概要・あらすじ
人里離れた山奥。そこには心優しい長女・いいな、しっかり者の次女・あると、そして司書になったばかりの末っ子・こころの三姉妹が切り盛りする「ココロ図書館」がある。めったに利用者は訪れないが、多くの人に本の楽しさを知ってもらい、今は亡き父が残した図書館を何とか盛りたてようとがんばる三人。
そんな日々の中で、こころは色々な人とふれ合いながら、少しずつ成長していくのだった。
登場人物・キャラクター
こころ
図書館の司書三姉妹の末っ子で、10歳になったのを機に司書として姉たちと共に働くようになる。本を読むのが大好きで、その楽しさを少しでも多くの人に知ってもらおうと日々奮闘する。愛読書はひめみやきりん先生の少女小説。
いいな
図書館の司書三姉妹の長女で館長代理も務めている。ほんわかのほほんとした性格で、いつも妹のあるとを心配させている。こころのことを溺愛しており、自慢のカメラでこころの可愛い写真を撮りまくるのが趣味。 あるとがこころと仲良くしている所に出くわすと、嫉妬の炎を静かに燃やすこともしばしば。のほほんとした外見とは裏腹にパソコンが得意。
あると
図書館の司書三姉妹の次女で、姉妹で一番のしっかり者でリアリスト。実は「ひめみやきりん」のペンネームで小説家の仕事もしているため、仕事疲れもあっていつでもどこでも寝てしまうクセがある。 小説の印税が図書館の運営資金にもなっているが、こころもいいなもその事に気づいていない。
岡島 朱葉 (おかじま あかは)
図書館近くの別荘に住んでいる9歳の女の子。こころの友達で、数少ない図書館の常連さん。