概要・あらすじ
おじゃる丸はエンマ大王のシャクを手に千年前の妖精界から現代にやってきた、5歳になる貴族の子。現代では月光町で出会った少年・田村カズマの家に、お世話係の電ボ三十郎とともに居候している。
シャクを取り返すためにやってきた子鬼トリオから逃げ回りながら、今日もおじゃる丸はカズマたちと一緒に楽しくまったりとした一日を過ごしていく。
登場人物・キャラクター
坂ノ上 おじゃる丸 (さかのうえ おじゃるまる)
5歳になる妖精界の貴族の1人息子。雅な世界で悠々と生活してきたために独特な感性の持ち主で、「まったり」が口癖の悠々とした性格をしている。エンマ大王のシャクを奪い、その流れで現代へと飛ばされてきた。 そのためシャクを取り戻そうとするエンマ界の子鬼らから追いかけられている。現代に来て以来、プリンが大の好物。
電ボ三十郎 (でんぼ さんじゅうろう)
先祖代々、坂ノ上家に仕える電書ボタル一族の30番目の生まれで、丁寧な口調で喋るホタル。千年前の世界と現代の月光町を行き来し伝言を伝えることが主な仕事であるが、それのみならず日々おじゃる丸の世話係としても奔走している。 非常に惚れっぽい性格で様々な相手に恋しては失恋を繰り返している。
子鬼トリオ (こおにとりお)
腕白なリーダーのアオベエ、鬼なのにヒヨコに見えてしまうキスケ、しっかりもので優しい女の子のアカネの3人のこと。おじゃる丸が持つエンマ大王のシャクを取り戻そうと押しかけてくる。
オカメ姫 (おかめひめ)
ヘイアンチョウ美人として有名。親同士が決めたおじゃる丸の許嫁。おじゃる丸の心をわしづかみにするためにダイエットしたり、愛ちゃんからプリンの作り方を教えて貰ったりと、健気な女の子。だが、おじゃる丸は素っ気ない。
田村 愛 (たむら あい)
田村 カズマの優しいお母さんで、32歳の主婦。近くのスーパーでパートをしている。お菓子作りが得意であり、特製プリンはおじゃる丸の大好物。
田村 カズマ (たむら かずま)
月光小学校に通う小学2年生で、素直で心優しい男の子。自宅に居候中のおじゃる丸を弟のように可愛がっており、運動が苦手なおじゃる丸をリュックの中に詰め込んで、背負いながらよく一緒に行動をしている。 小石をこよなく愛しており、河原にいくたびコレクションしている。
その他キーワード
エンマ大王のシャク (えんまだいおうのしゃく)
元々はエンマ大王が持ち主であった、意思を持つピンク色の笏。変幻自在で不思議な力を有する。現在はおじゃる丸が所持している。