め組の大吾 救国のオレンジ

め組の大吾 救国のオレンジ

曽田正人の代表作の一つである『め組の大吾』の続編。現代に近しい時代背景を持つ東京都幡ヶ谷区を舞台にしている。生真面目で人命救助にひたむきに取り組む救急隊員の十朱大吾と、彼のよきライバルである斧田駿や中村雪が数多の災害に立ち向かう姿を描いたレスキューアクション。臨場感あふれる救難活動や災害に遭遇した人々を巡る命のやり取り、人間模様が丁寧に描かれる。講談社「月刊少年マガジン」2020年11月号から連載。

正式名称
め組の大吾 救国のオレンジ
ふりがな
めぐみのだいご きゅうこくのおれんじ
作者
ジャンル
消防・救急
レーベル
KCデラックス(講談社)
巻数
既刊10巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

十朱 大吾 (とあけ だいご)

消防士の青年。特殊救助隊員に所属している。伝説の消防士と名高い朝比奈大吾と同じ「大吾」という名前を持つ。救助隊員としての資質は極めて高く、東京消防庁の救助研修を終えた直後に特殊救助隊員を拝命するほど。この類稀(まれ)なる才能から、同期の斧田駿や中村雪からはあこがれと嫉妬の気持ちを抱かれている。被災者を救援することを第一に考え、ロッカーに救助した被災者の数を記録するなど、偏執的な一面が見え隠れしている。また、一生をかけてやらなければならない使命があると語っており、災害現場では要救助者を救うためなら自らの危険を顧みない。駿からは、いつかこの傾向が十朱大吾自身の命を奪うのではないかと危惧されている。

斧田 駿 (おのだ しゅん)

消防士の青年。特殊救助隊員に所属している。同僚の十朱大吾にライバル心を抱いているが、彼のひたむきな姿勢に好感を持っている。その一方で、大吾が人命救助のためならどんな危険もいとわないことを懸念している。大吾同様に救助隊員としての資質は高く、東京消防庁の救助研修を終えた半年後に特殊救助隊員を拝命する。一方、少々お調子者なところがあり、斧田駿自身が発した言葉を後悔することも少なくない。かつて高校時代の同級生だった中村雪に思いを寄せており、消防士を志したのも高校時代の彼女が消防士にあこがれていたためである。

クレジット

その他

冨山 玖呂

前作

め組の大吾 (めぐみのだいご)

幼い頃に火災に巻き込まれたところを、消防士に救われた朝比奈大吾。それをきっかけに消防士に憧れるようになった彼は、高校卒業後に千国市消防局めだかヶ浜出張所所属の消防士になった。数々の修羅場を通して、大吾... 関連ページ:め組の大吾

書誌情報

め組の大吾 救国のオレンジ 10巻 講談社〈KCデラックス〉

第1巻

(2021-04-16発行、 978-4065218310)

第2巻

(2021-06-17発行、 978-4065237304)

第3巻

(2021-10-15発行、 978-4065247006)

第4巻

(2022-02-17発行、 978-4065264676)

第5巻

(2022-08-17発行、 978-4065286104)

第6巻

(2022-12-15発行、 978-4065297575)

第7巻

(2023-05-17発行、 978-4065316641)

第8巻

(2023-10-17発行、 978-4065330609)

第9巻

(2024-02-16発行、 978-4065343401)

第10巻

(2024-08-16発行、 978-4065362549)

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