概要
人間離れした怪力を持つ少年。短駆ではあるが、2mを超える大太刀戦国刀を自在に振り回し、欲望のままに野武士や大名の兵を襲う。単身で100人を超える部隊を全滅させたなどと噂され、多くの武人たちに恐れられていた。好戦的かつ直情的だが、女性(特に美女)には弱い。ジャンヌ・ダルクら異国の戦士たちと出会い、徒党ズバ蛮党を結成、戦国の世に覇を唱えんと決意する。
その正体は、未来人により戦国時代に捨てられたユリウス星人(怪力が特徴の地球人の子孫)の子供だった。
『バイオレンスジャック』におけるズバ蛮
同じ永井豪の作品である『バイオレンスジャック』にも銅磨蛮の名前で登場。
関東の魔王スラムキングの息子で、最終盤で重要な役割を果たすキーキャラクターの一人。
関連人物・キャラクター
チョンボ
ズバ蛮に育てられた孤児。まだ幼児と言っていい年齢で、ズバ蛮のことを「せんぱい」と呼んで付き従う。ズバ蛮に投げキッスするなど、女の子のような行動を見せることもあったが、ズバ蛮が戦国大名となった後には、髷を結った男の子の姿で登場している。
登場作品
ズバ蛮 (ずばばん)
怪力無双の少年ズバ蛮が、異国から来た戦士たちと徒党を組み、戦国の覇者を目指して戦う物語。敵として、角を持つ鬼の集団や吸血鬼となった源義経らが登場するなど、伝奇的なストーリーが進行していく。しかし、終盤... 関連ページ:ズバ蛮
バイオレンスジャック
巨大地震により、日本から分断され、無法地帯と化してしまった関東を舞台にした文明崩壊もの。忽然と現れた謎の巨人・バイオレンスジャックと関東を支配しようとする魔王スラムキングの死闘や、地獄と化した関東で逞... 関連ページ:バイオレンスジャック