概要
家庭の事情で、都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上悠。のどかな田舎町で八十神高校の新しいクラスメイトたちと過ごす生活がはじまる。だが転校初日の朝、とある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見された。
町を覆う原因不明の霧、若者の間でささやかれるマヨナカテレビの噂、鳴上悠とその友人たちに迫りくる異変は何をもたらすのだろうか。
登場人物・キャラクター
鳴上悠 (なるかみゆう)
両親の転勤の都合で、都会から稲羽市へと引っ越してきた少年。母方の親戚である堂島家に居候している。冷静沈着で口数が少ないクールな性格。仲間とともに怪奇連続殺人の真相を探るべく奔走する。
シャドウ
『PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-』に登場する、テレビのなかの異世界にはびこる怪物。人の心を貪り食らう。特殊能力ペルソナの能力を持った者が唯一対抗できる。 現実世界で霧が出ている間はテレビのなかは晴れ、その間シャドウは凶暴化する。
里中千枝 (さとなかちえ)
八十神高校に通う女子高校生で、鳴上悠のクラスメイト。活発な性格で男勝りな一面を持つ。肉とカンフーが大好き。生まれも育ちも稲羽市で、天城雪子とは幼なじみ。
クマ
鳴上悠たちがテレビのなかで最初に出会った謎の存在。クマの着ぐるみのような格好をしていて、語尾に「クマ」をつけて話す。とぼけた性格のお調子者だが、寂しがり屋。
巽完二 (たつみかんじ)
札つきの不良として恐れられる八十神高校の1年生。商店街の染物屋「巽屋」の一人息子。強面の外見に反して、真っ直ぐで素直な性格をしている。実は裁縫や編み物が趣味。
久慈川りせ (くじかわりせ)
人気急上昇中の準トップアイドルだったが、突如活動休止宣言をして八十神高校に転入してきた1年生。芸能人として活動していたことから、世間に対してどこか冷めている。
八十神高校 (やそがみこうこう)
稲羽市内にある、主人公鳴上悠らが通う高校。
白鐘直斗 (しろがねなおと)
八十神高校に転入してきた1年生にして、探偵一族の血を引き継ぐ若き探偵。稲羽市で起きた殺人事件の謎を追うなかで鳴上悠たちと出会い、彼らに興味を持ちはじめる。
天城雪子 (あまぎゆきこ)
八十神高校に通う2年生で。鳴上悠のクラスメイトで里中千枝とは幼なじみ。老舗旅館「天城屋」の跡取り娘。成績優秀、品行方正で男子の憧れの的だが、本人にはその自覚がない。
花村陽介 (はなむらようすけ)
八十神高校に通う男子高校生で、鳴上悠のクラスメイト。ジュネス八十稲羽店の店長の息子で、半年前に稲羽市に引っ越してきた。陽気で社交的な性格。いつもヘッドフォンを首に下げている。
場所
稲羽市 (いなばし)
主人公鳴上悠らが暮らすのどかな田舎町。
その他キーワード
マヨナカテレビ
『PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-』に登場する、奇妙な都市伝説。雨の夜の午前零時にテレビを見ると、“運命の相手”が映ると噂されている。
ペルソナ
『PERSONA4 the Animation -the Factor of Hope-』に登場する特殊能力で、自身の心の奥に潜むもうひとりの人格を具現化したもの。心の奥底に隠していた負の感情を本人が受け入れることによってペルソナへと変化する。 他者との絆によって、更なる力をもたらす。