概要・あらすじ
常に世界の歴史の裏で暗躍してきた存在「クェイサー」。彼らは女性から聖乳(ソーマ)と呼ばれる生体エネルギーを得ることにより、特定元素を操ることの出来る特殊能力者である。ある時聖ミハイロフ学園に通う織部まふゆと山辺燈は、転校してきた「クェイサー」のサーシャと出会う。
そしてサーシャと異端の「クェイサー」たちとの戦いに巻き込まれていく。
登場人物・キャラクター
アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘル (あれくさんどるにこらえびっちへる)
ロシア育ちで、鉄の元素を操るクェイサー。山辺燈を護衛するため、織部まふゆたちと同じクラスに転入する。好物は織部まふゆが作ったボルシチ。織部まふゆと山辺燈と同居しており、義姉のオーリャに似た優しい雰囲気の山辺燈に唯一心を許す。
山辺 燈 (やまのべ とも)
聖ミハイロフ学園の前理事長の娘で、前理事長の失踪後は、桂木華たちからさまざまな嫌がらせを受けている。
織部 まふゆ (おりべ まふゆ)
さまざまな嫌がらせを受けている山辺燈を守っている。サーシャの非常識な言動に振り回されるが、次第に昔の笑顔を取り戻していく。
桂木 華 (かつらぎ はな)
織部まふゆたちのクラスメイトで、山辺燈に嫌がらせをしていた。カーチャに籠絡されてからは、奴隷として付き従っている。
鳳 榊一郎 (おおとり しんいちろう)
聖ミハイロフ学園に赴任してきた、世界史担当の教師。
御手洗 史伽 (みたらい ふみか)
織部まふゆたちのクラスの委員長。以前は辻堂美由梨たちにいじめられていた。
エカテリーナ=クラエ (えかてりーなくらえ)
銅の元素を操るクェイサーで、銅製の人形である断罪天使「アナスタシア」を操作して戦う。桂木華をを籠絡して、奴隷として付き従わせている。
辻堂 美由梨 (つじどう みゆり)
聖ミハイロフ学園現理事長の娘。前理事長の失踪後は、織部まふゆや山辺燈に嫌がらせをするようになった。
ユーリ・野田 (ゆーりのだ)
聖ミハイロフ学園付設聖堂の責任者。
エリザベス
チタニウムの元素を操るクェイサー。大剣エクスカリバーで物質を両断する。鳳榊一郎の下でクェイサーとしての修行を積む。
水瀬 文奈 (みなせ あやな)
マグネシウムの元素を操るクェイサー。発火させたり合金を作り出したりすることができる。外道な性格で、表面上は織部まふゆたちの親友を装っていた。
テレサ=ベリア (てれさべりあ)
聖ミハイロフ学園付設聖堂のシスター。サーシャのマリアとして戦闘時はサーシャに付き従っており、彼に聖乳を供給する。
クレジット
原作
聖痕のクェイサー (せいこんのくぇいさー)
授乳を介してエネルギー源である聖乳を得て、元素を操る能力を持つクェイサーであるアレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘルが学園に隠された聖像(イコン)を巡って異端のクェイサーたちと戦う。秋田書店「月刊チャン... 関連ページ:聖痕のクェイサー