概要
血みどろ学園の校長。顔全体を包帯で覆っており素顔を見せない、不死身の怪物・地獄を使って、錦織つばさを捕らえ、これを利用して学生ゲリラの壊滅を図る。実は双子の兄弟として育った身堂(三泥)竜馬によって顔の右半分を焼かれ、両親を殺されたという過去を持つ。
『バイオレンスジャック』における三泥虎の助
同じ永井豪の作品である『バイオレンスジャック』にも、身堂竜馬らと共にゲストキャラとして「身堂虎乃助」の名前で登場。
『ズバ蛮編』で初登場。女性と見まがうほどの美しい容姿と長髪だが、じつは右目は義眼で、顔の右半分の火傷跡を人工皮膚で隠している。早乙女門土と一緒に関東に逃げ込んだ身堂竜馬の双子の兄と名乗り、自分の顔半分を焼いた恨みからその命を狙う。七人のハニーの一人、フラッシュハニーを襲い、犯し、奴隷のように連れ歩く。
『超高層の悪魔編』では怨霊が乗り移った早乙女門土を倒した身堂竜馬と合体し、バイオレンスジャックと闘う。
関連人物・キャラクター
身堂 竜馬 (みどう たつま)
早乙女門土と同じく、その名を広く知られた学生ゲリラ。身堂派ゲリラを率いる。門土と同じ日にわるのり学園へと潜入し、学園開放のために協力した。非常に美しい容姿の持ち主であり、わるのり学園には、女生徒の姿で... 関連ページ:身堂 竜馬
関連キーワード
血みどろ学園 (ちみどろがくえん)
『ガクエン退屈男』に登場する学校。三泥虎の助が校長を務める。この世界における一般的な教育施設とは異なり、不当に支配されているはずの生徒たちがなぜか学園の体制を支持している。その事実を知らずに血みどろ学園を攻めようとした身堂派ゲリラは、学園を守る兵隊となった学生たちによって壊滅させられた。
登場作品
ガクエン退屈男 (がくえんたいくつおとこ)
学生運動が過激化・先鋭化し、日本中で教育者と学生たちが武器を持って殺し合うようになった世界での戦いを描いた作品。凄腕の学生ゲリラとして知られる早乙女門土が、己の闘争本能を満たすために、教師たちを血祭り... 関連ページ:ガクエン退屈男
バイオレンスジャック
巨大地震により、日本から分断され、無法地帯と化してしまった関東を舞台にした文明崩壊もの。忽然と現れた謎の巨人・バイオレンスジャックと関東を支配しようとする魔王スラムキングの死闘や、地獄と化した関東で逞... 関連ページ:バイオレンスジャック