島津 秋弘

島津 秋弘

オリエント(漫画)の登場キャラクター。読みは「しまづ あきひろ」。

登場作品
オリエント(漫画)
正式名称
島津 秋弘
ふりがな
しまづ あきひろ
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概要

赤刀武士の青年で、島津多嘉久の息子。年齢は17歳で、身長は173センチ。「天狼鉄脚」と呼ばれる鬼鉄刀を所有し、兄弟たちの刀気を集めた蹴りによる攻撃を得意としている。上杉武士団淡路島奪還作戦を実行するための連合を結成するにあたり、島津武士団を代表して、島津春久をはじめとした兄弟や部下たち五人と共に上杉連合に参加する。人一倍手柄に固執しており、取柄のない武士といっしょに戦うことを嫌がる。さらに、スパイ疑惑をかけられた武蔵を排除しようと考えるなど、目的のためなら手段を選ばない一面を持つ。性格も冷徹であることから、尼子勝巳をはじめとしたほかの武士団の武士たちからは、会うなり反感を買っている。だが、武士としての実力は抜きん出ており、勝巳や武蔵との模擬戦に大勝したことから、部隊長に抜擢される。当初は、自分が武士として高みに登るために手柄を欲していると思われていた。しかし実際は兄弟を何より大切に思い、赤刀武士である自分だけを優遇して、ほかの兄弟たちを蔑ろにする多嘉久のことを嫌っている。さらに多嘉久がお気に入りの側室とのあいだに生まれた子供に家督を継がせようとしていることを知ると、島津秋弘自身のみならず兄弟たちも切り捨てられる事態を危惧し、それを防ぐために大きな手柄を欲していたことが判明する。このことは兄弟たちにも知られておらず、手柄への焦りから兄弟たちにも高圧的な態度を取ることもあり、彼らからも距離を置かれていた。秋弘自身も彼らの理解を得ることをあきらめており、兄弟たちになんと思われようが、彼らを守れればそれでいいと思っている。一方で、彼らと仲のよかった頃を懐かしむ素振りを見せることもあり、武蔵からは高圧的な姿勢を疎まれる反面、非情になり切れずちぐはぐな感情を見せる様子を不思議に思われていた。淡路島奪還作戦では、手柄を焦るあまり兄弟たちにも暴言を吐き、やがてみずからの命と引き換えに砲戦竜八岐大蛇の真角を折ろうとする。しかし、武蔵の活躍によって真意を知った仲間たちから理解を得ると、彼らの刀気を束ねて、ついに砲戦竜八岐大蛇を倒す。この活躍で、上杉竜臣から武蔵や武田尚虎直江兼竜に並ぶ殊勲者と認められ、褒章として大量の鬼鉄移動城塞を獲得する。だが、勝巳が行方不明になって不安を見せる尼子武士団に移動城塞を譲り渡し、兄弟と共にしばらくのあいだ紫龍城に滞在する。そんな中、土佐に黒曜石の八人が襲来したという報を受け、上杉武士団の助っ人として戦う羽目になるものの「島津の城に帰らずに済んだ」と、これをポジティブにとらえる。だが、その矢先に犬村三喜人によって差し向けられた勝巳の分身体と遭遇すると、所有している鬼鉄刀が異なるなど、明らかに以前と違う彼の様子に警戒心を抱く。

登場作品

オリエント

戦国時代に突如飛来した「鬼神」により一変してしまった世界が舞台。鬼に支配された人々を救うため、最強の「武士」を目指す少年の姿を描いたバトルファンタジー。講談社「週刊少年マガジン」2018年26号から2... 関連ページ:オリエント

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