概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ゴルゴ13 (ごるごさーてぃーん)
闇の世界では超A級として知られる凄腕スナイパー。容貌は東洋人。出身、経歴などは一切不明で、ゴルゴ13と呼ばれるが、自身はデューク東郷と名乗る。常に無口で冷静沈着。何者にも背後に立たれるのを嫌い、「利き手を相手に委ねる」握手もしない。 あらゆる銃器の扱いに精通し、いかなる過酷な環境下でも依頼を全うするプロフェッショナル。狙撃用にはアサルトライフルアーマライトM16を愛用している。
AX-3 (えーえっくすすりー)
南太平洋のラバロ島にある化学兵器製造施設の関係者抹殺を依頼された殺し屋であり、本名は不明。同じ依頼を受けた『ゴルゴ13』と干渉し合わずに標的を始末していくが、終了後対決する事に。
血まみれブリギッタ (ちまみれぶりぎった)
インターポールがテロリストを抹殺するために互いに殺し合わせる計画のためにゴルゴ13を標的として依頼を受けた殺し屋の女性。自らゴルゴ13に接触して、狙撃を依頼し、罠に嵌めようとした。
キャサリン・マッコール (きゃさりんまっこーる)
アイルランドの過激派組織IRA(アイルランド共和国軍)のメンバーであり、その過激な行動で冷血キャサリンと呼ばれた。任務でゴルゴ13と行動と共にした際に一夜を共にし、息子ジョーイを出産するが、自分が作っていた爆弾の誤爆で死なせてしまった。 それ以後は過激な活動を止めてしまう。
ヒューム
イギリスの諜報機関MI6の部長。組織を裏切り、ロシアへ逃亡したMI6の諜報部員の暗殺をゴルゴ13に依頼する。その後も度々ゴルゴ13に依頼をした。ゴルゴ13が偶々乗った旅客機がハイジャックされた際には、ハイジャック犯の殺害を暗号で伝え、一定の信頼関係が持たれている。
クリスタ
スペインのバスク人女性。爆弾テロに巻き込まれて記憶喪失になったゴルゴ13を助け、その記憶の痕跡を求めて、共に各地を回った。行動を共にする内にゴルゴ13に惹かれていく。
デヴィッド・ロックフォード (でゔぃっどろっくふぉーど)
巨大企業体ロックフォード財閥会長。単一巨大資本による統治こそが世界平和となると信じ、そのために暗殺される危険を阻止するために、ゴルゴ13に月額100万ドルで専属契約を打診。拒否されるとゴルゴ13の活動資金を凍結して恫喝する。
スパルタカス
アフリカ出身の殺し屋。ゴルゴ13共々相手を標的とする依頼を受け、ローマのコロシアムで対決する。ゴルゴ13とは互いにその技量を認め合い、正々堂々と対決する。しかし、この戦いは互いの依頼主が趣味として鑑賞するために仕組まれたものだった。
ルウ・アダムス (るうあだむす)
アメリカのボルチモア市警のベテラン刑事。市内で狙撃を行ったゴルゴ13に対して、市警が画像のコンピューター解析で行うハイテク捜査に反発して、昔気質の勘と地道な捜査で独自に追及する。
セシリア
浮気していた夫を過失で殺してしまった女性。執行猶予判決を受けるが、世の中に絶望して旅に出たところでゴルゴ13と出会い、惹かれていく。しかし、ゴルゴ13が狙撃している現場を目撃してしまった。
エバ・クルーグマン (えばくるーぐまん)
毒を塗った針で標的を刺して殺す、殺し屋の女性。三年半前、時限爆弾を仕掛けられた船に『ゴルゴ13』と乗り合わせ、一夜を共にする。マフィアが標的として、ゴルゴ13に殺害を依頼した。
デイブ・マッカートニー (でいぶまっかーとにー)
ゴルゴ13が信頼するガンスミス(銃職人)。眼鏡をかけ、出っ歯が一本出ている風采の上がらない初老の男だが、銃器の整備、改造に関しては超一流の腕を持つ。アメリカのダラスで発生したハイジャック事件の際に、ゴルゴ13からライフルの調整を依頼され、それ以後信用されるようになった。
ビクター・ランス (びくたーらんす)
凄腕のパパラッチ。仕事に飽きて引退しようとしていたが、伝説のスナイパーゴルゴ13の狙撃の瞬間を撮影しようと狙う。
その他キーワード
アーマライトM16 (あーまらいとえむいちろく)
『ゴルゴ13』に登場する銃器。ゴルゴ13が主として狙撃に使用するライフル。実在するアメリカ製のアサルトライフルであり、本来は狙撃に適した銃ではないが、ゴルゴ13は長年愛用している。
クレジット
原作
ゴルゴ13 (ごるごさーてぃーん)
単行本200巻を超える、さいとう・たかをの長寿劇画作品。超一流の狙撃者ゴルゴ13が、世界中から不可能と思えるような依頼(主として暗殺)を高額な報酬で引き受け、奇跡のような技と非常に優れた能力で遂行して... 関連ページ:ゴルゴ13