トーキョーカモフラージュアワー

トーキョーカモフラージュアワー

松本千秋の初単行本化作品。現代の東京を舞台に、20代から30代の男女が織りなす恋愛模様をオムニバス形式で描いたショートラブコメディ。恋愛に発展する前の“ふわふわ”とした関係性や、男女間のリアルな本音を切り取った描写が魅力となっている。少年画報社「ヤングキング」2019年21号から連載。2025年1月にテレビドラマ化され、朝日放送テレビにて放送。夏子を河邑ミク、目黒を樋口日奈が演じる。

正式名称
トーキョーカモフラージュアワー
ふりがな
とーきょーかもふらーじゅあわー
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
YKコミックス(少年画報社)
巻数
既刊1巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

夏子 (なつこ)

渋谷周辺に住むOLの女性。30代を目前に控え、婚活に焦りを感じつつも、どこか達観した心境で日々を過ごしている。趣味はテレビドラマの鑑賞で、デートの際にはドラマの話題で盛り上がることもある。しかし、会計時には自分と相手の飲食代を比較し、心の中で毒づいたり、「もっと高いものを頼めばよかった」と後悔したりと、少しケチな一面も持ち合わせている。一方で洞察力に優れ、デート相手の男性の言動や仕草から、自分に対する真剣度を瞬時に見抜くことができる。

目黒 (めぐろ)

ある会社に勤務する女性。清楚な外見でおとなしい性格をしている。行きつけのバーの店主、亮に強く惹かれ、彼が妻子持ちであることを知りながらも交際を続けている。自己肯定感は低いものの、承認欲求が強く、デートの際にはお世辞でも「綺麗だ」と言ってほしいと願っている。亮に惹かれたのも、彼が会うたびに自分を褒め、必要としてくれるからであり、彼が時おり見せる風変わりなアプローチも目黒にとっては幸せの一部となっている。しかし、不倫関係のリスクも理解しており、亮への思いを断ち切ろうと、ほかの男性とデートをしたり結婚相手を探したりしている。

書誌情報

トーキョーカモフラージュアワー 1巻 少年画報社〈YKコミックス〉

第1巻

(2020-07-13発行、978-4785967109)

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