概要・あらすじ
新しく赴任してきた新任教師、木林呪理は除霊や降霊もこなす程の高い霊能力を備えていた。そこで、付いたアダ名は霊媒先生。しかし、この霊媒先生、霊能力は高いものの、世間知らずで一般常識を著しく欠いた欠陥教師だった。
そのせいでクラスの生徒はもちろん、召喚したお化けや妖怪、神様まで振り回されるハメに。非日常的な出来事が日常となってしまった霊媒先生のクラスでは、今日も生徒たちの悲鳴が響き渡るのであった。
登場人物・キャラクター
木林 呪理 (きばやし じゅり)
霊媒先生と呼ばれる、オカルトに詳しい教師。霊能力に加えて動物との会話、宇宙人との交信、神の召喚など、様々な能力を操る。反面、一般常識には非常に弱い。非常に面倒臭がり屋で、授業を自習にしたり、除霊をサボったりするなど、およそ教師らしくない一面も持つ。 趣味は降霊、特技は除霊。大好物はプリン。
エマ
中学2年生の留学生で金髪碧眼が特徴。日本大好きだが、特に時代劇が好み。しかし、微妙に日本を勘違いしている面もある。オカルトにも興味を持ち、ゾンビ映画には造詣が深い。またゲーム好きでもある。 特に格闘ゲームが得意で、尊敬する人物は「♯ウメハラ」らしい。
新田 エリ (にった えり)
中学2年生の女の子。木林呪理に♯織田信長を降霊させられたことが原因で、大人しかった少女が男勝りで気性の激しい性格に変わってしまった。魂が♯織田信長だからなのか、電化製品を見るたびに現代科学の力に驚いている。
若宮 ひな子 (わかみや ひなこ)
飼育委員を務める中学2年生の無口な少女。被害妄想が強く人間不信気味で、動物や草花と一緒にいることが多い。しかし赤城チナツ、美幌素子、エマとは仲がいい。
美幌 素子 (みほろ もとこ)
ティッシュの空き箱が上履き、お菓子の空き箱が筆箱、下着が新聞紙など、極端に貧乏な中学2年生の女の子。細身だが大食漢というギャップを見せる。赤城チナツとは幼馴染。
赤城 チナツ (あかぎ ちなつ)
身体能力の高い明るく元気な中学2年生の少女。運動神経がよくスポーツ万能なのはもちろん、視力もズバ抜けていい。反面、勉強は大の苦手で料理も下手である。美幌素子とは幼馴染。
吉居 あきこ (よしい あきこ)
容姿端麗な中学2年生の女の子で、クラスのアイドル的存在。オカルトマニアで、百鬼夜行に登場する妖怪の名前を憶えているほど。木林呪理の隠れファンでもある。
厄災三姉妹 (やくびょうがみさんしまい)
人類の天敵ともいえる、厄災をもたらす神様たち。長女が貧乏神、次女が疫病神、三女が死神となる3人組で、常に物騒な話をしながら3人一緒に行動している。外見は可愛らしい人間の女の子そのものの姿をしている。
黒ねこ (くろねこ)
『ほんとにあった!霊媒先生』のマスコット的存在であるメタボ気味な野良猫。人間に愛されたいという希望はあるものの、黒猫であるが故に人間に不吉なイメージを持たれているのが悩み。そのイメージを払拭しようと日々努力するものの、ことごとく失敗している。
ねこ先生 (ねこせんせい)
白い長毛種の飼い猫。高度な知識を身に付けており、語尾に「ぞな」「ぞなもし」と付けて話すのが特徴。黒ねこの相談相手でもあるが、黒ねこをおちょくって楽しんでいる節がある。孫が108匹いるらしい。
クレジット
原作
ほんとにあった!霊媒先生 (ほんとにあった れいばいせんせい)
霊能力をもった霊媒先生・木林呪理が新任教師としてやってきた。一般常識にとらわれず、何もかもをオカルトでこなし、教室は妖怪や幽霊で溢れかえるようになる。各話ごとに木林呪理や生徒の話と、黒ねこを中心とした... 関連ページ:ほんとにあった!霊媒先生