時をかける少女

時をかける少女

過去に幾度も映像化された筒井康隆の同名小説を初のアニメ化で描いたもの。ただし原作に準じた内容ではなく、ほぼオリジナルの脚本。原作の主人公である芳山和子は、本作のメインキャラクター紺野真琴の叔母として登場するなど、原作の数十年後とも取れる内容となっている。小規模なミニシアター公開から始まり、最終的には口コミによるヒットで公開規模を広げて9か月に及ぶロングランになった。

正式名称
時をかける少女
ふりがな
ときをかけるしょうじょ
原作者
制作
マッドハウス
公開日
監督
細田 守
ジャンル
その他SF・ファンタジー
 
青春
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概要

クラスメートの男友達と野球遊びをするのが好きな高校生の紺野真琴は、ブレーキが壊れた自転車に乗って踏み切り事故に遭遇するが、気がつくと事故直前の時間に戻っていた。叔母の芳山和子にその事を話すと、それは時間を遡れるタイムリープという能力だろうと言う。

能力の使い方のコツを掴んだ真琴は様々な時間の巻き戻しをして有頂天になるが、そんなある日、友達関係だと思っていた間宮千昭から思いがけない告白を受ける。

登場人物・キャラクター

紺野 真琴 (こんの まこと)

高校2年生。夏休みのある日に、踏切事故に遭遇して時間を飛び越えるタイムリープの能力を得る。放課後に2人の男子クラスメートとキャッチボールをするのが好き。

間宮 千昭

紺野真琴のクラスメート。学校には春に転校してきた。茶髪で、考えるより先に手が出てしまうタイプ。数学の成績は優秀だが、簡単な漢字が読めない。

津田 功介 (つ だこうすけ)

紺野真琴のクラスメート。間宮千昭と共に、真琴の野球ごっこに付き合っている。短髪でスポーツ優秀な優等生。進路は医学部を目指している。

芳山 和子 (よしやま かずこ)

紺野真琴の叔母。30代後半で独身。古い絵画を修復する仕事をしている。少し浮世離れした雰囲気があり、姪の真琴からは「魔女おばさん」と呼ばれている。

藤谷 果穂 (ふじたに かほ)

紺野真琴と同じ高校に通う1年生。津田功介に好意を抱いているが、引っ込み思案の性格でなかなか自分の思いを打ち明けられない。ボランティア部に所属。

その他キーワード

タイムリープ

『時をかける少女』に登場する超能力。一時的に時間を遡り、回避したい出来事や、もう一度やり直したい事に干渉出来る。紺野真琴が助走をつけてジャンプする事で発動する。

クレジット

原作

筒井康隆

監督

脚本

奥寺佐渡子

作画監督

青山浩行 , 久保田誓 , 石浜真史

音楽

吉田潔

制作

マッドハウス

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