小栗 都

小栗 都

片翼のラビリンス(漫画)の主人公。読みは「おぐり みやこ」。

登場作品
片翼のラビリンス(漫画)
正式名称
小栗 都
ふりがな
おぐり みやこ
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概要

北高校に通う3年生の女子。1年次は1年2組、3年次は3年3組に所属している。小栗蛍の妹でもある。前髪を目の上で切り、肩につくほどまで伸ばした、栗色の内巻きボブヘア。身長は155センチ。体型は、ややぽっちゃり気味なのを気にしている。内気で心優しい性格で、趣味はゲーム、特技もゲームと、無類のゲーム好き。しかし学校の成績は悪く、スポーツも苦手で、さらに引っ込み思案な性格が災いし、クラスでは目立たない存在である。

しかも愛想笑いが染みついており、悲しい時や困っている時もつい笑顔を浮かべてしまうため、他人に利用されやすい。結果、自分自身を好きになれず、特に優秀な蛍に対しては強い劣等感を感じていた。しかし高校1年生の春、好きなゲーム「もんはんゲーム」を通じて時原大翔が声を掛けてくれた事から、大翔に思いを寄せるようになる。

それから大翔とは友人として親しく付き合っていたものの、高校1年生の秋、文化祭で大翔と蛍が出会ったのがきっかけで、二人が交際を始めてしまう。この状態で自分が大翔に思いを伝えた場合、大翔と蛍の両方に気を遣わせてしまうと考えた結果、身動きが取れなくなり、苦しみ続ける。

そして高校3年生の春、偶然大翔と蛍に自分の気持ちを知られてしまい、さらにそれが原因で大翔と蛍が別れてしまったのを苦に自殺してしまう。しかし、この未来を何としてでも変えたいと考えた城田司が、小栗都の死後約30年かけてタイムリープ装置「両翼の鍵」と「片翼の鍵」を開発。そして過去の自分、いわば二人目の司に「片翼の鍵」を送ってタイムリープができるようにし、同時に一人目の司といえる自分自身も独自に動く事で、二人の司が都の自殺阻止に向けて行動できるようにする。

その結果、二人目の司は同じように「片翼の鍵」を手に入れた華本桃子と蛍と相談し、自分達だけで何とかしようとするのはやめ、都に事情を説明し、都自身に自分が自殺する未来を阻止してもらおうという結論に至る。

そこで都の下駄箱に「片翼の鍵」を入れ、都が冗談半分で「片翼の鍵」を使った事から、都は自分自身の自殺を阻止し、周囲の人々全員が幸福になれる未来を実現するための時間旅行をする事になるのであった。また、その過程で司と桃子、そして蛍がいかに自分を思い、自殺を阻止するために行動し続けていたかを実感。

少しずつ精神的に成長し、2度目のタイムリープ時の、高校1年生の夏に見事関係者全員を幸せに導く事に成功する。その後は特技の裁縫を活かせる服飾系の専門学校に進学し、25歳の時に司と結婚。それと並行して、プロのボーイズラブ漫画家となった桃子のアシスタントとして働いている。誕生日は3月21日で、血液型はO型。

登場作品

片翼のラビリンス (かたよくのらびりんす)

ある日、突然送られて来た謎の鍵により、タイムリープする力を手に入れた女子高校生。彼女が仲間と共に自らの死の謎を解き、同時に周囲の人々全員が幸せになれる未来を模索するSFファンタジックラブストーリー。「... 関連ページ:片翼のラビリンス

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