概要
おばあさんがおじいさんの法事ででかけたためにミミ子は家に一人住まいになる。竹藪に囲まれたミミ子の家に動物園を抜け出した親子パンダのパパンダとパンがやって来る。パパンダはミミ子に両親がいないと知ると、お父さんになりましょうと申し出て一緒に暮らすことになる。
登場人物・キャラクター
ミミ子 (みみこ)
赤毛のおさげで逆立ちが得意な元気な女の子。小学生。お父さんとお母さんがいないが、おばあさんと二人暮らし。法事で長崎へ出かけたおばあさんに毎日手紙を出すと約束する。パンダのパパンダがお父さんになってくれると言うので、ミミ子は子パンダのパンちゃんのお母さんになってあげると言う。
パン
動物園を抜け出したパンダパパンダの息子の子パンダ。犬に噛まれても平気で力も強い。
おまわりさん
ミミ子の住む北秋津の派出所勤務で、おばあさんが出かけて一人暮らしのミミ子を気に掛ける。
パパンダ
大きなおとうさんパンダ。息子のパンと動物園を抜け出して、竹藪に囲まれたミミ子の家にやって来る。両親のいないミミ子のためにお父さんになる。
小学校 (しょうがっこう)
小学校に通うミミ子にパンちゃんがついて来てしまう。困ったミミ子はパンダの人形のフリをするように言い聞かせるが、給食室の香りに誘われたパンちゃんはカレーの鍋に落ちてしまい小学校中が大騒ぎとなる。
園長 (そんちょう)
パンダのパパンダパン親子がいたパンダ園の動物園の園長。抜け出したパパンダ親子を探し出すと、動物園に帰ってきてもらおうと丁重に説得する。
おばあちゃん
ミミ子と二人暮らしだったが、おじいさんの法事のためにミミ子を残して長崎へ出かけることになる。
場所
動物園 (どうぶつえん)
パパンダ、パンの親子パンダは動物園のパンダ園にいたが抜け出してしまう。ミミ子の家に住むようになってからはお父さんが会社へ通うように動物園へ通うようになる。
ミミ子の家 (みみこのいえ)
竹藪に囲まれた洋風の2階建ての家。ミミ子はおばあさんと二人で暮らしていた。法事でおばあさんが出かけていないときに、竹藪に惹かれてやって来たパパンダとパンのパンダ親子が一緒に住むことになる。
その他キーワード
水門 (すいもん)
川に流れてしまった子パンダのパンちゃんと、助けようと飛び込んだミミ子とを助けるために、パパンダは水門を閉じるために力を発揮する。