来世ではちゃんとします

来世ではちゃんとします

いつまちゃんのデビュー作。舞台は性癖をこじらせた人ばかりが働くCG制作会社「スタジオデルタ」。恋の幻想を性の現実で打ち砕く、下ネタ満載のシュールギャグ4コマ漫画。作者の実体験が赤裸々に反映されており、リアリティでありながらも、どこか憎めないキャラクターが魅力的に描かれている。元はいつまちゃんがSNSで発表した作品で、集英社「グランドジャンプ」2018年5号から連載。同社の「グランドジャンプめちゃ」「グランドジャンプむちゃ」にも掲載された。2020年1月から3月にかけてテレビドラマ版『来世ではちゃんとします』のシーズン1がテレビ東京ほかで放送された。キャストは高杉梅を太田莉菜、大森桃江を内田理央が演じている。また、2021年8月から9月にかけてシーズン2、2022年1月には正月SP、2023年1月から3月にはシーズン3が放送された。

正式名称
来世ではちゃんとします
ふりがな
らいせではちゃんとします
作者
ジャンル
下ネタ
 
日常
レーベル
愛蔵版コミックス(集英社)
巻数
既刊12巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

高杉 梅 (たかすぎ うめ)

CG制作会社「スタジオデルタ」で働く女性。3DCGデザイナーを担当している。年齢は27歳。金髪ロングヘアで、スレンダーな体型とギャルっぽい見た目から、遊んでいると思われがちだが処女。BL好きで恋愛に興味がないわけではないが、他者に対して性的欲求を抱くことのない「アセクシャル」で、恋愛経験もまったくない。高杉梅自身も問題あると感じながらも、さまざまな荒療治を行ったものの改善されず、恋愛は完全にあきらめている。しかし、人前では経験豊かに装っているため、その手の下ネタをふられることが多いが、女性同士の下ネタも苦手。会社の同僚である大森桃江とは、あらゆる意味で対極な存在ながら仲がよく、いっしょに行動することが多い。のちにアリをペットとして飼い始め、巣作りする系のペットにハマり、将来はハダカデバネズミをコロニーごと飼うことを目標にしている。

大森 桃江 (おおもり ももえ)

CG制作会社「スタジオデルタ」で働く女性。アニメーションを担当している。年齢は27歳。黒髪ロングヘアで、おっとりとした雰囲気を漂わせているが、承認欲求と性的欲求の塊で、セックスフレンドが五人もいる。誰かに必要とされたい依存体質で、特に高スペックな男性に必要とされることに充実感を覚える。だが肉体を求められるだけで、決して本命になれないことに虚(むな)しさを感じており、情緒不安定気味。会社の同僚である魔性のタラシ男、松田健とはお互いに同族だと勘づいているが、「近場の人に手を出すとロクなことにならない」という暗黙の了解からお互いに不干渉を貫いている。

書誌情報

来世ではちゃんとします 12巻 集英社〈愛蔵版コミックス〉

第9巻

(2022-07-19発行、 978-4087927696)

第10巻

(2023-02-17発行、 978-4087927726)

第11巻

(2023-09-19発行、 978-4087927757)

第12巻

(2024-04-18発行、 978-4087928068)

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