シュガシュガルーン

シュガシュガルーン

魔界の次期女王候補として人間界にやってきた二人の魔女、主人公ショコラ=メイユールと親友のバニラ=ミュー。人間のハートを集める二人の対決を通して、恋と友情、魔界の真実を描いていくファンタジー漫画。

正式名称
シュガシュガルーン
ふりがな
しゅがしゅがるーん
作者
ジャンル
ファンタジー
 
恋愛
レーベル
KCデラックス(講談社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

主人公ショコラ=メイユールとその親友バニラ=ミューは、魔界の王国ロワイヨームの次期女王候補。二人はどちらが女王にふさわしいか、人間界でテストされることになる。人間の気持ちの結晶であるハートを多く集める戦いの中で、彼女たちは本当の恋と友情を知り、やがて魔界で起こっているオグルとの対立問題を解決していく。

登場人物・キャラクター

ショコラ=メイユール

ロングヘアの勝ち気な美少女で、伝説の魔女シナモン=メイユールの娘。いたずら好きで物怖じしない性格のため、人間界の男子からはなかなか恋心を抱いてもらえない。私立萌黄学園で出会った影のある美少年ピエールに惹かれていく。母を早くに亡くしており、母の形見の手帳を大事に持っている。魔界では数少ない浄化する者(フィルトレ)。

バニラ=ミュー

ロワイヨーム現女王キャンディ=ミューの一人娘。ショートの巻き毛とたれ目がチャームポイント。ショコラ=メイユールとは親友で、女王の座を争うライバルでもある。気弱な性格だが芯は強く、頑張り屋。人間界では男子にもてる。小さい頃から孤独で、誰からも愛されていないという思いを抱えており、その心の闇をピエールに利用される。

ピエール・タンペート・ド・ネージュ

影のある美少年。私立萌黄学園中等部の生徒会長で、「プリンスピエール」と呼ばれる。その正体はロワイヨームと敵対する闇の魔法使いオグルのプリンス。ショコラ=メイユールのハートを奪おうとしていたが、彼もまたショコラ=メイユールに恋してしまう。

ウー

ショコラ=メイユールの幼馴染みで、彼女の騎士として人間界にやって来る。人間界で私立萌黄学園中等部の生徒になる。人間界ではショコラの従兄弟ということになっている。温厚で優しい性格。話の終盤ではバニラに想いを寄せるようになる。。

ソール

ショコラ=メイユールの幼馴染みで、ウーの双子の兄弟。ウー同様騎士として人間界にやって来て、私立萌黄学園中等部に通う。男らしくやんちゃな性格。ショコラのことが好き。

ロッキンロビン

魔界の貴公子で、人間界でも大スター。とにかく女性にもてる。ショコラ=メイユールとバニラ=ミューの教官を務めているが、二人の対決を利用する魔界の状況を快く思っていない。特技は女を泣き止ますこと。

デューク

『シュガシュガルーン』の登場人物・キャラクター。ショコラ=メイユールの使い魔として登場する。赤と黒のしましま模様のかえるの姿をしており、性格はだらしなく気まぐれ。話の語尾に「ケロ」とつく。実際はとても強い魔法使いで、シナモン=メイユールの弟である。ショコラ=メイユールにとっては叔父。

ビアンカ

『シュガシュガルーン』のキャラクター。バニラ=ミューの使い魔で、白いはつかねずみの姿をしている。プライドが高く、ショコラ=メイユールを小ばかにしている。本当は美容師をしていた魔女だったが、人間と恋に落ちたため、使い魔となった。

シナモン=メイユール

ショコラ=メイユールの母。その昔バニラ=ミューの母のクイーンキャンディと女王の座を争っていた。氷雪の貴公子グラースと恋に落ちた。故人と思われていたが、ピエールの使い魔の猫セルヌノスとして生きていた。

キャンディー=ミュー

バニラ=ミューの母でロワイヨーム現女王。シナモン=メイユールと女王の座を争っていたが、オグルとの和平を推進するため女王となる。心優しい聖女のような人物。

御門 アキラ (みかど あきら)

魔界から人間界にやってきたショコラ=メイユールの姿を偶然目撃する。私立萌黄学園の生徒。宇宙人を信じており、ショコラ=メイユールたちのことも宇宙人だと思っている。

ひろし

『シュガシュガルーン』に登場するキャラクター。御門アキラの飼い犬。人間の思惑は意に介さない。

西谷 (にしたに)

私立萌黄学園の生徒で、新聞部の部長。ショコラ=メイユールを好きになるが、彼女にハートを取られる。御門アキラと仲が良い。

グラシエ大尉 (ぐらしえたいい)

ロッキンロビンの顔なじみ。魔界の宮殿の警備隊長を務める魔法使い。真面目で冷静な人物。

アンブル

ココアの砂漠に住む大地の魔女。ショコラ=メイユールがピンチの所を助ける。見た目は幼いが、実際は長く生きている。ロッキンロビンの元恋人であり、彼が唯一苦手とする女性。

グラース

歴史から消された魔法使いで、辺境の地へ飛ばされる。彼の子孫は闇の魔法使いオグルとなった。シナモン=メイユールと恋に落ちる。

浄化する者 (じょうかするもの)

『シュガシュガルーン』のキーワード。黒いハートを浄化する能力の持ち主。浄化したハートは白く変わり、使い魔を元の姿に戻す特別なハートとなる。現時点ではショコラ=メイユールと母シナモン=メイユールのみが能力の持ち主である。

集団・組織

私立萌黄学園 (しりつもえぎがくえん)

ショコラ=メイユールとバニラ=ミューは初等部第5学年に、ピエール、ウー、ソールは中等部に在籍している。

その他キーワード

ハート

人間の感情から生まれるエネルギー。魔法でハート型の結晶となる。色によって感情の種類が分かれ、黄色、オレンジ、紫などがある。ピンクは恋、赤は愛の結晶。ショコラとバニラはハートの結晶を多く集め、多く集めた方が次期女王となる。黒いハートはノワールと呼ばれ、魔界のものは触れない。

アニメ

シュガシュガルーン

ショコラとバニラは魔界に住む少女。親友であるふたりは、同時に次期女王候補のライバルでもある。この女王の座をかけた試験が人間界を舞台に繰り広げられる。試験内容は「ひとつでも多く人間のハート=自分への思い... 関連ページ:シュガシュガルーン

書誌情報

シュガシュガルーン 新装版 4巻 講談社〈KCデラックス〉

第1巻

(2020-03-27発行、 978-4065197189)

第2巻

(2020-03-27発行、 978-4065197196)

第3巻

(2020-04-20発行、 978-4065197202)

第4巻

(2020-04-20発行、 978-4065197219)

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