概要・あらすじ
誰が次期の神となるかを決めるため、神候補となる天界人たち100人の間で繰り広げられるバトル。それはそれぞれの神候補が中学生を選んで特殊能力を与え、中学生たちを戦わせるというものだった。火野国中学校の教師であり神候補の1人でもある小林先生は、1年生の植木耕助にゴミを木に変える能力を与える。
そして植木耕助は戦いに巻き込まれていくことになる。
登場人物・キャラクター
植木 耕助 (うえき こうすけ)
火野国中学校の1年生。担任教師であり、神候補の天界人である小林先生から、ゴミと認識したものを木に変える能力を与えられる。正義感が強く、他人を助けるために自分の危険を顧みず行動する。
鈴子・ジェラード (りんこじぇらーど)
ロベルト・ハイドンが結成したロベルト十団の一人で、ジェラード財団の令嬢。ビーズを爆弾に変える能力を持つ。友人に金づるとして扱われたことから、友情や仲間意識というものに不信感を抱くようになった。
ロベルト・ハイドン (ろべるとはいどん)
理想を現実に変えるという、最強の能力を持つ中学2年生。能力を使うと自分の寿命が1年短くなるという条件があるため、能力を使うことを避けるため、能力者の集団ロベルト十団を作った。
李崩 (りほう)
鳳凰第2中学校の2年生。自分の髪の毛を伸縮自在のこん棒に変える能力を与えられる。ただ、自分自身の強さを求め、与えられた能力は使わずに体術で戦う。
佐野 清一郎 (さの せいいちろう)
稲穂中学校の3年生で、手ぬぐいを鉄に変える能力を持つ。神候補を決めるバトルに勝ち残った中学生は、好きな能力を書き込める「空白の才」が与えられることを知り、温泉を発掘する能力を得るためにバトルへの参加を決める。
神様 (かみさま)
現在の神であり、次期神の座を巡って、能力を与えられた中学生同士を戦わせるバトルを発案する。ヘアスタイルはアフロで、女好き。
小林先生 (こばやしせんせい)
『うえきの法則』の登場人物で、主人公植木耕助の担任教師であり、100人の神候補のうちの1人。人間界に正義ある者を求め、植木耕助の正義を見定めるため、ゴミと認識したものを木に変える能力を与える。
森 あい (もり あい)
主人公の植木耕助の同級生で、彼の能力に興味を持つ。能力を持つ者が、能力を持たない者を能力で傷つけると、人がもともと持っている才能「才(ざい)」を1つ失い、「才」が0になると消滅するということを知ると、植木耕助の「才」を守ると決意する。
犬丸 (いぬまる)
佐野清一郎に手ぬぐいを鉄に変える能力を与えた神候補。小林先生の後輩で、真面目で理知的。
クレジット
原作
うえきの法則 (うえきのほうそく)
正義感の強い中学生植木耕助が神候補によって与えられた能力を駆使して悪と戦う姿を描いたバトルコミック作品。 関連ページ:うえきの法則