からくりサーカス

拳法の達人である加藤鳴海と、莫大な財産を相続したため親族に命を狙われるようになった才賀勝、そしてしろがねを名乗るエレオノールという女性を中心にした、人類と、人類に仇なす自動人形との戦いを描いたファンタジーバトル漫画。鳴海と勝の出会いから別れを描いたプロローグを経て、鳴海が世界各国の自動人形との戦いを繰り広げるからくり編、勝がサーカスで成長を重ねながら自身の出自を知るサーカス編、ふたつの物語が収斂するからくりサーカス編、すべての黒幕との対決にいたる機械仕掛けの神編という構成を取る。

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正式名称
からくりサーカス
作者
ジャンル
バトル
 
ファンタジー一般
レーベル
少年サンデーコミックス(小学館) / 少年サンデーコミックス スペシャル(小学館)

総合スレッド

からくりサーカス(漫画)の総合スレッド
2016.07.27 15:15

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概要

才賀勝はたった二人で生きてきた母親を病気で失うと、初めて父親が世界的大企業・サイガの社長だったことを知る。才賀家に引き取られたものの、愛人の子ということで学校でも家庭でも壮絶ないじめを受ける勝だったが、父・才賀貞義が事故死したことで状況が一変。遺言により財産のすべてを相続することとなった勝は、不満を持つ兄姉から命を狙われるようになり、また親権者となり財産を自由に使おうと考えた叔父からは誘拐されそうになる。

才賀家から逃げ出した勝が、偶然出会ったのがゾナハ病という「他人を笑わせなければならない奇病」に冒された拳法家の加藤鳴海。勝の笑顔に救われた鳴海は、その恩もあって勝に力を貸すようになる。

さらに危機に瀕した勝が祖父・才賀正二から「なにかあったときには助けてくれる」と聞いていたしろがねの名を呼ぶと、しろがねを名乗る女性・エレオノールが登場。以降、鳴海エレオノールは共闘し、勝を守るように。だが、その戦いの果てに鳴海は左腕のみを残し、勝の元を去っていった。

鳴海が死亡したと思った勝とエレオノールは、その後も襲撃する暗殺者との戦いを継続。ある事件で知り合った仲町サーカスに身を寄せるようになる。鳴海を失った悲しみにひたりながらも、各地を転々としながらさまざまな人間と出会い、成長していく勝とエレオノール。一方、死亡したと思われていた鳴海は瀕死のところをギイという男に救われ、フランスに連れて行かれていた。

そこで鳴海は自立思考する自動人形が存在し、それが自身も罹患しているゾナハ病をまき散らしていることを知る。とまどいを覚えながらも自動人形を破壊する存在・しろがねとなった鳴海は、自動人形たちの首魁であるフランシーヌ人形の行方を追うために、世界中を巡って転戦するのだった。

こうしてそれぞれの道を歩むようになった勝と鳴海。だが、まったく別々のものに思えた2つの物語の裏には、あるひとりの男の200年にもわたる妄執が存在していた。

登場人物・キャラクター

主人公
中国拳法(形意拳)の達人で、高い戦闘力を持つ。得意技は崩拳。他人を笑わせなければならない奇病・ゾナハ病に冒され、発作を起こしていたところ、偶然通りかかった才賀勝が笑ってくれたため助けられる。その恩もあ...
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1700年代の中国のある村で、操り人形を芸として見せる白一家の弟として生まれる。家業を極めるための努力を怠らず、より良い人形を生み出すことを目指し、その極地として錬金術を修めるため、兄の白銀とともにプ...
1700年代、プラハの街角でリンゴ売りをしていた少女。クローグ村出身だが、少女時代に口減らしのために人買いに売られ、プラハへとやってきた。プラハで人買いから逃げたのち詳細な経緯は不明だが、貧民窟で多く...
フランシーヌを失った白金によって生み出された最初の自動人形。本物のフランシーヌの髪の毛が植毛されており、また霊薬・生命の水を与えられたことで自立思考が可能。人間と変わらない感情を表現するが、ただひとつ...
からくり編に登場する、フランシーヌ人形と同時期に白金によって作り出された自動人形。白金に去られたフランシーヌ人形が錬成した擬似体液によって自我を与えられ、パンタローネ、コロンビーヌ、ドットーレとともに...
からくり編に登場する、フランシーヌ人形と同時期に白金によって作り出された自動人形。白金に去られたフランシーヌ人形が錬成した擬似体液によって自我を与えられ、アルレッキーノ、コロンビーヌ、ドットーレととも...
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場所

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イベント・出来事

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その他キーワード

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『からくりサーカス』に登場する用語。しろがねの副司令・フェイスレス(=白金)によって生み出された、しろがねを人体改造で強化した存在。改造の結果、瞳が失われて眼球はただの銀色の球になっている。通常のしろ...
『からくりサーカス』に登場する技術。マリオネット・懸糸傀儡と呼ばれる、操り人形を自在に操作するというもので、しろがねが敵対する自動人形と戦う際に用いる。操り人形の形状は千差万別で、それぞれ異なる必殺技...
『からくりサーカス』に登場する設定。白金によって生命の水を与えられたフランシーヌ人形によって作り出された、自立思考する人形。フランシーヌ人形が、自分が笑えなかったために造物主である白金が去ったと考えた...
『からくりサーカス』に登場する霊薬。錬金術によって錬成された柔らかい石を水に溶かすことで生成される。万病に効く薬で、作中の医学では不治の病とされるゾナハ病も根治可能。さらに身体能力は格段に向上し、老化...
『からくりサーカス』に登場する技術。人間の脳に格納されている情報をすべて電気信号に変換し、他人の脳に移し替えることで人格を移動させられるというもの。老いた白金が自身が溶けた生命の水を子どもに飲ませるこ...