K

K

凍牌 ~ミナゴロシ篇~(漫画)の主人公。別称、氷のK。

登場作品
凍牌 ~ミナゴロシ篇~(漫画)
正式名称
K
別称
氷のK
別称
榊原 圭
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概要

小柄で地味な見た目とは裏腹に「裏社会最強の雀士」と評される男子高校生。本名は「榊原圭」だが、そう呼ばれることはなく、通り名の「K」と呼ばれる。観察力と記憶力に長(た)けており、捨て牌を口にすれば目隠ししても捨て牌のすべてを記憶し、相手の手牌が読める。相手が負けたら殺される状況であっても、冷徹に勝利に徹することから「氷のK」とも呼ばれている。決め台詞(ぜりふ)は「震えてるよ」。確率をもとに相手の心理を細かく分析する理論的な麻雀を打つ。また、「通し」などのイカサマ技を記憶・解析し、逆手に取って相手を嵌(は)めることを得意としている。本作の前大会である第27回竜凰位戦で優勝を果たし、表の世界で日本一となった。今回の第28回竜凰位戦では、前回の優勝者枠としてシードされている。桜輪会最強の代打ち集団「一軍」のエースだったが、高津と袂(たもと)を分かつことになり、「サバイバル麻雀」で高津を破って裏社会から足抜けした。両親は既に亡くなり、異国の少女、アミナと暮らしており、アミナを守るために裏社会に身を投じたという経緯がある。アミナの腎臓も移植で完治し、ビザが取得できたことで裏社会から引退して麻雀も辞めた。過去に堂嶋と共に関西の超高レート麻雀に挑み、桜輪会と敵対している関西の指定暴力団「山扇会」から468億円を勝ち切り、壊滅的なダメージを与えた過去がある。そのため、からは堂嶋と共にいまだに恨まれている。山扇会戦で軍資金が尽きた際に、倉橋の孫、カズが命懸けで得た100万円で劣勢を跳ね返し、逆転した。山扇会戦やサバイバル麻雀は裏稼業人にネット配信されていたため、Kと堂嶋は裏社会で一躍有名人となった。桂木優とは幼なじみで、麻雀は彼女の父親から教わった。結果を残すためには自分の命すら賭代にすることもあり、その鬼気せまる打ち筋を多くの極道たちに認められており、高校生ながら「さん」付けで呼ばれることもある。実は財政界の最大スキャンダルの一つである「羽鳥の名簿」を高津から受け継いでいるが、裏の人間から狙われることを避けるため、拷問されても名簿の存在は知らないスタンスを貫いている。数々の戦いにより、足の小指が欠損しており、こめかみと右手に銃創がある。ふだんは感情の起伏があまりなく、物事に無関心に見えるが細かい機微まで観察しており、自分が大切にしている人に危害が及びそうになると激怒し、相手を完膚なきまでに叩きのめす。

登場作品

凍牌 ~ミナゴロシ篇~ (とうはい みなごろしへん)

志名坂高次の『凍牌』シリーズの第3弾で、「氷のK」を主人公にした物語の最終章。高津の死後、桜輪会は2代目の就任披露を延期し、組織の再編成を余儀なくされた。一方、敵対している関西の指定暴力団「山扇会」も... 関連ページ:凍牌 ~ミナゴロシ篇~

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