概要・あらすじ
東京の大学を目指す浪人生・相田ゆるめは、ド田舎に住んでいたため、東京生活に慣れようと予備校を東京に決め1人暮らしを始めることにした。そして、やってきた東京のアパートは、ベテラン浪人生しか住んでいないボロアパートだった。
勉学に勤しむはずの浪人生活が、このアパートでゆる~い生活を送ることとなっていく。ゴールデンウィークも夏の暑い日も、嵐の日にも、なぜかみんなアパートにいて、楽しい生活を送ってしまうゆるい人々の物語。
登場人物・キャラクター
相田 ゆるめ (あいだ ゆるめ)
ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュ201号の住人。ショートヘアで、アホ毛がある18歳女子。ドリームハンターという名目で田舎から来た浪人生。東京の大学志望のため、東京に慣れるように予備校も東京にした。 しかし、自制心に欠けるため、自堕落なゆる~い生活に落ちていく。正月も実家に帰らず、アパートの部屋で過ごすなど、1人暮らしを満喫している。
田中 くみ (たなか くみ)
ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュ102号の住人。長い髪を後ろで1つの三つ編みにしている浪人生女子。おっとりとした性格で天然ボケ。それでいて意味深な発言と奇妙な行動で周囲をまどわせ、変な方向に話を持っていく不思議ちゃん。 浪人生でも学力は高く、家庭教師のバイトをし、教え子に100点を連発させている教え上手。いつも笑顔で、一見文学少女風だが、サエの妹の誕生日にはギターを弾き、実家から魚が届けばマーチングドラムでリズムを刻むなど、音楽センスも覗かせる。
川野 サエ (かわの さえ)
ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュ202号の住人。黒髪のロングヘアでメガネ女子の浪人生。背が高く、やや巨乳。男前でツッコミ役だが、部屋は段ボールであふれているため別名「倉庫番」と呼ばれる。そのため、「妖怪ダンボール返し」なる不思議なものに遭遇する。 学生時代はある意味荒れていたようだが、本人の意識では普通の生活を送っていたらしい。生活料金の滞納を多々発生させるという神経の太さを持つ一面もあり。 実家は厳しく、そのため両親との接触を避けている。しっかり者の妹がいる。お正月には鏡餅を多量に仕入れるなど奇行も目立つ。
サエの妹 (さえのいもうと)
ツリ目でツインテールの小学生女子。川野サエの妹である。しっかり者で、姉の部屋に来ては整理整頓、片づけに励むため長期滞在をしていく。父親を「お父さま」、母親を「あの女」と呼ぶ。時に子供らしい一面もあり、雷が嫌い。 誕生日をアパートの住人に祝ってもらうが、なかなか素直になれないでいる。
松吉 (まつきち)
ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュ101号の住人。このアパートで唯一の男性で浪人生。丸眼鏡をかけ、顎にチョビ髭があるが、小学生くらいから人相はほぼ変わらない「おじさん顔」。そのため小学生時代のあだ名は「社長」。 周囲からイジられる人物だが、忘れられることもしばしば。お腹もちょっと出てきた、フケ顔の一般的に言う「いい人」である。アパートの女子たちに混ざり、みんなと一緒に宴会をしたり、台風に立ち向かったりと、このアパート生活に溶け込んでいるが、正月は1人で福笑いを楽しむなど、一人上手な面もある。
猫 (ねこ)
『ゆるめいつ3でぃ PLUS』に登場する猫。右耳、左足の一部、しっぽの先が茶色いが、ほぼ全体が白い。ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュに住みついており、みんなの部屋を当然のように行き来している。 名前は不明。子猫も登場する。
セミ怪人 (せみかいじん)
『ゆるめいつ3でぃ PLUS』に登場する生き物。ボロアパートメゾン・ド・ウィッシュの地下に住むといわれている不思議な生き物。一見、ゴキブリにも見えるが、背中の薄い羽がセミを物語る。4本の手と2本の足があり、2本足で立つことができる。
クレジット
- 原作
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saxyun
- 総監督
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月見里智弘
- 脚本
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夕澄慶英
- 作画監督
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小田武士
- 音楽
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片山修志
- アニメーション制作
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C2C