概要・あらすじ
ショコラとバニラは魔界に住む少女。親友であるふたりは、同時に次期女王候補のライバルでもある。この女王の座をかけた試験が人間界を舞台に繰り広げられる。試験内容は「ひとつでも多く人間のハート=自分への思いの結晶を集める」ことである。
ふたりの「恋愛」対決がはじまる。
登場人物・キャラクター
ショコラ=メイユール (しょこらめいゆーる)
魔界の女王の座をかけた試験に挑むために人間界に来た魔女。私立萌黄学園初等部第5学年に入学する。中等部のピエールに一目ぼれし、試験がうまくいくかどうか「揺れる乙女心」に戸惑う日常となる。バニラとは親友であり、女王候補のライバルでもある。
ブランカ
額に星、シッポにリボンとおしゃれなハツカネズミ。しかし、その実態はバニラの使い魔である。このネズミの趣味は冒頭にもあるように「おしゃれ」で、美容師免許まで持っていて、魔界では美容師をしていた。
ロッキンロビン
ショコラとバニラの教官であり人間界における保護者である。人間界での姿は「人気ロックスター」。女性を泣き止ませることを得意とする。ナルシストであるが魔法使いとしては一流である。
バニラ=ミュー (ばにらみゅー)
ショコラと同じく魔界の女王の座をかけた試験に挑むために人間界に来た魔女。こちらも同じく私立萌黄学園初等部第5学年に入学する。彼女は現女王の娘である。魔界ではダメダメだったが、人間界ではモテモテで、試験は順調に進んでいるようだった。
デューク
体が赤と黒の縞模様のカエル。しかし、その実態はショコラの使い魔である。人間でいう年齢は30歳で、趣味は踊り。ダラダラとして頼りない感じだが、本当の正体はショコラの叔父さんで、優れた魔法使いである。
ピエール・タンペート・ド・ネージュ (ぴえーるたんぺーとどねーじゅ)
ショコラとバニラの入学先である私立萌黄学園中等部のモテモテ美少年。中等部の生徒会長をしている。そんな彼は、実はショコラの国と敵対する闇の魔法使いオグルの王子である。そして彼はショコラのハートを奪って殺そうと目論んでいた。