概要・あらすじ
七雲市の消防局に所属する兎原第1小隊は、「ファイヤーラビット」という通称で知られている消防隊。変人揃いで型破りなファイヤーラビットだったが、解決不可能といわれた現場でも多くの人々を救ってきた実績で、他の消防士からも高く評価されていた。七雲市に住む兎高まひろは、運動は苦手だが天才的なゲーマーの男子高校生。数年前に両親と死別して叔父の家で暮らしていたまひろは、高校卒業後すぐに自立できるよう、数々の資格を取りつつ、プロゲーマーを目指していた。プロ契約がかかったゲームの全国大会の前夜、都内のホテルに宿泊していたまひろは、そこで火災に遭遇する。出張のために現場近くを通りかかったファイヤーラビットの消防士、天道樹も消火活動に参加。逃げ遅れたまひろを救出するため、天道は命を落としてしまうのだった。翌日、まひろは全国大会で優勝しプロ契約を勝ち取る。しかし絶体絶命の状況にあっても明るく笑っていた天道と出会った事で、まひろは消防士に憧れ始めていた。そんな気持ちを感じ取り、まひろの前に天道の幽霊が姿を現すのだった。幽霊になっても明るい天道に助けられ、半年後、まひろは消防学校を卒業。消防士となったまひろは、かつて天道が所属していたファイヤーラビットに配属されるのだった。
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