概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
香沢 麦 主人公
22歳で長髪の、現在売出し中のイラストレーター。O阪芸大休学中で、在学中はケンカっぱやい過激な兄ちゃん。学生時代からの友人青田日出夫からは、バクちゃんと呼ばれる。半年間付き合っていた洋子に振られてヤケ... 関連ページ:香沢 麦
仙太郎
『ぴくぴく仙太郎』の香沢麦が飼っているペット。愛嬌があり、とても人懐っこい。名前は祖父のものをそのままつけた。麦が池袋の夜店で、酔った勢いで購入した赤ちゃんウサギ。だが、生後ひと月ほどのウサギの死亡率... 関連ページ:仙太郎
みや
『ぴくぴく仙太郎』に登場する子猫。香沢麦が酔った勢いで拾ってきたメスの子猫。実際はさなえちゃんという飼い主がおり、彼女たちが祖母の家へ遊びに行く途中、みやが車の窓から飛び出し、行方不明となっていた。し... 関連ページ:みや
さなえ
左右におさげを付けた女の子で、みやの飼い主。香沢麦がみやを拾って以来、家族ぐるみの付き合いをしている。母と父がいる。ときおりみやを麦にあずけて出かけることもある。また逆に、麦が取材などで遠出するときは... 関連ページ:さなえ
ちー
『ぴくぴく仙太郎』に登場するハムスター。眼鏡と口髭を付けた、一見会社の重役風のおじさんが飼っている白いハムスター。元の飼い主は娘夫婦。だがアメリカへ転勤に行ったため、しかたなく飼っていたが、そのうち溺... 関連ページ:ちー
大高
香沢麦を担当する、好男社の編集者。眼鏡をかけた女性。ときどき天然ボケをかます人。麦が病気になったときは、見舞いに来て、何も食べていない彼に料理を作ったりしたこともあり、姉御的な一面も見せる。また、編み... 関連ページ:大高
青田 日出夫
香沢麦とは学生時代からの友人で、イラストレーター仲間。麦がケンカっぱやい頃を知っている1人でもある。ネコフェチで、猫の言葉がいくらかわかる。麦が迷っていた子猫のみやを連れて帰ったとき、みやが飼い猫であることを探り当てた。さらに、みやの名前や、なぜ迷子になったのかなど、猫語から読み取っている。
洋子
香沢麦と半年間付き合った彼女。麦に別れを告げたのは本心ではなく、彼があやまれば許すつもりだった。しかし、1ヶ月たっても麦から連絡がないため、ついに自分から仲直りの電話をする。だが、仙太郎のいたずらによって、仲直りはかなわなかった。
紋次郎
『ぴくぴく仙太郎』に登場する犬。ブロックの隙間から鼻づらを出すのが趣味の飼い犬。小さな生き物が大好きで、仙太郎とは大の仲良し。おすわり、お手、ふせなどの芸ができる。夜は1時間ごとに庭の見回りをする。
茨木
眼鏡をかけた堅物そうな男。文芸口論の編集者で、たびたび香沢麦に小説の挿絵を依頼している。麦のイラストアップを待っているときに、人懐っこい仙太郎と友達になる。そして、自分も5匹のウサギを飼うようになる。仙太郎の毛替わり時期には、麦にブラッシングの講習を行ったりしている。
ポッポちゃん
『ぴくぴく仙太郎』に登場した鳩のヒナ。ある日、香沢麦の庭でうずくまっていたヒナで、ノドに石を詰めてしまった。麦は病院で手術を受けさせ、一命を取り留めている。気が強いヒナで、仙太郎が近づくとくちばしでつついて攻撃している。手術を受けた夜、寝転んだ仙太郎の上で眠っていたが、そのまま死んでしまう。
まりちゃん
香沢麦がよく行く喫茶店、コーヒー・ジャパンのアルバイトの娘。麦も認めるかわいい女の子。麦のイラストのファンで、麦自身にも恋心をもっている。麦の家に遊びに行くが、麦の頭には仙太郎のことしかないので、あき... 関連ページ:まりちゃん
沢木 萌子
好男社の新人編集者で女性。病欠した大高の代わりに、麦のイラストを受け取りに来た。彼女は動物が苦手だったが、ピンチになった仙太郎を助け、それがきっかけとなり仙太郎と友達になった。
場所
香沢麦の家
『ぴくぴく仙太郎』に登場する建物。香沢麦が仙太郎といっしょに住んでいる家。西部鉄道のひだりケ丘駅から徒歩20分の一軒家で築20年。平屋建てだが、階段がついている少し変わった家。庭もあり、ゴミ収集に間に合わなかった生ごみは、ここに深く穴を掘って埋めている。