概要
鋼光一の父。JLVグラップル社に所属。グラップルマシン、キング・アイアインに搭乗し、世界チャンピオン、オーディン・ザ・グレートとタイトルマッチを戦う。善戦するも、オーディンの必殺技・皇帝の断頭台に敗れる。その試合で逆転位症候群(インバージョン・シンドローム)を起こし、重体となる。
その後、サイボーグ化され、JLVグラップル社の研究所所長に就任。ニュータイプの超格闘マシン・アイアンマッスルを開発する。
『バイオレンスジャック』における鋼勇次郎
同じ永井豪の作品である『バイオレンスジャック』にもゲストキャラとして登場している。
鋼光一の父でプロレスラー。関東地獄地震前に行われたオーディン・ザ・グレート選手との試合に負け植物状態になる。地獄地震後の消息は不明となっている。
関連人物・キャラクター
鋼 光一 (はがね こういち)
父・勇次郎が操るキング・アイアンとオーディン・ザ・グレートの試合に感動。父を倒した不敗のチャンピオン、オーディンと対戦するため、ハイパー・グラップラーになる決意をする。高校一年から本格的トレーニングを... 関連ページ:鋼 光一
関連キーワード
キング・アイアン
『アイアンマッスル』に登場するグラップルマシン。搭乗者は鋼勇次郎。JLVグラップル社製。オーディン・ザ・グレートとの戦いのため、運動制御回路とグラップラーの神経細胞のシンクロ率を極限まで高めたマシン。逆転位制御装置(インバージョン・シンドローム・ストッパー)が機能しない欠陥を持っているため、逆転位症候群(インバージョン・シンドローム)を引き起こし、鋼勇次郎を死に至らしめる。
オーディン・ザ・グレート
『アイアンマッスル』に登場するグラップルマシン。搭乗者はウィルヘルム・オーディーン。ABM社が誇る世紀のグラップルマシンで不敗の世界チャンピオン。鋼勇次郎が操るキング・アイアンと世界戦を戦い、必殺技・皇帝の断頭台(カイザー・シャフオット)でその首を折る。デビッド・エルマンを弟子に持つ。
アイアインマッスル
『アイアンマッスル』に登場するグラップルマシン。鋼光一が搭乗する。JLVグラップル社が社運を賭けて開発した新型で、人間のような柔軟な「金属筋肉」で全身を固める。金属筋肉の成長増大に伴い全身が巨大化しその力も倍増するという、成長するグラップルマシン。
JLVグラップル社 (じぇいえるぶいぐらっぷるしゃ)
『アイアンマッスル』に登場する組織。立体テレビと産業用ロボットで急成長を遂げた日本の大企業・日本レーザービジョン(JLV)のグラップル部門。不敗の世界チャンピオン、オーディン・ザ・グレートに迫るグラップルマシン、キング・アイアンを作ったことで株を上げ、一層の成長を遂げる。最新鋭の超格闘マシン・アイアンマッスルを開発し、鋼光一を搭乗させる。
登場作品
アイアンマッスル
近未来。操縦者の動きがそのまま反映される搭乗型巨大ロボット同士の格闘技ハイパー・グラップルの世界を描いたロボットプロレス漫画。グラップラーの父を死に追いやった、偉大なチャンピオンを倒すため、数々の強敵... 関連ページ:アイアンマッスル
バイオレンスジャック
巨大地震により、日本から分断され、無法地帯と化してしまった関東を舞台にした文明崩壊もの。忽然と現れた謎の巨人・バイオレンスジャックと関東を支配しようとする魔王スラムキングの死闘や、地獄と化した関東で逞... 関連ページ:バイオレンスジャック