コンなパニック

コンなパニック

トロくてドジな女の子の如月まいは、ある日突然、キツネ族の血に目覚める。だが、キツネ族は白狐の乱とまいの2人だけしか生き残ってはいなかった。現代社会における自然破壊や環境破壊への疑問を投じた作品。「なかよし」1991年1月号から1992年11月号にかけて連載された。

正式名称
コンなパニック
作者
ジャンル
変身
レーベル
講談社コミックスなかよし(講談社)
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概要

如月まいは、バスケットボール部に所属しているが、運動神経が鈍く、トロくてドジなので、万年補欠の雑用係の女の子。かたや憧れの男子・河合卓巳は、バスケットボール部のスーパースターで、まいにとっては手の届かない存在だった。ある日、まいは勇気を出して、クリスマスプレゼントに手編みのマフラーを卓巳に渡そうとする。ところが、バスケットボール部で一番美人の宝田美緒に、先を越されてしまう。

しかし、美緒が卓巳をからかいの対象にしていたことを知ったまいは、怒りのあまりキツネ族の血を目覚めさせるのだった。

登場人物・キャラクター

如月 まい

北見中学校に通う2年生の女子。トロくて泣き虫で不器用。バスケットボール部に所属しているが、運動神経が鈍く、万年補欠。同じバスケットボール部の河合卓巳に憧れている。キツネ族の血が流れており、先祖返りの劣性遺伝により、キツネに変身する能力を持つ。変身すると、人間離れした運動能力が引き出される。

河合 卓巳

北見中学校に通う2年生の男子。バスケットボール部のスーパースター。バスケットボールが大好きで、誰よりも練習熱心。明るい性格で、過ぎたことを根に持たないサッパリしたところがある。また、動物に優しく、正義感が強い。バスケットボールのことで頭がいっぱいで、今はまだ異性に興味がない。

白狐の乱

純血のキツネ族の男性。長髪に鋭い目をしている。母親を病気で失って以来、キツネ族の仲間を探して旅をしてきた。プライドが高く、迫害されたつらい経験から、人間を信用していない。クールな二枚目だが、如月まいのことになると、冷静ではいられない。まいにとっては兄のような存在。

橘 更

北見中学校に通う2年生の女子。如月まいの友達で、同じくバスケットボール部に所属している。男の子のようなサバサバした性格の持ち主。小学校のときからミニバスケットをやっており、テクニックは部内でもピカイチ。

宝田 美緒

北見中学校に通う2年生の女子。阿久津圭のいとこ。バスケットボール部に所属している。部で一番の美人だが、性格は悪い。好きでもないくせに、河合卓巳に思わせぶりな態度を取っては、優越感に浸る。自分が中心にいないと気が済まない見栄っ張りな性格で、卓巳がまいを庇ったり優しくするのが気に入らない。

阿久津 圭

北見中学校に通う2年生の男子。宝田美緒のいとこ。生徒会長を務め、成績は常にトップ。さらにお金持ちの家に育ち、甘いマスクで、女子生徒たちから高い人気を誇る。だが、河合卓巳がバスケットボール部のスターとして、女子人気が高いのが気に入らず、陥れようと目論む。実はスポーツオンチ。

河合 明子

河合卓巳の姉の大学生。日本の民間伝承や怪談を研究しており、特にキツネの変身について関心を持っている。遠野で一度だけ見かけた白狐の乱に一目惚れし、再会してからは交際を迫る。ちゃっかりした性格で、厚顔無恥なところもあるが、頼りになる存在。

高月 竜次

本剛中学校に通う男子。バスケットボール部に所属しており、その腕はかなりのもの。口は悪いがサッパリした性格で、意外と正義感が強い。試合で戦った河合卓巳を気に入り、練習仲間になる。恋愛には疎く、千尋への気持ちを捨てきれないでいるものの、彼女を大切にすることができない。

千尋

本剛中学校に通う女子。交通事故に遭ったことをきっかけに、付き合っていた高月竜次とはすれ違いが生じている。竜次が自分の事故に責任を感じていることを気に病み、嘘をついて自ら彼から離れようとする。

白羽根 シュン

14歳の少年。祖母がドイツ人のクォーターで、青い目とうす茶色の髪を持つ。鳥に変身することができるが、その秘密がバレないように、家に閉じ込められている。同じように動物に変身できる如月まいに助けられ、彼女に想いを寄せるようになる。

白羽根教授

白羽根シュンの祖父。ドイツでおおかみ男や吸血鬼など、変身伝説の研究をしていた。シュンの変身能力を消して普通の人間に戻す方法を探しており、そのために如月まいを実験材料にしようとする。

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