地獄先生ぬ~べ~

地獄先生ぬ~べ~

原作・真倉翔、漫画・岡野剛両者の代表作。かつて自身の左手に強大な力を持つ鬼を封じた霊能力教師鵺野鳴介は、その鬼の手を用いて、生徒たちを巻き込んだ妖怪や悪霊が引き起こす事件に立ち向かっていく。集英社「週刊少年ジャンプ」1993年38号から連載。1996年4月にテレビアニメ化、2014年10月にはテレビドラマ化された。

正式名称
地獄先生ぬ~べ~
ふりがな
じごくせんせいぬーべー
原作者
真倉 翔
漫画
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
ホラー
関連商品
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概要・あらすじ

童守小学校5年3組の担任を務めぬ~べ~の愛称で親しまれる鵺野鳴介は、学校では知る人ぞ知る自称霊能力者。生徒たちにはインチキだとからかわれているが、実は妖怪や悪霊の悪事を解決しているのだった。そんなある日、ぬ~べ~のクラスに転校してきた立野広が、上級生を相手に暴力事件を起こしてしまう。

最初はただのやんちゃだと思われていたが、次第に常軌を逸した行動をとるようになり、ただならぬの気配を感じたぬ~べ~は、鬼を封じ込めたという鬼の手を使って、彼に取りついた悪霊を退治するのだった。それを機に、自分の生徒を脅かす妖怪たちを相手にぬ~べ~は立ち向かっていく。

登場人物・キャラクター

鵺野 鳴介 (ぬえの めいすけ)

童守小学校の教師で5年3組の担任を務める25歳の青年。 霊能力を持ち、妖怪や霊障をはじめとする超常的な事件から児童たちを守る熱血漢。妖怪や霊を倒すばかりでなく、児童らに過失があれば過ちに気付かせるため、霊能力を控えて事件を解決することもある。左手は強大な力を持つ鬼を封じ込めた鬼の手になっており、普段は黒い手袋をはめて隠している。 鬼の手は霊や妖怪を退治する際の強力な切り札となるだけでなく、実体のない霊との接触するコミュニケーションツールとして利用するなど、多種多様な使われ方をする。教師としては信頼が厚いが、私生活はだらしなく、金欠によりカップラーメンが常食。 時には、1日1食の給食のみで空腹をしのぐ時さえある。

立野 広 (たての ひろし)

衷妖という妖怪に取りつかれ、怒りを制御できなくなったために童守小学校に転入してきた。運動神経が良く、好きなサッカーに打ち込む。正義感が強い快活な性格だが、その反面勉強は苦手で成績は振るわない。母はすでに他界しており、トラックの運転手として働く父親とふたり暮らし。クラスメイトの稲葉郷子とは衝突することが多いけれども、実は仲良し。 彼女がほかの男性と仲良くしていると、嫉妬することもしばしば。

稲葉 郷子 (いなば きょうこ)

童守小学校5年3組の児童。真面目な性格のしっかり者だが、少々がさつなところもあり手先が不器用。料理の腕は壊滅的。スレンダーな体型で、貧乳をからかわれることも多い。ぬ~ベーとは過去に家が隣だったことがある。バレンタインにチョコレートを渡すなど、立野広に好意を抱く。

細川 美樹 (ほそかわ みき)

童守小学校5年3組の児童。クラスのムードメイカーで巨乳の美少女。そのプロポーションの良さを自慢としている。おしゃべりで噂好き、好奇心も旺盛であり、その性格が災いして霊障を招いてしまうことも多々ある。霊能力入門書を参考に幽体離脱の練習を行った結果、ろくろ首さながらに首だけを伸ばせるようになり、それ以降たびたび首を伸ばした姿を見せるようになる。

木村 克也 (きむら かつや)

童守小学校5年3組の児童。授業のサボりや喫煙、賽銭泥棒などを行う不良少年で、それが原因で事件を引き起こしてしまうことも多い。クールにみえて臆病だが、根は思いやりがあり責任感の強い性格をしている。童守小学校2年に在籍する妹の木村愛美には甘く、彼女を溺愛している。

栗田 まこと (くりた まこと)

童守小学校5年3組の児童。特撮ヒーローが好きで、おかっぱ頭で背が低い少年。臆病な性格だが、動物を愛する優しい心を持つ。性格、見た目ともに子供っぽく、大人には見えない妖怪の座敷童が見えたのは5年3組では彼だけだった。

ゆきめ

雪女の妖怪で、幼い頃ぬ~ベ~に命を救われて以来、彼に惚れている。童守小学校を訪れた際にはぬ~ベーの婚約者を名乗り、彼を氷漬けにして山で一緒に暮らそうとする。しかし、ぬ~ベ~と児童たちの絆に触れ、一時は退散した。その後は童守町のスケート場でアルバイトをしながら、ぬ~ベ~へのアプローチを続けている。

高橋 律子 (たかはしりつこ)

童守小学校の教師で、5年2組の担任。ロングヘアーでスタイルの良い美人。ホラーなど怖い話が苦手だが、教え子の風間守を救うため、妖怪しょうけらに立ち向かうなど教師として勇気を見せることもある。ぬ~べ~に惚れられており、怪談話ばかりする彼のことを苦手としていたものの、しょうけらから助けられた際に、子供のために命を懸けて戦う姿を見てからは意識するようになる。

玉藻 京介 (たまも きょうすけ)

齢400を超える妖狐で、人間に化ける人化の術完成を目的に、必要となる立野広の頭蓋骨を狙って童守小学校に教育実習生としてやってきた。しかし、ぬ~ベ~の妨害もあって頭蓋骨入手に失敗。実力で劣るぬ~ベ~が自分との闘いで見せた底力に興味を持ち、以後、たびたびぬ~ベ~に協力するようになる。

葉月 いずな (はづき いずな)

童守中学校2年A組の女子生徒。管狐を操るイタコ見習いで、金儲けのためにイタコ修行の途中で秋田から上京してきた。管狐の力が暴走した際に、ぬ~ベ~に助けられ、彼を慕うようになる。

美奈子 (みなこ)

作中では故人。ぬ~ベ~の恩師にして小学校時代の担任。鬼の手の内側で鬼の力を封じた。ぬ~ベ~に憑りついた悪霊を払おうとして命を落とし、堕とされた地獄で覇鬼に吸収されてしまう。だが、その意識は覇鬼の中に残ることとなった。その後覇鬼が地上にあらわれ、ぬ~ベ~の左手に覇鬼を封印する時に内側からその助けとなった。

無限界時空 (むげんかいじくう)

除霊を行う時に高額な金銭を要求する高名な霊能力者。ぬ~ベ~の父で、昔は無償で除霊を行っていたが、妻の死に瀕した際に裏切られたことにより守銭奴となった。

覇鬼 (ばき)

『地獄先生ぬ~べ~』に登場する妖怪。鬼の三兄弟の長男で、兄弟の中でも最強と言われている。地獄に堕ちた美奈子を喰らって地上に現れるが、ぬ~ベ~によって左手に封印され、その後は鬼の手の力の源となった。

絶鬼 (ぜっき)

『地獄先生ぬ~べ~』に登場する妖怪。鬼の三兄弟の次男で、鬼の手となった兄・覇鬼を解放するため地獄から人間界に這い上がってきた。人型の時には美少年だが、子供さえ容赦なく殺そうとする残忍な性格をしている。

眠鬼 (みんき)

『地獄先生ぬ~べ~』に登場する妖怪。ぬ~ベを鬼の力の源であるパンツにするためにあらわれた鬼の三兄弟の末妹。しかし、地獄から人間界に向かう際にパンツを失くしてしまい、下半身丸出しの衝撃的な格好で立野広たちの前にあらわれトラブルを起こす。

クレジット

原作

続編

地獄先生ぬ~べ~NEO (じごくせんせいぬーべーねお)

原作・真倉翔、漫画・岡野剛の代表作『地獄先生ぬ~べ~』終了時から11年後を舞台とした続編。「鬼の手」を持つ霊能力教師鵺野鳴介・通称ぬ~べ~が、生徒を守るため妖怪や悪霊たちと戦うさまを描いたホラーコメデ... 関連ページ:地獄先生ぬ~べ~NEO

地獄先生ぬ~べ~S (じごくせんせいぬーべーえす)

真倉翔、岡野剛の代表作「地獄先生ぬ~べ~」シリーズの三作目。前作『地獄先生ぬ~べ~NEO』の続編で、前作同様に童守町を舞台にしている。「鬼の手」を持つ霊能力教師・鵺野鳴介が、教え子たちを守るために悪霊... 関連ページ:地獄先生ぬ~べ~S

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霊媒師いずな Ascension (れいばいしいずな あせんしょん)

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