あかりや

あかりや

さまざまな「あかり」を販売する「あかりや」にやって来る奇妙な客たち。彼らと一筋縄ではいかない「あかり」との出会いを契機に、物語の扉が開かれる。

正式名称
あかりや
作者
ジャンル
ファンタジー
レーベル
眠れぬ夜の奇妙な話コミックス(朝日ソノラマ)
巻数
全1巻
関連商品
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概要・あらすじ

死人たちがあの世とこの世を行き来する「死者の門」は1年に3日間だけ開く。その「死者の門」は「死人のランプ」を持っている者にしかその姿を現さないという。とある少女は生きた身でありながら、「死者の門」をくぐるため「あかりや」で「死人のランプ」を購入する。そのランプとの出会いが少女の人生を狂わせるのだった。

登場人物・キャラクター

店長

古今東西さまざまな「あかり」を売っている「あかりや」の店長を務める男性。しかし普通の「あかり」は一切扱っておらず、店内の商品はすべて曰く付きのものである。人の弱みを見つけるのが得意で、その人にピッタリな曰く付きの「あかり」を売りつける。

キカイ人間

永遠に生きることはできても死ぬことができない、機械でできた人型の少女。いつも親しい人に置いて行かれるばかりで永遠に追いつけないことを苦にして、生きながらにして「死者の門」をくぐり抜けるために「あかりや」で「死人のランプ」を購入する。いつも薄暗い表情を浮かべていたが、のちに「あかりや」でアルバイトをするようになってからは笑顔を浮かべていることが多い。

第2話の男性客

小さいながらも会社を営んでいる男性。容姿端麗な妻を持っているが、容姿の優れていない自分とは不釣り合いだと常々感じており、もしかしたら妻は自分の財産が目当てで自分に言い寄ってきたのではないかと不安に感じている。店長にそそのかされ「真実のランプ」を購入する。

第2話の男性客の妻

第2話の男性客の妻で、容姿端麗な女性。夫に「自分のことを好きか」と訊ねられると、なぜか一瞬間を置いてしまう。いつも無表情で何を考えているかわからない人物。

カティナ=ローデン

弱冠22歳にして某画展最優秀賞を受賞した画家の女性。製作した絵画の数点は王立美術館に展示されているほど。しかし何らかの事故で失明してしまい、現在は画家としての活動を休止している。絵に対する執着が凄まじく、どうにか絵を描くことができないかと考えている。

第4話の男性客

カティナ=ローデンの弟。幼い頃に両親を失い、姉弟2人で暮らしていたため大変姉想い。視力を失ってから荒れているカティナのために「あかりや」を訪れた。

第5話の男性客

何もないはずの部屋に取り憑かれてしまった男性客。何もない薄暗いだけの部屋なのに、ここには何かがあるはずだと強迫観念に囚われ、部屋を隅々まで照らすことができるモノを求めて「あかりや」を訪れた。なぜか一度ランプを購入した後も、何度も「あかりや」を訪れている。

第6話の女性客

曇りない輝かしい生活を送ってきた女性。しかし年老いた現在では落ちぶれてしまい、小汚い部屋に住まう醜い老婆に成り果ててしまった。これは自分が人生の選択をどこかで間違えてしまったせいだと考え、過去を変えるために「あかりや」を訪れる。

第7話の男性客

母親に褒められることが大好きだったが、母親に先立たれ、生きる目的を失ってしまった。母親の後を追うために「死人のランプ」を購入しようと心に決め、「あかりや」を訪れた。

書誌情報

あかりや 全1巻 朝日ソノラマ〈眠れぬ夜の奇妙な話コミックス〉 完結

第1巻

(2012年2月7日発行、 978-4022131713)

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