概要
日本の漫画家。男性。2002年頃、自身のサイトで公開していたWEBコミックが話題を呼び、注目を集める。同年『最弱拳銃士ルービック』で、第63回手塚賞佳作を受賞。同作品が、「月刊少年ジャンプ」8月22日増刊号に掲載され、商業誌デビューを果たす。以後、2004年「ガンガンYG」に発表した『リセット』、「ヤングガンガン」連載の『マンホール』など、社会派の作品が話題を呼ぶ。同年、自身のサイトに公開していた『DUDS HUNT』をフランスで出版。以後、フランスで非常に高い人気を誇る。2011年「ジャンプ改」にて『予告犯』の連載を開始。ネット犯罪をリアルに描いた物語が好評を博し、実写映画化されるヒットとなった。2014年「ジャンプ改」にて『有害都市』の連載を開始。有害図書指定を受けた作者自身の経験を基に、「表現規制」のディストピアを描いた内容が高い評価を得た。同作は2015年に、フランスのバンド・デシネ批評家ジャーナリスト協会が主催するPrix Asie-ACBD(ACBDアジア最優秀作品賞)を受賞。また2017年、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞している。2018年には「グランドジャンプ」にて『ノイズ【noise】』の連載を開始。こちらも2022年1月に実写映画化されるヒットとなった。
ヒストリー
- 11月7日
愛知県に生まれる。
- 2002年
『最弱拳銃士ルービック』で、第63回手塚賞佳作を受賞。「月刊少年ジャンプ」8月22日増刊号から同作品で商業誌デビュー。
- 2004年
「ガンガンYG」に『リセット』を発表。
- 2004年
「ヤングガンガン」にて『マンホール』の連載を開始。
- 2004年
2002年に自身のHPに公開していた『DUDS HUNT』をフランスで出版。好評を博す。
- 2009年
『マンホール』第一巻が、長崎県にの青少年保護育成条例に基づく有害図書類に指定される。
- 2011年
「ジャンプ改」にて『予告犯』の連載を開始。
- 2014年
「ジャンプ改」に『有害都市』を連載。
- 2015年6月6日
『予告犯』が、生田斗真主演で実写映画化される。
- 2015年
『有害都市』が、フランスでPrix Asie-ACBD(ACBDアジア最優秀作品賞)を受賞。
- 2017年
『有害都市』で、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
- 2018年
「グランドジャンプ」にて『ノイズ【noise】』の連載を開始。
- 2022年1月28日
『ノイズ【noise】』が、藤原竜也と松山ケンイチのW主演で実写映画化される。
受賞
- 2002年
第63回 手塚賞佳作/『最弱拳銃士ルービック』
- 2015年
ACBDアジア最優秀作品賞/『有害都市』
- 2017年
第20回 文化庁メディア芸術祭優秀賞/『有害都市』 マンガ部門