概要・あらすじ
浮世絵町の屋敷に住む中学生奴良リクオは、妖怪たちのトップに立つぬらりひょんの孫で、奴良組の三代目総大将と目される若頭。他の妖怪たちの派閥との抗争の中で、宿敵・羽衣狐と出会い、新たなる壮絶バトルが始まっていく。
登場人物・キャラクター
奴良 リクオ (ぬら りくお)
妖怪の総大将であるぬらりひょんを祖父に持つ、妖怪のクォーター。浮世絵中学校に通う男子中学生。妖怪に変化することができるのは、クォーターであるため夜間のみ。祖父が率いる奴良組の三代目総大将を目指す。
黒田坊 (くろたぼう)
主人公の奴良リクオの祖父ぬらりひょんが率いる奴良組に所属する、「暗殺破戒僧」の異名を持つ妖怪。法衣の中には無数の武器が仕込まれ、多彩な技を繰り出す。
青田坊 (あおたぼう)
主人公の奴良リクオの祖父ぬらりひょんが率いる奴良組に所属する破戒僧。奴良リクオの世話係で、彼を守るために人間の姿になり、倉田として同じ学校に通う。力を制御するための髑髏の首飾りを外すと、本来の強い力を発揮する。
雪女 (ゆきおんな)
主人公の奴良リクオの祖父ぬらりひょんが率いる奴良組に所属する妖怪。奴良リクオの世話係で、彼を守るために人間の姿になり及川氷麗として同じ学校に通う。吹雪を起こして相手を凍り付かせる「呪いの吹雪・雪化粧」などの技を使う。
ぬらりひょん
主人公の奴良リクオの祖父で、妖怪の頂点に立っている。また、奴良組の初代総大将。二代目だった息子は早くに亡くなってしまったため、奴良リクオが三代目総大将になってくれることを望んでいる。
清継 (きよつぐ)
主人公の奴良リクオと同じ浮世絵中学校に通う同級生の男子中学生。大金持ちの御曹司。小学生の頃、妖怪に変化した奴良リクオに助けられたことをきっかけに、「清十字怪奇探偵団」を結成して妖怪の研究に励む。
花開院 ゆら (けいかいん ゆら)
主人公の奴良リクオと同じクラスの女子中学生で、陰陽師の本家の娘。妖怪退治を目標にしており、修行のために転校してきた。複数の式神を一度に使って妖怪を退治するなど、陰陽師として高い能力を持つ。
首無 (くびなし)
主人公の奴良リクオの祖父ぬらりひょんが率いる奴良組に所属する容姿端麗な妖怪の青年。首が胴体と離れて宙に浮いている。敵に糸を巻き付けて攻撃する暗殺術を使用する。
羽衣狐 (はごろもぎつね)
京都で妖怪のトップに立つ狐の妖怪。陰陽師の花開院家の宿敵であり、主人公の奴良リクオの父親を殺した仇。転生を繰り返す妖怪で、そのたびに強さを増していく。
クレジット
原作
ぬらりひょんの孫 (ぬらりひょんのまご)
大妖怪ぬらりひょんの孫である奴良リクオが、妖怪たちの起こす騒動や勢力争いに巻き込まれながらも、祖父が築いた奴良組をまとめ成長していく姿を描く。任侠の世界をモデルとして、現代における妖怪の組織を描いてい... 関連ページ:ぬらりひょんの孫