概要
漫画家、画家。男性。1940年、旧満州に生まれ、鹿児島県で育った。1959年、「街」に投稿した『ほしいなあ』が入選し、新人特別賞を受賞。横山まさみちのアシスタントをしながら「セツ・モードセミナー」でファッション・イラストレーターから絵を学ぶ。
1967年、「漫画ストーリー」にて『ベトコンの女豹』が掲載され、同年から創刊された「漫画アクション」に多くの作品を連載した。1970年には『柔侠伝』のシリーズを連載開始し大ヒット。バロン吉元の代表作となった。
1985年には「龍まんじ」の雅号で画家として活動を開始し、翌1986年には画集「天女」を発表した。画家としての評価も高く、1992年に二科展奨励賞、1997年に現創展クサカベ賞、アーチ大賞展大賞、東京展優秀賞などをそれぞれ受賞している。2000年にはニューヨーク・ソーホーで個展を開催し、翌2001年には京都造形芸術大学芸術館にて個展を開催。2005年には銀座にて個展「天女がいっぱい」を開催するなど、精力的に活動している。
また、第一回文化庁文化交流使としてスウェーデンに赴き、日本の漫画文化を伝えるためのイベントなどを開催している。日本漫画家協会の理事にも就任し、大阪芸術大学キャラクター造形学科の教授も務めていた。
ヒストリー
- 1940年
旧満州に生まれ、鹿児島県で育った。
- 1959年
「街」に投稿した『ほしいなあ』が入選し、新人特別賞を受賞。
- 1959年
横山まさみちのアシスタントをしながら「セツ・モードセミナー」でファッション・イラストレーターから絵を学ぶ。
- 1961年
独立。
- 1967年
「漫画ストーリー」にて『ベトコンの女豹』を連載。
- 1970年
『柔侠伝』シリーズを連載開始。
- 1985年
「龍まんじ」の雅号で画家として活動を開始。
- 1986年
画集「天女」を発表。
- 1992年
二科展奨励賞受賞。
- 1997年
現創展クサカベ賞受賞。
- 2000年
ニューヨーク・ソーホーにて個展を開催。
- 2001年
京都造形芸術大学芸術館にて個展を開催。
- 2005年
銀座にて個展「天女がいっぱい」を開催。
受賞
- 2019年4月19日
第48回 日本漫画家協会賞・文部科学大臣賞
作品
関連キーワード
横山 まさみち (よこやま まさみち)
日本の漫画家。男性。少年時代に父を亡くし、役所勤務をしながら名古屋の明和高校夜間部に通学。深夜に漫画を描いていた。1950年、富士玩具出版の「赤本」に『ウサギのかごや』を発表。漫画家デビューとなる。1... 関連ページ:横山 まさみち
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