GetBackers-奪還屋-

GetBackers-奪還屋-

美堂蛮と天野銀次は奪われたものを奪い返すことを生業とする奪還屋で、二人の下に舞い込んでくる依頼を毎回トラブルに見舞われながらも解決する。作品の中盤からは登場人物同士の異能力バトルの様相を呈していく。

正式名称
GetBackers-奪還屋-
ふりがな
げっとばっかーず だっかんや
原作者
青樹 佑夜
漫画
ジャンル
バトル
レーベル
講談社コミックス(講談社) / プレミアムKC(講談社) / 講談社プラチナコミックス(講談社)
関連商品
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あらすじ

新宿の路地裏の先にある裏新宿と呼ばれるスラム街が舞台。裏新宿の最奥部には廃ビル群が違法建築によって無秩序に増改築された無限城が聳え立っている。美堂蛮(みどうばん)と天野銀次(あまのぎんじ)は無限城に近いカフェ「Honey Tonk」で奪還屋に来る依頼を待っていた。

登場人物・キャラクター

美堂 蛮 (みどう ばん)

天野銀次と共に依頼者が奪われたものを奪い返す奪還屋を営んでいる。握力200kgを超える怪力と、相手に一分間様々な幻覚を見せる邪眼を駆使して戦う。邪眼は一日に三度しか使用することが出来ず、一日に同じ人間に二度使うことも出来ない。見た目に似合わずヴァイオリンの腕がプロ並みであり、またかなりの博識。 巨乳に弱い。

天野 銀次 (あまのぎんじ)

美堂蛮と共に依頼者が奪われたものを奪い返す奪還屋を営んでいる。電気ウナギの様に体内で電気を自在に発する事ができ、その能力を武器に戦う。美堂蛮と出会う前は新宿の奥地にある無限城でキッズグループVOLTSを組み、雷帝と呼ばれ恐れられていた。女性に目が無く、面食い。

風鳥院花月 (ふうちょういんかづき)

天野銀次がリーダーを務めていたキッズグループVOLTSの元主要メンバーのうちの一人であり、彼のことを大変慕っている。常に冷静沈着で女性的な雰囲気を持つ美青年で、糸を自在に操り敵を翻弄する風鳥院流絃術の継承者。

冬木 士度 (ふゆき しど)

天野銀次がリーダーを務めていたキッズグループVOLTSの元主要メンバーのうちの一人であり、どこか近寄りがたい一匹狼のような雰囲気を持った青年。動物と心を通じ合わせて命令する操獣術と、動物に擬態して人ならざる身体能力で戦う百獣擬態を駆使する。当初は天野銀次や美堂蛮と敵対していたが、和解してからは音羽マドカの元に身を寄せつつ、冬木士度も独自に奪還屋を開業している。

筧 十兵衛 (かけい じゅうべえ)

天野銀次がリーダーを務めていたキッズグループVOLTSの元メンバー。針を飛ばして戦闘や治療を自在に行う筧流針術の使い手。また、体に害を及ぼすほど強力な磁力を帯びた黒磁鉱の塊「太極石」を用いることで更に強力な技を繰り出すことが出来るが、使用に応じて徐々に体を蝕まれていく。 風鳥院花月とは無限城に来る前からの仲。

笑師 春樹 (えみし はるき)

天野銀次がリーダーを務めていたキッズグループVOLTSの元メンバーで、中国の砂漠の民族である楼蘭の末裔。常に笑みを浮かべ、コテコテの関西弁でギャグを放つ。楼蘭の女の持つ強靭な毛髪を集めて作った鞭、「楼蘭武闘鞭」で戦う。また窮地に追い込まれると楼蘭族の男に流れる、飛沫すると燃えやすいという性質を持った血である「虎血」を燃やし、命がけで相打ちを狙う。

工藤 卑弥呼 (くどう ひみこ)

依頼者のものを目的地まで運ぶ運び屋を営んでいる。所有している様々な効果を持った香水を使って戦う。香水は知能を退化させるものから、呼気を可燃性にして肺を燃やすものまで多種多様であり、数千種ある中から状況に応じて香水を七つ得らんで携行している。美堂蛮のことを兄を死に追いやった人物として憎んでいるが物語の序盤では真実は定かではない。

赤屍 蔵人 (あかばね くろうど)

依頼者のものを目的地まで運ぶ運び屋を営んでいるが、作中では史上最低最悪の運び屋と呼ばれている。常に黒衣を身にまとい、体中に隠し持っているメスで人体を切り裂いていく。享楽的に人を殺すので、正義漢である天野銀次はそのことをよく思っていないが、赤屍蔵人は天野銀次のことをいたく気に入っている。 ほとんど不死身に近く、自分の力の限界を知るために強敵との戦いを望む。

HEVN (へゔん)

依頼を奪還屋などに引き継ぐ仲介屋を営む女性。長い金髪で巨乳の美女でその過去などを含めて謎が多い。露出の多い服装をしており、美堂蛮によく乳を揉まれては彼を殴り飛ばしている。不用心に奪還屋の仕事に巻き込まれては人質にされることが多い。

王 波児 (わん ぽーる)

美堂蛮や天野銀次がよくたまり場にしていて、HEVNが仕事を持ってくる場にもなっている喫茶店「Honey Tonk」のマスターで、丸いサングラスをかけた男性。奪還屋の二人は王波児に莫大な金額のツケがあり、王波児はこれを毎回キッチリ計算している。 奪還屋の二人の過去を知っており、自身も壮絶な過去があったことをにおわせる。

水城 夏美 (みずき なつみ)

愛犬ラッキーの奪還をきっかけに「Honey Tonk」でアルバイトをしている女子高生。明るく元気な性格だが、天然ボケなところがある。天野銀次によく言い寄られているが、他の美女が現れるとすぐに目移りされてしまう。

音羽マドカ (おとわまどか)

盲目の天才バイオリニストの少女であり、師匠から受け継いだストラディバリウスを奪われ、美堂蛮と天野銀次にその奪還を依頼した。その後、奪還を手助けした冬木士度と恋におち、家に彼を住まわす。

馬車 號造 (まぐるま ごうぞう)

依頼者のものを目的地まで運ぶ運び屋を営んでいる。巨大なトレーラーを運転し、仕事中はブレーキを踏まず、悪路だろうが住宅地だろうが意に介さず走る、赤屍蔵人や工藤卑弥呼と組むことが多い。普段はタクシーの運転手として働いている。

場所

無限城 (むげんじょう)

『GetBackers-奪還屋-』に登場する架空のスラム街。新宿の奥地の高層廃ビル群によって形成され、違法建築工事によって無秩序に成長した建造物。香港に実際に存在したスラム街である九龍城がモデルであると考えられる。無限城全体に「陽」の気が満ちているので、住民たちの身体能力や自然治癒能力が高まる。また、無限城の中では喧嘩や殺し、窃盗などが日常茶飯事で、無法地帯と化している。

クレジット

原作

アニメ

GetBackers -奪還屋-

依頼人の望むものを相手から奪い還す家業の奪還屋。そんな仕事をしている美堂蛮と天野銀次は、東京新宿の喫茶店で仲介屋のヘヴンから報酬のいい仕事をもらい、敵対する運び屋やモノを奪う奪い屋に気を付けながら依頼... 関連ページ:GetBackers -奪還屋-

書誌情報

Get backers奪還屋 39巻 講談社〈講談社コミックス〉

第1巻

(1999-08-01発行、978-4063127317)

第2巻

(1999-09-01発行、978-4063127416)

第3巻

(1999-11-01発行、978-4063127775)

第4巻

(2000-01-01発行、978-4063127928)

第5巻

(2000-04-01発行、978-4063128291)

第6巻

(2000-06-01発行、978-4063128499)

第7巻

(2000-08-01発行、978-4063128741)

第8巻

(2000-11-01発行、978-4063129021)

第9巻

(2001-01-01発行、978-4063129243)

第10巻

(2001-03-01発行、978-4063129489)

第11巻

(2001-05-01発行、978-4063129670)

第12巻

(2001-08-01発行、978-4063130072)

第13巻

(2001-10-01発行、978-4063130300)

第14巻

(2001-12-01発行、978-4063130522)

第15巻

(2002-03-01発行、978-4063130843)

第16巻

(2002-07-01発行、978-4063631241)

第17巻

(2002-09-01発行、978-4063631463)

第18巻

(2002-11-01発行、978-4063631678)

第19巻

(2003-01-01発行、978-4063631913)

第20巻

(2003-04-01発行、978-4063632255)

第21巻

(2003-06-01発行、978-4063632507)

第22巻

(2003-08-01発行、978-4063632705)

第23巻

(2003-11-01発行、978-4063633085)

第24巻

(2004-02-01発行、978-4063633344)

第25巻

(2004-05-01発行、978-4063633696)

第26巻

(2004-07-01発行、978-4063633979)

第27巻

(2004-10-01発行、978-4063634365)

第28巻

(2005-01-01発行、978-4063634730)

第29巻

(2005-03-01発行、978-4063634983)

第30巻

(2005-05-01発行、978-4063635249)

第31巻

(2005-07-01発行、978-4063635508)

第32巻

(2005-10-01発行、978-4063635843)

第33巻

(2005-12-01発行、978-4063636086)

第34巻

(2006-02-01発行、978-4063636284)

第35巻

(2006-05-01発行、978-4063636673)

第36巻

(2006-08-01発行、978-4063637069)

第37巻

(2006-11-01発行、978-4063637434)

第38巻

(2007-03-01発行、978-4063637878)

第39巻

(2007-04-01発行、978-4063638141)

Get backers奪還屋 36巻 講談社〈プレミアムKC〉

第36巻

(2006-08-01発行、978-4063620603)

Get backers奪還屋 講談社〈講談社プラチナコミックス〉

「 ダッカンヤ バーサス ハコビヤ!」 ヘン

(2015-07-01発行、978-4063857184)

「 マボロシ ノ " ヒマワリ " オ トリカエセ ! 」 ヘン

(2015-08-01発行、978-4063857252)

「 ムゲンジョウ"IL"ダッカン サクセン!」 シトウヘン

(2015-09-01発行、978-4063857566)

「 シド アンド マドカ 」 ヘン

(2015-10-01発行、978-4063857788)

「 メガミ ノ"ウデ"オ トリカエセ!」 シトウヘン

(2015-11-01発行、978-4063857986)

「 カミ ノ キジュツ 」 ヘン

(2015-12-01発行、978-4063858167)

「 マリンレッド オ トリカエセ 」 ヘン

(2016-01-01発行、978-4063858334)

「 トワ ノ キズナ オ トリカエセ! 」 シトウヘン

(2016-02-01発行、978-4063858464)

「 サイゴ ノ ピース オ トリカエセ!」 ヘン

(2016-03-01発行、978-4063858570)

「 Voodoo child 」 ゲキトウヘン

(2016-04-01発行、978-4063858716)

「 ウシナワレタ トキ オ トリカエセ! part 1 」 ヘン

(2016-05-01発行、978-4063858891)

「 ウシナワレタ トキ オ トリカエセ! part 2 」 ヘン

(2016-06-01発行、978-4063859096)

「ラスト バトル 」 ヘン

(2016-07-01発行、978-4063859256)

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