概要
日本の漫画家。女性。会員制漫画家養成サークル「新児童少女漫画界」で漫画を学んだ後、貸本「ゆめ」第2号(No.62)に『リリ』が掲載され、デビュー。1967年には「別冊少女フレンド」4月号に『夕やけ雲はしっている』を発表。活躍の場を貸本から雑誌に移す。1971年「なかよし」にて連載した『黒とかげ』(原作:江戸川乱歩)の好評を得て、『血まみれ観音』(原作:横溝正史)、『地獄でメスがひかる』、『ドクターGの島』(原作:江戸川乱歩)などの怪奇ミステリー作品で人気作家となった。その他の代表作に『マジシャン』『魔界樹』『アドニスの憂鬱な日々』『クロノス-漆黒の神話』などがある。2020年7月には、「月刊ミステリーボニータ」8月号にて、高階良子の引退作と銘打たれた自伝的作品『70年目の告白~毒とペン~』の連載を開始している。
ヒストリー
- 1946年2月18日
千葉県銚子市に生まれる。
若木書房の貸本「ゆめ」第2号(No.62)から『リリ』で漫画家デビュー。
- 1967年
「別冊少女フレンド」4月号掲載の『夕やけ雲はしっている』で、雑誌デビュー。
- 1971年
「なかよし」にて『黒とかげ』(原作:江戸川乱歩)を連載。人気となる。
- 1981年
「月刊ボニータ」4月創刊号にて『マジシャン』の連載を開始。大ヒットとなる。
- 2010年1月
「ミステリーボニータ」2月号にて『クロノス-漆黒の神話』の連載開始。
- 2020年7月6日
「月刊ミステリーボニータ」8月号にて『70年目の告白~毒とペン~』の連載開始。