概要
桜の季節、鎌倉の中学校に通う関ケンジは、生徒会の書記で同じクラスになった春河カホリにほのかな想いを寄せていた。一方カホリの友人の涼浦ナツキは、幼なじみのケンジへの想いに戸惑いを感じていた。
そんな三人のクラスに、一人の転校生京極リョウイチがやって来た。謎めいたムードの京極に、惹かれていくカホリ。その頃から学園では、前日までとは全く他人の様に変わってしまう生徒や、不登校の生徒が増えるなど、不思議な出来事が起こり始める
登場人物・キャラクター
関 ケンジ (せき けんじ)
古都鎌倉の中学に通う2年生で、両親と妹、祖父の耕児と犬のシロと暮らしている。裏表のない性格の持ち主。クラスメイトの春河カホリに密かな好意を寄せている。隣の家に住む涼浦ナツキとは幼なじみ。
涼浦 ナツキ (すずうら なつき)
ケンジの同級生。幼なじみでずっと一緒だったケンジに密かに想いを寄せているが、それを表に出すことができず、ついついケンジをからかってしまう。
京極 リョウイチ (きょうごく りゅういち)
ケンジたちのクラスにサクラの季節にやってきた謎めいたムードの転校生。輝く砂時計状の装置で、生徒たちの中で眠っていた能力を覚醒させる。
京極の使い魔 (きょうごくのつかいま)
リス状の姿をした謎の生物で、京極の行動を監視している。
春河 カホリ (はるかわ かほり)
ケンジたちの同級生で、生徒会では書記を務める。転校して来た京極に想いを寄せる。趣味はサーフィン。
山際 ゆりこ (やまぎわ ゆりこ)
ケンジたちの同級生。元々ケンジたちより1学年上だったが、前年に携帯電話で起こした事件により留年し、不登校となっていた。京極に能力を覚醒され、学校に復帰。