概要・あらすじ
月の暦から太陽の暦に改暦された日本では、人間と妖怪が共存していた。しかし、人間主導による改暦に反発した一部の妖怪たちが、不可解な事件を起こすようになってしまう。それら妖怪絡みの事件を解決するため、陸軍と妖怪は手を組んで、「妖人省」を設立。
登場人物・キャラクター
西王母桃 (ざくろ)
気の強い半妖怪の少女。強い妖力の持ち主で、「妖人省」の中でも戦闘能力は抜群。総角景とペアを組んで活躍する。牛乳が嫌い。
橙橙 (だいだい)
乱杭に仕える双子の姉妹の半妖。百緑の妹。乱杭に憧れており、自身より優れた能力を持つことで徴用されている百緑を嫉妬している。
鬼灯 (ほおずき)
見た目が瓜二つな双子の半妖怪で、雪洞の妹。「妖人省」では雪洞とともに花桐丸竜とチームを組む。
花桐 丸竜 (はなきり がんりゅう)
最年少の陸軍少尉。「妖人省」では双子の半妖怪雪洞・鬼灯とチームを組む。自信家タイプだが、素直なところもある。背が小さい。
総角 景 (あげまき けい)
由緒ある軍人家系に生まれた陸軍少尉で、「妖人省」では主人公の西王母桃とパートナーになる。容姿端麗で上品、熱い正義感を持つが、実は妖怪が苦手。
乱杭 (らんぐい)
美しい容姿で男を誘惑しては喰らっている、残忍な女郎蜘蛛の妖人。半妖の姉妹、百緑橙橙を部下に仕えている。
雪洞 (ぼんぼり)
双子の半妖怪で、双子の妹鬼灯とはテレパシーのようなもので会話することができる。「妖人省」では花桐丸竜と鬼灯とともにチームを組む。
櫛松 (くしまつ)
妖人省に務めている西王母桃ら半妖の少女たちをやさしく見守る、母親のようなお目付け役。
百緑 (びゃくろく)
乱杭に仕える双子の姉妹の半妖。橙橙の姉。幾度となく西王母桃らの前に立ちはだかる。双子だが、橙橙より能力が高い。
薄蛍 (すすきほたる)
主人公の西王母桃とは幼馴染みの半妖怪。「妖人省」では芳野葛利劔とパートナーになる。暦で運勢を読む占いが得意。内気で物静かだが、芯は強い。
芳野葛 利劔 (よしのかずら りけん)
身体が大きく、口数の少ない陸軍少尉。「妖人省」では薄蛍のパートナーになる。総角景の士官学校時代の同期で、弓の名手。
花楯 鷹敏 (はなだて たかとし)
総角景たちの上官で、陸軍中尉。「妖人省」の設立にも関わった軍人。
クレジット
原作
おとめ妖怪 ざくろ (おとめようかいざくろ)
人間と妖怪が共存する異世界の日本を舞台に、半人半妖の少女ざくろが、仲間の妖人や軍人とともに奇怪な事件を解決する、和風ファンタジー長編。ラブロマンス要素も盛り込まれ、妖人のざくろたちと人間の軍人たちがお... 関連ページ:おとめ妖怪 ざくろ