しろがね

しろがね

からくりサーカス(漫画)に登場する用語。

登場作品
からくりサーカス(漫画)
正式名称
しろがね
ふりがな
しろがね
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概要

白銀がその中に溶け込んだ霊薬・「生命の水(アクア・ウイタエ)」を摂取することで生まれる存在。「生命の水」本来の力で身体能力が通常の人間の5倍に向上すると同時に、老化のスピードが下がり5年に1歳ずつしか歳をとらない。また、白銀の知識・経験を一部を除いて獲得し、眼や髪が銀色に変化する。さらに自動人形(オートマータ)への白銀の憎悪をも受け継ぎ、「土は土に、人形は人形に還せ」という行動原理に従うことを強制されている。それゆえ「人形破壊者」とも呼ばれている。作中では白銀が溶けた「生命の水」は枯渇しており、最後の一匙が加藤鳴海に与えられた。

ゾナハ病患者のもとを訪れた「しろがね」が、患者に「病気は治るが自動人形と戦う運命を強いられる」ことを説明し、納得した者には、白銀が溶けた「生命の水」を与えることで新たな「しろがね」が生まれる、というのが基本的な設定。「しろがね」になるとその目的に縛られ、普通の人間より感情の振れ幅が小さくなり、冷静沈着かつシビアな判断ができるようになる。ただしこれは元の性格によって大きく左右され、「しろがね」になった者の中にも、普段は一市民としての生活を獲得する者、熱い感情を失わない者なども存在する。またごく少数だが、自動人形との戦いすら放棄する者もいる。

「しろがね」が性能の高い攻撃兵器に頼れば頼るほど自動人形は強くなってしまうため、自動人形には武器だと認識しづらい「糸操り人形」を使って戦う。これは、自動人形がもつ「無意識に芸人の技を学ぼうとする本能」、すなわち黄金律を逆手に取り、芸に注目させて隙を作るためでもある。そのため、すべての「しろがね」は必ずサーカス芸の修業をしなければいけない。また、長寿であることを利用し、長年かけて世界中の政府や警察上層部に対してその活動を黙認するよう働きかけており、「しろがね」が関わった事件はすべて闇に葬られる。

「しろがね」が死亡する条件は、体内の「生命の水」が溶けた血を大量に失うこと、体をバラバラに切り刻まれること、頭部や腹部を一撃で砕かれることなどの身体的損傷の他、自動人形への復讐心を含め「もう、これでいい」と自分の人生に満足したときである。そして「しろがね」が死亡するときは、石が砂となって砕け散るように人としての遺体は残らない。

「生命の水」が溶け込んでいる「しろがね」の血は、自動人形にとっては強烈な猛毒であり、経口摂取と濾過装置を通さなければ活動不能に陥ってしまう。逆に、病気の人間にとっては強力な治療薬となり、ゾナハ病にも罹患しなくなる。また、「しろがね」の呼吸や発汗などによって、「生命の水」は薄いもやのように体の周りに漂っている。そのため「しろがね」の側にいる人間は、ゾナハ病に罹患することがない。

関連人物・キャラクター

白 銀

1700年代の中国のある村で、糸操り人形を芸として見せる白家に生まれる。白金の兄。家業を極めるための努力を怠らず、より良い人形を生み出すことを目指し、その極致としての錬金術を修めるため、弟の白金ととも... 関連ページ:白 銀

関連キーワード

生命の水

錬金術の集大成である「柔らかい石」を水に溶かすことで生成される、バラのような匂いで赤みがかった銀色の液体。ただの鉛を黄金に変え、すべての病に効き、長寿を約束し、機械でできた人形にも命を与えることができ... 関連ページ:生命の水

登場作品

からくりサーカス

世界観作品全体を通して描かれているのは、兄と弟、そして命の大切さと笑顔。これらが密接に登場人物の行動や考え方に関わってくる。ひとりの女性を巡って対立する兄弟、ひとりの女性を想い合う兄のような存在と弟の... 関連ページ:からくりサーカス

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