概要・あらすじ
サーカス、マジック、ミュージカルなどの様々な要素を取り込み、世界的な人気を誇るエンターテインメントショウ「カレイドステージ」。16歳の少女・苗木野そらは、亡き両親と見た思い出のステージに立つべく、単身アメリカに乗り込んでオーディションに挑む。
特例としての入団のために、周囲の冷たい風当たりにさらされるが、持ち前の根性と天性の才能で周囲に認められながら、そらはステージの花形・カレイドスターを目指して奮闘する。
登場人物・キャラクター
ユーリ・キリアン (ゆーりきりあん)
レイラ・ハミルトンと共にカレイドステージのトップスターを務めるロシア人の青年。カレイドステージのオーナーであるカロス・永戸とは過去にある事件を巡る因縁がある。
ロゼッタ・パッセル (ろぜったぱっせる)
ディアボロ(ジャグリングの一種)最年少世界チャンピオンとなった天才少女。自尊心が高く、自分の演技が理解できないと観客を見下す「笑わない少女」だったが、苗木野そらの観客の心を掴む演技を見たのをきっかけに、そんな心境にも変化が訪れる。
アンナ・ハート (あんなはーと)
オーディションでカレイドステージの一員となった、苗木野そらの同期の親友。ボーイッシュな容姿で女性ファンからの人気が高いが、コメディアンだった父の影響で本人もその方向に進みたいと考えているが、ギャグセンスはイマイチ。
マリオン・ベニーニ (まりおんべにーに)
カレイドステージの大道具係チーフ・ジャンの一人娘。トランポリンの花形スターだった母が事故死したことで心を閉ざしていたが、苗木野そらとの出会いを切っ掛けに笑顔を取り戻し、自身もステージデビューを果たす。
ミア・ギエム (みあぎえむ)
オーディションでカレイドステージの一員となった、苗木野そらの同期の親友。演出方面での才能を徐々に開花させて、そらや同期のアンナ・ハートと共にステージを創り上げていく。
レイラ・ハミルトン (れいらはみるとん)
華麗な大技「ゴールデンフェニックス」を使いこなすカレイドステージのトップスター。プロとしての高いプライドを持ち、ステージに関しては自他共に厳しい態度をとるため、特例入団の苗木野そらにも厳しい態度を取ることが多いが、次第にそらの努力と才能を認め態度を軟化させていく。
カロス・永戸 (かろすえいど)
カレイドステージのオーナー。かつては世界的な人気マジシャンだったが、怪我の為に引退している。苗木野そらの才能を見出し、彼女を特例として入団させる。
ケン・ロビンス (けんろびんす)
カレイドステージのトレーナー兼マネージャー。心臓病の持病のためにステージに立てない分、出演者達のサポートに尽力している。苗木野そらに一目惚れしており、彼女のことを公私にわたってサポートしている。
フール
古の時代よりステージに選ばれた人間にのみ見えると言われる伝説の妖精で、カレイドステージに入った苗木野そらの前に現れ、行動を共にする。女の子が大好きで、事あるごとにスケベな言動でそらを怒らせているが、的中率100%の占いでそらに助言を与えることも。
苗木野 そら (なえぎの そら)
幼い頃に亡き両親と見たカレイドステージに憧れ、単身渡米してカレイドステージの一員となる。「やってやれない事はない」の精神で様々な試練に猪突猛進で挑み、次第に周囲に認められながら、ステージの花形「カレイドスター」を目指していく。