美玲真野典哉は、結ばれる事こそなかったものの、その関係はより一層深まっていた。そして新年を迎え、美玲は典哉の事をさらに知るため、典哉の通う集英館大学へ見学に行く事になる。学生の話によると、大学は2月にバレンタインイベントを控えており、校内でも美形で名高い典哉には、ぜひイベントに参加してほしいのだという。気乗りしない典哉だったが、美玲の後押しもあり参加を決意する。しかし、いっしょにイベントを作り上げる事になった米田舞は典哉に想いを寄せており、美玲から典哉を奪うため、その日から二人の仲を裂こうと行動を開始する。

第8巻

経済的な事情から帰山美玲と離れ、母親の実家に戻っていた美玲の両親が戻り、美玲は真野典哉のもとを離れて両親と暮らす事になった。淋しく思いつつもそれを前向きに受け止めようとする美玲だったが、その日から典哉と以前のように連絡がつかなくなり、美玲は典哉の愛情が覚めてしまったのではと日に日に不安を感じるようになる。しかし、3月21日の美玲の誕生日にその誤解は解け、16歳になった美玲は典哉と婚約をする。さらに美玲を案じた両親の計らいで、美玲は再び真野家で典哉といっしょに暮らせるようになるのだった。

第9巻

真野典哉と婚約し、自身の両親の了承も得た事で、帰山美玲は再び真野家で暮らし始めた。しかし美玲は、未だに典哉の両親と面識がない事を不安視し、典哉に、典哉の両親に挨拶がしたいと頼み込む。だが、典哉の答えは普段とは別人のように冷たく「両親とはかかわりが薄いので、彼らへの挨拶は必要ない」と言うばかりだった。そんなある日、マンションの美玲と典哉が住むとなりの部屋に、美玲と同世代の少年が引っ越して来る。現れた立花悟は典哉の実の弟であり、典哉に会いたい一心でやって来たのだという。悟を歓迎する美玲だが、典哉は両親との複雑な関係から、悟の存在に戸惑い、つい冷たい態度をとってしまう。一方美玲は典哉と悟の距離を縮める事を目的に悟と積極的にコミュニケーションをとるが、その行動が誤解を呼び、典哉が交通事故に遭う事態を招いてしまう。

第10巻

真野典哉が交通事故に遭ったのを機に、典哉と典哉の両親、そして典哉の実弟である立花悟が再び出会い、和解した。問題が解決し安堵する帰山美玲だったが、典哉の実家の問題に集中していたあまり、肝心の自分たちの関係が進展していない事に気づく。相談した結果、二人は典哉の誕生日である8月18日に一線を越え、より深い関係になる事を決めるのだった。

登場人物・キャラクター

帰山 美玲

高校1年生の女子で、クラスは1組に所属している。誕生日は3月21日。髪型は前髪を目の上で切り、髪を胸まで伸ばした癖のある茶色のロングヘア。非常にかわいらしい顔立ちをしているが、帰山美鈴が自分に自信が持てないのと、貧しいために着飾れないのが理由で地味な印象になってしまっている。目上の人物だけでなく、同学年の友人にも敬語で接する。 何事にも一生懸命に取り組む素直でまじめな性格だが、一方で非常にネガティブなうえ自虐的であり、そのせいで人の好意に気づきにくく、たびたび鈍感な発言をする事がある。そういった発言は、周囲から「ネガドン」と呼ばれている。家が非常に貧しいため、高校進学を控えた春休みから「毎度新聞」の配達アルバイトをして家計を支えるようになったが、ある日、アルバイト中に不注意で交通事故を起こしてしまい、相手の真野典哉に大ケガをさせてしまう。 だが、これをきっかけに典哉と親しくなり、のちに典哉の厚意で「事故の慰謝料・治療費をもらう代わりに、自分の家に住み込む形で家政婦として働かないか」と持ち掛けられ、同時期に別の地域に引っ越す事になった両親と離れ、典哉と同居生活を送る事になる。 貧しい環境に育ったために世間知らずな一面があり、新聞配達のアルバイトを始めるまでは一万円札を手にした事もなく、典哉宅のお風呂を借りるまではジェットバスの存在も知らなかった。当然携帯電話も持っていなかったが、携帯電話を2台所有していた典哉に貸してもらう形で手に入れる事となった。中学時代、白い靴下を黒く見せるために墨で染める「墨ソックス」としてごまかした際、バレて周囲にからかわれ、「墨ソックス」を略した「墨ソ」「墨ソちゃん」と呼ばれていた事がある。 しかし、同学年の鈴間光輝とは、「墨ソックス」の経験者であるという共通点をきっかけに親しくなった。典哉と暮らすうちに次第に明るく前向きになっていくうえ、「典哉がピンチに陥った想像」をする事で飛躍的に身体能力が上がるという特殊能力を身につけ、ボクシングの才能を発揮するようになる。

真野 典哉

帰山美玲の同居人で想い人。集英館大学に通う2年生の男子。誕生日は8月18日、血液型はA型で、好きな色は白。立花悟は、苗字は違うが実の弟。前髪を目の上で切った、金色のウルフカットの髪型をしている。大学ではミスターキャンパスとして知られるアイドル的存在で、周囲の女性たちからは「まのりん」と呼ばれている。また、元恋人の青山野乃香からは「フミ」と呼ばれている。 周囲から「国宝級」と称されるほどの美男子で、家も非常に裕福なセレブ。しかし、それを鼻にかけない穏やかで寛容な性格。美玲とは、ある日バイクに乗って移動中に、自転車に乗った美玲が信号無視でぶつかって来た事で知り合った。その直後、美玲が貧しさを理由に高校入学直前にして引っ越しを余儀なくされている事を知り、「事故の慰謝料・治療費を請求する代わりに、自分の家に住み込む形で家政婦として働かないか」と持ち掛ける。 美玲のピュアで世間知らずな一面を可愛らしく思っており、ついからかうような言動をする事が多い。家庭環境は複雑で、5歳の時に両親が離婚している。その際、母親に捨てられたと感じ強い不信感を持つに至り、離婚後は一切会わず、そのため悟の存在も知らなかった。 父親とも良好な関係とは言えず、2年ほど会わない日々が続いている。大学入学時から、家族とは離れて、父親が所有する高級マンションの10階で一人暮らしている。そのため誰かの手料理に飢えており、美玲の作る料理が大好き。好物は美玲の作った肉じゃがとエビアボカドピザ。朝が苦手でアラームでは起きられないため、毎朝美玲に起こしてもらっている。 おしゃれなダイニングカフェでアルバイトをしており、接客態度もよく、さらに客たちの好みのメニューを把握している事から非常に評判が高い。学校の成績にはむらがあり、真面目に勉強している時とそうでない時の差が激しい。好きな映画は「アメイジング・ラビットマン」。 Eメールアドレスに「manonono823」の文字列を使っているが、これは、自身の「真野」と、「野乃香」の名前を合わせた「まののの」をアルファベットにしたものに、二人が知り合った「8月23日」を組み合わせたものが由来となっている。中学時代はやややんちゃだったため、ボクシングの試合で黒須竜則を本気にさせる程度には喧嘩が強い。

鈴間 光輝

帰山美玲の友人で、同じ高校の1年1組に所属する男子。前髪を目の上で切った刈り上げヘアにしている。誠実で心優しい、純朴な性格をしている。一方でネガティブで自分を卑下した言動が多く、言動が美玲に非常によく似ている。一年前に父親がリストラにあってから、非常に貧しい生活を送っている。また、貧しい事に強いコンプレックスを感じており、必要以上に卑屈になったり、自分が悪くなくてもすぐ謝ってしまったりと、自分に自信がない。 高校の入学式の日、白い靴下を墨で染めて黒く見せる行為、通称「墨ソックス」をしていたところ、同じく「墨ソックス」を試した経験のある美玲の目に留まり、その共通点から一気に親しくなる。さらにその直後、鈴間光輝の両親が光輝を置いて夜逃げしたため、美玲を通じて知り合った真野典哉の厚意で、典哉の家に一時的に住む事になる。 その過程で美玲に想いを寄せるようになり告白するがふられ、以降は美玲とよき友人として付き合っていく。恋愛面での勘がよく、なかなか進展しない美玲と典哉の関係についてアドバイスをする事も多い。アルバイトは美玲同様新聞配達をしており「時折新聞」で働いている。 中学2年生までは野球部に所属しており、エースピッチャーとして活躍していた。高校では経済的な理由から断念していたが、両親が宝くじを当てた事で夜逃げ先から戻り、平穏な生活が戻ってからは再び野球部員として活躍するようになる。学校の成績は平均程度で、好物はタコやイカといった魚介類。

青山 野乃香

真野典哉の元恋人で、元同棲相手の若い女性。典哉の1歳年上だが、高校を卒業してすぐにアパレル系の会社に就職したため、すでに社会人。前髪を左寄りの位置で分け、胸まで伸ばしてゆるく巻いたロングヘアにしている。典哉からは「野乃」と呼ばれている。明るく気さくで親切な性格で、雰囲気が典哉によく似ている。一方でドジでややがさつな一面があり、典哉との交際当時は料理が苦手だった。 典哉とは19歳の頃、男性に絡まれて困っていたところを助けられたのがきっかけで知り合い、典哉に一目惚れし、積極的にアプローチを繰り返した結果交際する事になった。しかし、次第に美形で心優しい典哉と自分では釣り合わないのではと考えるようになり、自分に自信をなくし、いっしょにいる事がつらくなったのが理由で別れた。 しかし典哉を完全に諦めたわけではなく、自分に自信をつけ、典哉にふさわしいと思える女性になってから再度アタックしようと考えていた。そのため、典哉の誕生日に、ケーキや典哉の好きなDVDを持って訪問しようとしたところ、レンタル店で同じDVDに手を伸ばした帰山美玲と知り合った。その直後、野乃香が真野家に訪問した事で再会し、美玲にライバル宣言をする。 しかし、最終的には典哉に断られ身を引いた。

吉木 さえ

帰山美玲とれみの友人で、同じ高校の1年1組に所属する女子。前髪を左寄りの位置で斜めに分け、胸まで伸ばした巻き髪ロングヘアを高い位置でツインテールにしてまとめている。明るく積極的な性格で、ややミーハー。美玲とは高校に入学してすぐ、れみと共に真野典哉についての話題で話しかけたのがきっかけで親しくなった。典哉の事を「まのりん」と呼び憧れている。 しかしそれ以上に美玲と典哉の関係を応援しており、美玲の恋の相談に乗る事も多い。姉がおり、典哉と同じ大学に通っている。

れみ

帰山美玲と吉木さえの友人で、同じ高校の1年1組に所属する女子。前髪を左寄りの位置で分けて額を全開にし、肩につくほどの内巻きセミロングヘアにをしている。さえに比べ穏やかで落ち着いた性格で、美玲とさえの会話を暖かく見守っている事も多い。美玲とは高校に入学してすぐ、さえと共に真野典哉についての話題で話しかけたのがきっかけで親しくなった。

黒須 竜則

帰山美玲と同じ高校に通う3年生の男子。ボクシング部の部長を務めている。前髪を額が見えるほど短く切った癖のあるショートカットヘアで、がっしりとした筋肉質の身体をしている。部活動のせいでケガが多く、いつも右頬に絆創膏を貼っている。美形なのに加えボクシング選手としても非常に優秀で、女性からもてる。しかし一切相手にせず、部活一筋の学校生活を送るストイックな性格。 美玲とは、ある日美玲がボクシング部に仮入部した事で出会い、そのひたむきな姿勢に惹かれ、想いを寄せるようになる。しかしその直後、真野典哉の存在を知り、典哉よりも自分の方が美玲にふさわしいと考え、典哉にボクシングでの決闘を申し込む。試合には勝利したものの、ボクシングの素人である典哉相手に本気を出してしまった事を恥じ、勝負は自分の敗北であるとし、美玲から身を引いた。 中学時代は相当な不良で、喧嘩ばかりの日々を送っていた。しかしある日、母親が黒須竜則を案じるあまり心労で倒れてしまい、一命はとりとめたものの、竜則はそれをきっかけに心を入れ替え、現在のボクシング一筋の暮らしを送るようになった。 現在では少しでも母親に心配をかけないよう、弁当も自分で作っており、料理が得意。

米田 舞

真野典哉と同じ集英館大学に通う2年生の女子。前髪を目の上で切りそろえ、胸まで伸ばした内巻きロングヘアにし、左目尻にほくろがある。胸が大きくセクシーな雰囲気を漂わせ、さらに昨年度のミスキャンパスに輝いたほどの美貌を持つ。そのため、男性に非常にもてる。しかし性格は意地悪で、一見明るく可愛らしく振る舞っているが、実際は目的のためには手段を選ばない攻撃的な性格。 特に恋愛に関しては、狙って落とせなかった男性はいないほどの策略家でもある。かねてから典哉を気に入っており、典哉と共にバレンタインイベントに参加する事になったのを機に、本格的にアプローチを始める。そして、並行して美玲が典哉から身を引くよう意地悪をするようになる。しかし、最終的には典哉にふられ、身を引く。

キイチ

真野典哉の友人で、同じ集英館大学に通う2年生の男子。前髪を上げて額を全開にした、癖のあるウルフカットの髪型をしている。明るくややお調子者な性格。典哉とは1年次から親しいが、典哉からは少しぞんざいに扱われる事が多く「10回誘って1回程度一緒に遊べる関係」である。帰山美玲とは、美玲が集英館大学に見学にやって来たのがきっかけで知り合い、好感を抱いている。

立花 悟

真野典哉の弟で、帰山美玲とは別の高校に通う1年生の男子。典哉の実の弟であるが、両親の離婚後に生まれ、母親の姓を名乗っているため、典哉とは苗字が違う。前髪を額が見えるほど短く切った、癖のあるショートカットの髪型をしており、容姿だけでなく、明るく人懐っこい性格も含めて、典哉によく似ている。中学時代までは隣の県で母親と二人暮らしをしていたが、高校入学を機に一人暮らしをする事になり、父親の協力も得て典哉の住むマンションのとなりの部屋に越して来る。 典哉とは引っ越してくるまで面識がなかったが、典哉の話を母親から聞かされて育っていたため、典哉に強い憧れを抱いている。出会った当初は、典哉が母親に対して誤解をしていたため、典哉につらく当たられてしまうが、誤解が解けた後は兄弟としてゆっくりと親しくなっていく。 美玲の事は、典哉との関係についてよく相談に乗ってもらっていたので姉のように思っているが、距離が近すぎるため、典哉の嫉妬を買う事が多い。

真野典哉の母親

真野典哉と立花悟の母親。旧姓が立花であり、真野典哉の父親との離婚後は立花姓に戻っているため、悟も立花姓になっている。髪型は、前髪を左寄りの位置で分けて額を見せ、胸まで伸ばしてゆるく巻いたロングヘア。元夫とは典哉が5歳の時に離婚しており、その後典哉が交通事故に遭うまでは15年以上会っていなかった。そのため典哉は自分が捨てられたのだとばかり思っていたが、会えなかったのは典哉の父親が故意に二人を引き離そうとしていたためであり、真野典哉の母親自身は離婚後も典哉を想い、密かに典哉の情報を集め、アルバムを作るなどしていた。 しかし、典哉の事故で家族が一堂に会し、帰山美玲のはからいもあって和解。その後は再び家族が揃うようになる。 美玲の事は、典哉の情報を集める過程で、密かに一方的に知っていた。

真野典哉の父親

真野典哉と立花悟の父親。悟は実の息子だが、真野典哉の母親の旧姓が立花であり、真野典哉の母親との離婚後は立花姓に戻っているため、苗字が違う。髪型は前髪を上げて額を全開にした撫でつけ髪にしている。厳格でやや高圧的な性格。元妻とは典哉が5歳の時に離婚しており、自身は典哉を引き取ったものの、仕事で多忙なために、ここ2年間は顔を合わせてもいなかった。 さらに典哉の母親に対し、離婚時に典哉と会う事を禁じたため、典哉は長らく自分は母親に捨てられたのだとばかり思っていた。しかし、典哉の事故で家族が一堂に会し、帰山美玲のはからいもあって和解。その後は再び家族が揃うようになる。美玲の事は、今どき珍しいほどまじめで面白い女性だと思っている。

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