嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる

嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる

マツモトケンゴの代表作。舞台となるのは江戸時代。武士の由依宗次郎と、彼のもとへ嫁いできた千夜は、お互いのことが好きすぎるため、逆にぎくしゃくしてしまう。そんな二人の日常の姿を描いたラブコメディ。宗次郎は千夜がつねに愛想笑いを浮かべていることに思い悩んでいるが、千夜は宗次郎にベタ惚れで思わずニヤけてしまうのを必死に我慢しているだけだった。お互いの心情を読み取れないばかりに、二人のドタバタするさまがいじらしく、ほっこりとする魅力にあふれている。Webマンガサイト「ニコニコ漫画」内の「水曜日のシリウス」で2020年5月5日から配信の作品。

正式名称
嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる
ふりがな
とついできたよめがあいそわらいばかりしてる
作者
ジャンル
ラブコメ
 
その他歴史・時代
レーベル
シリウスKC(講談社)
巻数
既刊7巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

由依 宗次郎 (ゆい そうじろう)

武家の次男坊。厳格な兄・由依平三郎がいる。次男であるために家督を継げず、本来は嫁をめとることも難しい立場ながら、一刀流の剣豪で殿に引き立てられたことで身を立てている。ふだんは実家の剣術道場で師範を務めており、子どもたちに慕われている。親が決めた結婚で千夜を妻に迎えるが、彼女に結婚してからもずっと愛想笑いばかりを浮かべていることから、自分は嫌われているとカンちがいしている。実際には、千夜は由依宗次郎のことが好き過ぎるあまり、彼の前ではニヤけないように愛想笑いをしているだけだった。正義感にあふれた心優しい人格者ながら、自己肯定感が非常に低く、それが千夜の思いに気づかない遠因となっている。武名並ぶ者なしと称されるほど剣の腕が立ち、その実力は周囲に広く知られている。

千夜 (ちよ)

由依宗次郎に嫁いだ女性。実家は武術道場の師範代を務めていたほどの腕前を誇るが、家事全般もそつなくこなしている。かわいらしい顔立ちで、女性ですら見とれてしまうほど透き通った白い肌の持ち主。親の決めた結婚により、実家に大恩のある由依家の次男である、宗次郎の妻となった。結婚式では緊張と不安のあまり宗次郎の顔を見ることすらできなかったが、自分を気遣ってくれる彼の優しさと整った顔立ちに一目惚れする。結婚してからも、あまりに宗次郎が好きすぎるために顔がニヤけないよう、愛想笑いを浮かべ続けている。そのため、結婚してからも宗次郎とまともに会話を交わしたことがなく、千夜に嫌われているのではと宗次郎をカンちがいさせている。だが、それ以外の人たちには宗次郎との妄想でニヤニヤした表情を浮かべている千夜の姿が度々目撃されている。妹の若世がいる。

書誌情報

嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 7巻 講談社〈シリウスKC〉

第1巻

(2020-11-09発行、 978-4065212349)

第2巻

(2021-05-07発行、 978-4065230374)

第3巻

(2021-09-09発行、 978-4065245729)

第4巻

(2022-01-07発行、 978-4065263686)

第5巻

(2022-05-09発行、 978-4065276303)

第6巻

(2022-09-08発行、 978-4065289631)

第7巻

(2023-03-09発行、 978-4065308424)

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