ライアー・ライアー

ライアー・ライアー

久追遥希の小説『ライアー・ライアー』のコミカライズ作品。エリート育成のため、「星」という絶対基準を巡って学生たちによる「決闘(ゲーム)」が行われる四季島、通称「学園島(アカデミー)」を舞台にしている。幼なじみと再会するため編入して来た転校生の篠原緋呂斗が、学園島追放の危機を回避するため、ヒエラルキーの頂点である「7ツ星(セブンスター)」と偽って、難敵と「決闘」を繰り広げる学園頭脳バトル。内心と感情を切り離せる特技を武器に、イカサマやハッキングという支援を受けながら「決闘」が行なわれるのが特徴となっている。また、姫路白雪や彩園寺更紗といった個性的なヒロインたちとの交流も魅力。KADOKAWA「コミックアライブ」2019年10月号から連載の作品。原作小説は2023年7月にテレビアニメ化。緋呂斗を中村源太、白雪を首藤志奈、更紗を倉持若菜が演じる。

正式名称
ライアー・ライアー
ふりがな
らいあー らいあー
原作者
久追 遥希
作者
ジャンル
ラブコメ
 
頭脳スポーツ
レーベル
MFコミックス アライブシリーズ(KADOKAWA)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

篠原 緋呂斗 (しのはら ひろと)

「学園島(アカデミー)」の四番区にある高等学校「英明学園」に編入して来た「7ツ星(セブンスター)」の少年。学園島外から学長の一ノ瀬棗によってスカウトされてきた人物で、編入して来た目的は離ればなれとなった幼なじみと再会すること。実は学園島の学園に編入できないほどに能力が低く、学園島の定めるランク付けである星は、最低ランクの1ツ星。しかし、転校初日に不慮の事故から学園島の創始者一族である彩園寺更紗に「決闘(ゲーム)」で勝利したことで権力争いに巻き込まれ、学園島追放の危機を回避するために一ノ瀬棗と取り引きし、「編入試験で過去最高得点を獲得した天才にして最速で7ツ星に到達した人間」という偽りの身分で過ごすことを余儀なくされる。唯一の特技は「内心の感情と表情を完全に切り離して演技することができる」というもの。また、更紗との決闘により手に入れた、「噓をつく」という力を持つ赤い特殊星(ユニークスター)によってデータ上の情報を偽っており、その事実は少数の人間にしか知られていない。本来は感情に素直で明朗な性格の持ち主。篠原緋呂斗の学園生活をサポートする組織「カンパニー」の長でありメイドでもある姫路白雪と同じ屋敷に住んでいる。

姫路 白雪 (ひめじ しらゆき)

篠原緋呂斗をサポートする組織「カンパニー」の長を務める少女。「学園島(アカデミー)」の三番区にある「桜花学園」に所属する2年生だったが、のちに緋呂斗と同じ四番区の「英明学園」に転校する。メイドとして緋呂斗と同じ屋敷で暮らしている。感情表現の薄いクールな性格で、ふだんは丁寧な口調で緋呂斗に親身になって仕えているものの、時おり腹黒く嗜虐(しぎゃく)的な一面を覗(のぞ)かせる。演技が上手(うま)いという特技だけを武器に、ハンデを背負いながらも学園島の最高実力者である「7ツ星(セブンスター)」を偽って生活する緋呂斗の公私を支えている。特に星を賭けた勝負である「決闘(ゲーム)」においては、相手の端末のハッキングをはじめとしたさまざまな戦術を立案し実行するなど、あらゆる手を駆使して彼をサポートしている。過去に彩園寺更紗のメイドとして仕えていたことがある。

クレジット

原作

久追 遥希

キャラクター原案

konomi(きのこのみ)

書誌情報

ライアー・ライアー 4巻 KADOKAWA〈MFコミックス アライブシリーズ〉

第1巻

(2020-04-23発行、 978-4040645070)

第2巻

(2020-11-21発行、 978-4040648941)

第3巻

(2023-07-22発行、 978-4046828361)

第4巻

(2023-08-22発行、 978-4046828842)

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