夢見る男子は現実主義者

夢見る男子は現実主義者

おけまるの小説『夢見る男子は現実主義者』のコミカライズ作品。現代日本の進学校を舞台にしている。クラスメイトの夏川愛華に盲目的な恋心を向ける少年、佐城渉が、ある日、サッカーボールがぶつかりそうになり、我に返ったことをきっかけに起こる人間関係の変化を描いた学園青春ラブ・コメディ。当初は他人の目を顧みなかった渉が熱情から醒(さ)め、身の丈に合った振る舞いを心がけるようになったことで、次第に変化していく愛華を含めた周囲との関係が、コミカルさとシリアスさが行き交うようして表現されている。また関係の変化に伴って愛華が見せる、素直ではないながらも、いじらしい心情が本作の物語における大きなエッセンスとなっている。KADOKAWA「少年エースplus」で2021年3月26日から配信の作品。原作小説版はホビージャパン「HJネット小説大賞2019」大賞を受賞しているほか、株式会社Days「ラノベニュースオンライン」の企画「ラノベニュースオンラインアワード2020年6月刊」において「新作総合部門」「新作部門」の2部門に選出されている。2023年原作小説版がテレビアニメ化。7月3日よりテレビ東京ほかにて放送。佐城渉を宮瀬尚也、夏川愛華を涼本あきほが演じる。なお、原作小説版などの作中では明確な舞台設定はされていなかったが、アニメでは静岡県浜松市がモデル地に選定されている。

正式名称
夢見る男子は現実主義者
ふりがな
ゆめみるだんしはげんじつしゅぎしゃ
原作者
おけまる
漫画
ジャンル
ラブコメ
 
学園
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
巻数
全5巻完結
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

佐城 渉 (さじょう わたる)

高校1年生の男子。クラスメイトの夏川愛華をアイドルのように崇(あが)めている。至ってふつうの外見で、特に学力も優れているわけではなく、自分の性格やクラス内の立ち位置を「村人」と卑下するなど、自己評価が非常に低い。中学2年生の頃に好きになった女子に告白したところ、相手の彼氏に公衆の面前で暴力を振るわれる騒動となってしまうが、その時、偶然通りかかった愛華に助けられる。それ以来、愛華を盲目的に愛するようになり、彼女の迷惑を顧みずに付け回し、日常的に告白する日々を送っている。愛華からは邪険に扱われ、告白するも断られ続けるなど、思いの報われない日々が続いていたが、ある日、ささいな出来事をきっかけに自分が恋に盲目だったあまり、愛華へ酷(ひど)い行いをしていたことを自覚する。結果、これまでの自分の行いを恥じ入るようにして熱を失った。以来、高校では愛華に付きまとうのを止めるだけでなく、下の名前で呼んでいたのを「夏川」という名字で呼び、身の程を弁(わきま)えた態度を取るようになる。家族は両親のほか、同じ高校の生徒会副会長を務める3年生の姉、佐城楓がいる。楓とは良好な関係を築いているが、遠慮のない関係のため、姉から掛けられた罵倒の数々が渉の自己評価の低さにつながっている一面がある。

夏川 愛華 (なつかわ あいか)

高校1年生の女子。クラスメイトの佐城渉にアイドルのように崇められている。赤茶色のロングヘアで、全生徒に名前を知られるほどの才色兼備な美少女。心優しい性格で、特に歳の離れた妹をかわいがっている。一方で素直になれないところがあり、思いとは裏腹に素っ気ない言葉や態度を示してしまうことがある。中学2年生の頃に知り合った佐城渉から一方的に好意を寄せられ、日常的に付きまとわれるようになる。同じ高校に進学してからも渉の愛の押し売りは続き、うんざりする日常の一部として認識していた。しかしある日、渉が突然話しかけてこなくなると彼の突然の変化に戸惑い、自分が嫌われたのではないかとカンちがいするようになる。それ以降、渉の行動変化の理由を確かめようとするも、持ち前の性格が災いし、次第に渉のことを日常的に考えるようになっていく。

クレジット

原作

おけまる

キャラクター原案

さばみぞれ

書誌情報

夢見る男子は現実主義者 全5巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉

第1巻

(2021-09-25発行、 978-4041119327)

第2巻

(2022-03-25発行、 978-4041123928)

第3巻

(2022-11-25発行、 978-4041129685)

第4巻

(2023-06-26発行、 978-4041138212)

第5巻

(2024-02-26発行、 978-4041146637)

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