『地獄先生ぬ~べ~』の令和スピンオフ
本作は、『地獄先生ぬ~べ~』本編では語られなかった、1話完結の外伝ストーリー7編で構成されたスピンオフ作品。主人公は原作と同じく鳴介が務めており、彼のクラスに在籍する郷子をはじめとした生徒たちの秘話が、日常コメディやホラーアクションと共に描かれている。舞台は平成から令和へと移り変わっており、作中にはスマートフォンやSNSが登場。さらに、AI生成画像など令和ならではの題材が取り入れられている点も特徴となっている。
「滅三川」と名乗る不気味な少年
ある日、童守小学校5年3組で、「滅三川」と名乗る、この世ならざる存在にまつわる不気味な怪談が広まった。怪談に慣れている郷子たちは気に留めなかったが、怖がりの栗田まことだけは、その噂に怯(おび)え、恐怖心を募らせていた。そんなある日、まことは帰り道の公園で犬に吠えられている少年を助ける。しかし、その少年は明らかに生者とは思えないおぞましい姿をしており、自らを「滅三川」と名乗るのだった。
逆上した滅三川との戦い
滅三川に「友達になりたい」と言われたまことは、恐怖を必死に抑えながらもいっしょに遊ぼうとする。すると、偶然通りかかった郷子たちもその場から出られなくなってしまう。まことは郷子たちと協力して脱出を試みるが、正体を見破られた滅三川は逆上し、ついにまことたちに襲いかかる。一方、滅三川の噂を広めた罰として細川美樹を居残りさせていた鳴介は、彼女に滅三川の詳細を語り始める。滅三川とは本来、あの世とこの世の境にある川の名前であり、その名を騙(かた)る死者の中には、生者をあの世へ引きずり込もうとする者もいるという。鳴介は、郷子たちが犬の首輪に付けていたスマートフォンを通じて危機を察知し、生者を襲う悪霊と化した滅三川の除霊を試みる。
登場人物・キャラクター
鵺野 鳴介 (ぬえの めいすけ)
童守小学校5年3組の担任を務める男性教師。年齢は25歳。生徒たちからは親しみを込めて「ぬ~べ~」と呼ばれている。幼い頃から強い霊能力を持ち、霊や妖怪を見ることができるだけでなく、新米教師時代に左手に封印した強力な鬼の力、通称「鬼の手」を使って妖怪退治や除霊を行っている。私生活では雪女のゆきめと種族を超えた恋人同士であるが、かつては同僚の高橋律子に片思いしていた時期もあった。命をかけて生徒を守ろうとする強い信念と責任感から周囲の信頼は厚い一方で、ふだんはドジで優柔不断な一面もあり、いつも金欠気味である。好きなものは生徒とおしるこ、嫌いなものは生徒を傷つける悪霊。
稲葉 郷子 (いなば きょうこ)
童守小学校5年3組に在籍する女子。鳴介が担任を務めている。オレンジ色のロングヘアをツインテールにしている。スリムな体型だが、貧乳であることを気にしている。明るくしっかり者で、クラスのムードメーカー的な存在。親友の美樹とはいつも一緒に行動している。サッカー少年の立野広に密かに思いを寄せているが、お互い素直になれずにいる。ほかの生徒と同様に鳴介への信頼は厚く、何度も妖怪の危機から救われている。なお、前世では鳴介と恋人同士だったという過去がある。
クレジット
- 原作
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