概要・あらすじ
主人公の女子高校生塚本天満は同級生の烏丸大路に恋をしていたが、気持ちを伝えられないでいた。そんな彼女に恋をしている不良の播磨拳児は、天然な彼女に気持ちがまったく伝わらず落ち込む毎日だった。
恋愛に絡むもつれた人間関係はサバイバルゲーム、文化祭、期末試験などのイベントを経てますます複雑になっていく。
登場人物・キャラクター
塚本 天満 (つかもと てんま)
矢神学院高等学校2年の女子。天然だが前向きな性格で、友人も多い。烏丸大路のことが好きで、彼に近づこうとするがいつも空回りしている。播磨拳児と塚本八雲が付き合っていると勘違いしている。 新設された女子バスケ部に入部するが、試合のメンバーから外されてしまう。
烏丸 大路 (からすま おおじ)
ひとりでボーッとしていることが多く、何を考えているのか分からない。二条丈(にじょうじょう)というペンネームを持つプロの漫画家という一面もある。
花井 春樹 (はない はるき)
周防美琴の幼なじみ。塚本八雲のことが好きで、追っかけをしている。播磨拳児とは対決することが多いが、共通する敵が現れると共闘する。
奈良 健太郎 (なら けんたろう)
塚本八雲のことが好き。水着ずもうチームの一員。
播磨 拳児 (はりま けんじ)
中学生のときは手の付けられないワルだったが、今はずいぶんおとなしくなった。塚本天満のことが好きで、いつも熱い視線を投げかけながら妄想している。塚本天満にフラれたと思い込み日本を逃げ出していたが、入魂の漫画を完成させて学校に戻ってきた。 その後は漫画雑誌に掲載されるほどになる。
沢近 愛理 (さわちか えり)
塚本天満の友人。イギリス人と日本人のハーフで、イギリスからの帰国子女。お嬢様で学園のアイドルだが言葉使いはキツく、言いよる男子を秒殺している。文化祭での演劇「眠りの森の美女」で王子役になるが、なぜか姫役が播磨拳児になっていた。
高野 晶 (たかの あきら)
塚本天満の友人で茶道部員。成績が良く、学外ではバイトをしまくっている。花井春樹のことをからかうことが多い。
塚本 八雲 (つかもと やくも)
塚本天満の妹で、よく世話をしている。いつでもどこでもよく寝てしまう癖がある。自分に好意を持つ人間の心が読める特技を持っている。伊織という名の黒猫を飼っている。播磨拳児の漫画のアシスタントをしたり、喫茶店メルカドでアルバイトをしていたりする。
一条 かれん (いちじょう かれん)
塚本天満の友人でアマレス部員。努力家で思いやりがある。今鳥恭介のことが好き。新設された女子バスケ部に入部する。
刑部 絃子 (おさかべ いとこ)
播磨拳児の従姉で、矢神学院高等学校の教師。播磨拳児を居候させているが、学校では隠している。寝室に数々のトラップを仕掛けている。
周防 美琴 (すおう みこと)
塚本天満の友人で、花井春樹とは幼なじみ。スポーツ全般と格闘技が得意。新設された女子バスケ部に入部する。
今鳥 恭介 (いまどり きょうすけ)
周防美琴のことが好き。ナンパ男だが、いつしか一条かれんを意識するようになる。
サラ・アディエマス (さらあでぃえます)
塚本八雲の友人。中華料理屋の茉莉飯店でアルバイトをしている。