16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム

16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム

2016年12月に刊行された、若木民喜による同人誌『16bitセンセーション』の商業化作品。1992年の日本は、16ビットパソコンの全盛期でエロゲー(美少女ゲーム)黎明(れいめい)期でもあった。美少女ゲーム開発メーカーを舞台に、イラストが得意な大学生の上原メイ子がグラフィッカーとして活躍する姿を描いたクリエイティブ青春コメディ。当時のゲーム制作現場の激務な様子や苦労話だけではなく、業界に影響を与えた実在のゲームや事件など、時事ネタも盛り込まれている。2020年9月14日にKADOKAWAよりコミックス1巻が刊行。コミックス巻末には美少女ゲームについて解説したコラムや対談も収録されている。2023年10月に『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』のタイトルでテレビアニメ化されているが、本作とは設定やストーリーが大きく異なる。キャストは、上原メイ子を堀江由衣、下田かおりを川澄綾子が演じている。

正式名称
16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム
ふりがな
じゅうろくびっとせんせーしょん わたしとみんながつくったびしょうじょげーむ
漫画
ジャンル
ラブコメ
 
ゲーム
レーベル
KADOKAWA
巻数
既刊2巻
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

上原 メイ子 (うえはら めいこ)

とある大学の教育学部に通う女子。年齢は19歳で、赤みがかった濃い茶髪をボブヘアにしている。イラストを描くのが得意で、学童保育のアルバイトでもよく絵を描いていた。パソコンショップ“R”でアルバイトを始めるが、イラストの腕を見込まれてRの2階にあるゲーム会社「アルコールソフト」のサブのグラフィッカーを任される形で、美少女ゲーム制作に携わるようになる。パソコンはもちろん美少女ゲームの知識はまったくなく、エッチなイラストの制作も未経験だったが、メイングラフィッカーの下田かおりたちに指導を受けながら、美少女ゲームの魅力を知ることとなる。やがてかおりと共に、同人活動も始める。

下田 かおり (しもだ かおり)

パソコンショップ“R”の2階にあるゲーム会社「アルコールソフト」に勤務する女性。年齢は21歳で、企画、原画、メイングラフィックを担当しており、趣味で同人活動も行なっている。黒髪ロングヘアで猫耳型の白い帽子をつねに被(かぶ)っている。美少女ゲームに造詣が深く、ゲーム制作に対しても強いこだわりと情熱を注いでいる。新人グラフィッカーの上原メイ子を気に入り、彼女にグラフィッカーとしての技術や心構えなど、さまざまなことを教えている。のちにメイ子とは同人活動でもコンビを組むようになる。

クレジット

原案

みつみ 美里(アクアプラス) , 甘露 樹(アクアプラス)

書誌情報

16bitセンセーション 私とみんなが作った美少女ゲーム 2巻 KADOKAWA

第1巻

(2020-09-14発行、 978-4041097557)

第2巻

(2021-11-06発行、 978-4041116050)

SHARE
EC
Amazon
logo